【リールのハンドルノブ、志向が分かれますよね】平松慶は、こう考える。あなたは、どっち派⁉️

つり
私はメインスピニングリールとしてPENNリールを使用しています。

ダイワ社、シマノ社などもこれまで使ってきましたが、現在は100%でPENNリールを使用。PENNリールを再び使用するようになったのは、スラマー3モデルからになりますが、古くはスピンフィッシャーなども使ってきました。

当時のスピニングリールは、どこのメーカーもPEラインの登場により、壊れてしまう欠点がありましたが、日本メーカーが世界のスピニングリールを大きく変えて、壊れにくい素晴らしいスピニングリールにしてくれました。

それに伴い、ドラグ性能の向上も大きく進化し、最高なものになっています。

こうしたスピニングリールの発展を見てきて、私はハンドルノブについての好みもはっきりしてきました。

硬化プラスチック性のものから手に馴染む樹脂ノブ、アルミノブ、EVA素材のノブ…と様々な素材が使われて各々の好みに合わせた選択も出来るように。

カスタムイメージが強いハンドルノブですが、古くはリールサイズに対して付属されているリールハンドルの強度が足らなくて折れてしまう…だから強度重視のカスタムパーツもリリースされていました。

そうした製品に対しての向上と共に、使いやすさ、といった部分への意識もアングラーに持たせてくれる様に。

パタゴニア

【リールのハンドルノブ、志向が分かれますよね】あなたは、どっち派⁉️

私は、そんな環境でいくつかのハンドルノブを使用し、自分自身にあった(フィットした)ハンドルノブはどれなのか…を見つけるのが毎シリーズの悩みであり、楽しみでもあります。

PENNブランドで言えば、スラマー3とスラマー4は大きな差もないので、あまり直視してこなかったのですが、スラマー4とオーソリティを使い比べるに当たり、ハンドルノブだけは疑問というか、希望というか、思いが出ています。

これはまだ試していないのですが、私個人の感想になるのですが、ハンドルノブへのこだわりがどうしても固まっており「こうして欲しいなぁ」という感情が抑えられません。

その部分が今回の内容になります。

スラマー4 HSシリーズに付属パーツで入っているEVAハンドルノブ、これをどの本体にも交換して使用しています。

PENN社スピニングリールはキャスティングでもジギングでも使用しており、ロッドワーク以上にリーリングでのルアー操作がスタイルな私にとっては、リールハンドルは本当に重要になっています。

握った感覚を最重要視し、握りしめた時のノブ強度、腕へのフィット感、軽さ、これらが重要視する部分です。

オーソリティにも付属パーツとしてハイパロン製ハンドルノブが入っています。

ノブの握る部分は強度スポンジをイメージしてもらえたら分かりやすいかな。このハンドルノブへの不満が個人的に少しあるので、スラマー4 HSシリーズに付属されているEVAノブと交換装着させたい、という思いに刈り立たされています。

キャスティングで使用する際のノブ素材はオーソリティの付属ノブ、ジギングで使用する際に使うノブはスラマー4 HS付属ノブ…。

これらを使い分けようとすると、リールもしくはハンドルノブが何台(何個)あっても足りません…。

しかし、キャスティング時とジギング時のリールノブを握る感覚が大きく違い過ぎているため、本当ならば今すぐにでも使い分けていきたい。

総販売先のピュアフィッシングさん、ご無理を承知でお伝えしますが、ぜひこれらの意見を吸い上げてくださいね…(笑)。
共通パーツかは、後日スポンサーの許可を得て試してみます。

では、何がどう違うのか。

私のハンドルノブでアルミノブは、この内容では論外にさせて頂きます。私が思っているアルミハンドルノブの欠点は、いくつかありそちらを書き上げておきます。

●滑る。ナブラ打ちなどのタイミングで手返しの多さとスピーディーな動作をする際に、濡れた手で握ることで滑りが出てしまう。
雨の時だけでなく、1尾釣った魚のルアー外しですぐにナブラが消えていない時に投げたい、ナブラ打ちはヒットするタイミングが多くなっており、すぐにでも投げたいし、すぐにリーリング動作が必要となる。
これは昔、カツオ釣りやキハダ釣りで本当にストレスになったので「もう嫌だ」と思った感想。

●季節で握りが冷たい。
冬の時期。私はGTなどの大型ルアーをキャストする釣り以外は、出来るだけフィッシンググローブを装着しないスタイル。
悴んだ手を息で温めて釣りをしている方が、魚からの細かなコンタクトも得られるのでグローブを出来る限り使わない様にしている。
そんな冬に感じた「冷たさ」
これ、ものすごく嫌。だからアルミノブは避ける様にしているのです。

大きく分けて、この2つになりますが、利点もあります。

アルミノブは耐久性に優れている。軽さに対しての耐久性、これはかなりパフォーマンスがよく、利点だと言えます。強度もあるので、大型魚とのファイトでも安心に繋がります。

74kgのイソマグロを20分でキャッチした際、ノブを握る力が入り過ぎて、ファイト後に手が痛くなった思い出もありますが….ね。

樹脂製のノブ(主にシマノ2000年前半タイプ ステラなどに純正パーツとして使用されているノブ)は経年劣化が起こり、いつの間にかノブがベタベタしてくる。

更に数年経過すると、その樹脂が溶けてくる…これには困りました。私の保管状況が悪かったからかもしれませんが、楕円(タマゴ型)の樹脂ノブが溶ける様な劣化で嫌な思いをしました。

当時、シマノさんにサポートして頂いていたので、その度にハンドル交換をお願いしていたので対応出来ましたが、今自宅保存している古いステラのノブは握りたくもないほど、ベタベタしちゃっています。

ここまでオーソリティ交換強度スポンジノブ(ハイパロン製)は不快な事はないのでまだ良いのですが、大型魚とのファイトやヘビージグの操作には向かないと感じます。

ハイパロン製ノブ

その理由が、ハイパロン製ノブ自体が軟らかいからです。

私は一般の方よりも握力が強いのはよくわかっています。ただ、それを考えなくてもハイパロン製ノブの「強度」が足らずに、ノブを止めるための筒パーツに指先が当たり、切れてしまいそうになります。

これは正直なところ、相当なストレスです。

ハンドルノブにインパクトを入れたしゃくり方をするので、どうしてもノブに対して力が入ってしまうため、こうした箇所への問題が見えてきます。

オーソリティハイパロン製ノブに対してスラマーHSタイプ交換ノブはそこそこの強度があり、10年近く使い続けているEVAノブのくたびれもありません。

側の内部はコルクの様な物が仕込まれているのだろうか…とも考えていましたが、内部確認のために切り裂いて中をみるだけのパーツの余裕と勇気がなかったので事実はそこまで調べられていません。

EVAノブ

ただ、本当にスラマーの交換ノブが私には今のところ一番のお気に入りになっています。

こうした釣具へのこだわりはこれからも持ち続けていきますし、その気持ちをなくしたら製品開発などの意欲も無くなってしまいます。

だから常に「今よりも良い環境で釣りをする」気持ちと向上心を無くさない様にして釣りを楽しんでいきたいと思っています。

今回は、私が感じているスピニングリールのハンドルノブへの不満や希望、そういった内容でした。皆さんは、そんな意見ってお持ちではないでしょうか?完全なる私本意の気持ちをこうして綴ってみました。

※あくまでも完全な平松慶個人の意見です。ご了承ください。意見になります。
「平松慶のハンドルノブの好みはEVA製ノブだから、スラマーのEVA製ノブを贔屓した内容で偏ってスミマセン。」ってイメージで描いちゃいました。ご了承下さい。

パタゴニア プロビジョンズ

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