【4/6シリーズQ&A‼️】(メインライン)リーダー?関連性と考え方を教えて。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

【4/6シリーズQ&A‼️】(メインライン)リーダー?関連性と考え方を教えて。

講習会やセミナー時に話す内容をメモ等に書き留め、それに基づいて講習会内容を進めている小生。
今日の【いいぶさ日記】はシリーズ6回のQ&A、その第4回を更新します。
メモ書きに手直しを少し加えての投稿です。講習会やセミナーではこうしたいくつかの課題を最初に出し、その解説を踏まえた動きで行なっております。
※本文と関係ありません

(メインライン)リーダー?関連性と考え方を教えて。

当たり前過ぎる事を聞いてしまって申し訳ないのだが…「皆さん、ラインシステムは組めますか?」講習会時に会場に集まって下さった方へ問いかけてみた。

ちょっと失礼かなっと思いながらも、まずは問いかけ。すると数人の方が「うまく結ぶ事が出来ない」という貴重なご意見を下さった。ここからラインシステムの話しがスタートとなった。

PRノット、FGノット等「摩擦系ノット」と言われるシステムが現在一般的であり、小生は主に「PRノット」を組む様にしている。
この理由として「PRノット」は専用に近いボビンの器具が必要となってしまうのだが、船の上(現場)でも100%に近い強度で結ぶ事が出来るノットなのだ。それに比べ手で編む「FGノット」「練習量=安定強度」となり、初心者の方は安定したライン結束強度を出すのはなかなか難しい。
こうした違いと強度への追求を講習会では述べさせていただいたのだ。

《平松流ライン設定》(ジギングでのお話し)

ジギングで小生が特に声を大きくして伝えたいのが「PEラインの太さ(号数)に慣れる様にする。」である。
魚のサイズやフィールドに合わせた号数を使い分けるのではなく、自身がそのラインの限界強度やクセなど(潮流の絡み具合等も)をわかる様にする。※これはまた別の場面で解説します。
※本文と関係ありません
小生はどんな状況でもメインPEラインを最初は「4号」にしている。
積丹半島だろうが、九州対馬だろうが、宮崎のカンパチ狙いだろうが、韓国済州島だろうが、とにかく最初は「4号」で水中の様子をチェックする。落とすメタルジグは水深に関わらず200g。

これは小生のジギングスタイルにおいて「PE4号」という強度、特性、クセ、太さ、質感、が身体に染み付いているからだ。
どんな場面でも4号で通して来たから、4号での対応なら持っている引き出しのストックも多い。それをうまく使い分けられるからなのだ。後はリールのドラグを使い、そして全身を使ってやりとりする。

「掛けてからの事よりも、掛ける事への執着心。掛ける事を最優先」という考え方なのだ。

これが全てにおいてラインに対しての小生のスタイルとなっている。

●ジギングにおけるリーダーはナイロンリーダー?フロロカーボンリーダー?

これは何度も差な座間な場面で解説して来ているが小生は間違いなく「フロロカーボンリーダー」である。それも長めに取る様にしている。
初心者の方は本当に最初は使いにくいと思います。特に、スピニングタックルは尚の事です。

(「釣り糸→ハリス」の信頼って一番大切かも。)

小生はダイビングもしています。これは魚の生態を知りたい、という事と自身が開発して来たメタルジグの動きを自身が肉眼でチェックしたいから、です。これはポッパーなどプラグも同じことが言えますが。

ある時、水深が18M。沖縄、ケラマ諸島でメタルジグとポッパーのテスト動作チェックをした時の事。(30代前半の頃)

当時からジギングにはフロロ、キャスティングにはナイロン、として使い分けて来ていましたが、この時に確信的なことを見てしまったのだ。

水深18Mのエリアでメタルジグを投入してもらい、アンカー打ちしてある船の上でジグを操作する、というものなのだが、エアーを出しての合図になかなかメタルジグを投入してくれない。

水中で待っていたのだが…おかしい、とその近辺を探しながら動くと見えたのはPEライン。→ただ単純にフロロカーボンを見つけられなかっただけなのだ。

ラインを掴み引っ張りメタルジグのアクションを水中動画で撮影していると、フロロカーボンは太陽光を「透視」させているのに対し、ナイロンリーダーは光(太陽光)を弾く様にして屈折させ反射を起していた。はっきりと「ナイロンリーダーここにあり!」というのが見えたのだ。

フロロカーボンは「透かし」し、人間の眼で見えにくくなる。ナイロンリーダーは「リーダー自体が太陽光を反射する事でシルエットまでをもハッキリとさせてしまう」のだ。
※本文と関係ありません
これを実際に自身が確認したことにより「ルアー」(メタルジグ)を操作する時の「信頼度」がはっきりとした。

だからスピニングタックルで扱いにくいフロロカーボンでも「魚を掛けるため」を優先しての選択となり、リーダー(フロロカーボン)が魚を釣った時などスプールから浮き出してグチャグチャになる事をめんどくさがる事が「釣れないスパイラル」へと繋がっていくのです。

※キャスティング時のリーダーはナイロンリーダー。またキャスティングをする際、指掛けをするのはメインのPEラインではなく、ナイロンリーダーで指を掛けることの重要性も考える様にしてもらいたい、ということを付け加えておきたい。

なお、第5回、第6回もまたタイミングをみて更新していこうと思っております。

スポンサーリンク
patagonia
パタゴニア
patagonia
パタゴニア

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

keitanhiramatsu