【続いているTV撮影で次は長崎県対馬入り】ヒラマサ道場で稽古をした披露場面で。
長崎県対馬。国境の島「対馬」へ再び入りました。
前日の柔道撮影でガチ乱取りをしたので、かなり身体が重く辛かった…。
今年だけですでに3度目の対馬渡航。1月の真冬、3月の初春と対馬でヒラマサを狙って来たのですが、これは毎年恒例の動き。
ここ対馬は私にとって《ヒラマサ道場》であり、ヒラマサとたくさん出会い、ヒラマサを学び、稽古を付けてもらう場所
毎年、誰よりも多くヒラマサと接したいために対馬へ通って来たのですが、今回は「ヒラマサとの試合」になる撮影。
カメラマン2人、ディレクターと3名のスタッフと共にアングラーの私で2日間みっちりヒラマサと試合をしてきたのでした。
2024年4月12日(金曜日)
早朝6:45の羽田空港行きリムジンバスに乗る。もう慣れた空港リムジンバス、先月から何回乗っているのだろう…。
バス停受付のおじさんにも顔を覚えられ「今日はどこに釣りに行くの?」と聞かれる。大きな荷物を持って搭乗する人は少なく、私の存在は目立つのでしょうね。
バス内では一応Wi-Fiには繋ぐのですが、瞬間で寝てしまう…。これも慣れているからの証拠。安心して羽田空港に向かったのでした。
ANAカウンターで荷物を預け、ラウンジへ。
いつもの席に座り《釣れるおにぎりと青汁》が私のルーティン。出発より早い時間に空港入りをし、ラウンジで溜まっているweb業務をこなしておく。
溜まる、溜まるでブログひとつも更新出来ていないので、リアルに焦っている…。
それらを少しやっつけて昼前の便で福岡空港に向かう便に搭乗。機内で撮影スタッフと合流し、長崎県対馬に入ったのでした。
対馬空港からはレンタカー。名所回りをする。明るい時間に入ったのは、対馬でのコメント撮影や島の全景撮影等の仕事があるため。
しっかり素材撮影を済ませ陽が傾いて来てから春田家へスタッフらとご挨拶。
ホテルは東横イン厳原、ここも慣れたホテルなので早々に翌日からの釣りの準備を済ませて落ち着く。
晩飯は《居酒屋 汐路》で予約してある。ここもよく慣れた食事処なので軽く飲み、実釣撮影に備えたのでした。
2024年4月13日(土曜日)
朝5時起床。準備をし、約束より少し早めに樽が浜港へ到着。
プロモーション撮影も兼ねているので、暗い中で撮影開始。大きなミスなどもなく早々に済ませ沖に向かったのでした。
船は東沖から上対馬エリアへと走る。比田勝沖から開始になる。今回の釣行内容は韓国ロケ同様に実釣内容はオフレコなので釣りビジョン特番3ヶ月連続放送【BIG CATCH STORY】をお楽しみにして下さい。
天候に恵まれた1日。しっかり釣果を出しロッドオフとなったのでした。ホテルに戻りシャワーを済ませ、ホテル前の居酒屋さんへ。
《博多いちばん鶏 厳原店》へ。ここも毎度の食事処であり、オーナーにご挨拶をし、もつ鍋を頂いたのでした。
2024年4月14日(日曜日)
朝3時半に起床。まだまだ寝ていたい身体に無理やり甘いものとコーヒーで目を覚ます。
ポイント着が日の出を目標にしていたので、4時過ぎには樽が浜港を出たのです。
船内で爆睡し、エンジンの振動が変わったタイミングで目を覚ます。さあ、撮影開始。ポイント着、1投目でヒット。その後は番組をどうぞ観て下さいね。
初日を超える満足度に船長親子、スタッフ、私と大満足。素材は完璧に揃いました。久々の満足。
春田船長からも「やっぱり慶や。凄いぞ‼️」と褒めてもらえた。
ミラクルは2日間を続いて起きたのです。釣りの神様がヒラマサへのチャンスをくれた。ヒラマサとの試合に私は勝った。「釣れたんじゃない。釣ったんだ。」をリアルに表現出来、これまでの稽古内容を出し切れたのでした。
最終日、相当なる早出だったので、結果も出た事もあり早く帰港した。
準備したタックルを片付け、ホテルまで私は春田船長が送ってくれた。
車内でふたり。「慶、あの場面で見事なサイズをよく出してくれたなっ」そう言ってもらえた。こんな細やかな言葉にも大きな思いが籠っていた。嬉しいロケだったのでした。
撮影スタッフは機材を片付け、私も組み上げたタックルをバラして春田家に向かった。
家メシをしてもらえる。それと船長と私とのコメント撮影。
結果が出ている時のトークは気が楽だ。乾杯までを撮影し、ゆっくり夜の《家メシ》を楽しんだのでした。
2024年4月15日(月曜日)
泊まり慣れた東横イン厳原での朝食を取りに7時過ぎに食堂へ。特別なメニューではなく、お腹が満腹になればそれで良い的な朝食。
私は荷物を佐川急便で送りたかったので早めに荷物を出しに向かった。
厳原港にある荷物集荷場前は横殴りの雨と風。更に霧が一面を覆っている。波立つ厳原港。
受付の人に今後の天候状況を聞いてみたら、かなり良くない返事が返ってきた。
韓国済州島位置辺りからの雨雲が対馬周辺に入ってくる予報。ロケ日が1日でもずれていたら、大変だったと思う。
実釣2日間をガッツリ撮影してもらえたのもミラクル。釣りの神様は私に追い風を吹いてくれたのだ。
帰り日の天候は一変しても、しっかり素材をスタッフに渡す事が出来たのだ。激しく降る雨の中、満足な気持ちで気分だけは晴れていたのでした。
ホテルのチェックアウトを済ませ、レンタカーを返却し対馬空港へ。やはり嫌な予報は当たった。
対馬発福岡行きの便が条件付きフライトになっていた。北海道出張時も悪天候で帰宅が一日延期になり、そのまま翌日の柔道ロケ。そして今回の対馬ロケと続いている。
正直、相当な疲労であり、本当に疲れ果てていた。
結果を出した達成感で気持ちは晴れているが、肉体的にはボロボロ。まあ、これが本来の私が目指していた仕事の情景なので、ありがたい事なんですけどね。
対馬空港に福岡便が遅延もなく入ってきた。これで帰れる。福岡まで入れば、飛行機はジャンボ機なので乗り継げる。良かったぞ。
こうして長く内容も濃い対馬ロケも無事終了。
まだいくつか特番のロケは残ってはいるが、大きな素材撮影は終わったのだ。
真っ黒に日焼けした顔を羽田空港内のトイレでみた。疲れた目の下の隈が張り合い無い顔に見えたが、達成感だけはしっかり持っていたのでした。
明日は年1のがん検査。「そちらも異常なし‼️」を目指したい。
番組放送等の資料がまとまりましたら、番宣ページを書きますね。しばしお待ちください。
今、何をしたい?…と聞かれたら「サウナにゆっくり行きたい」そんな気分です。