【福平塾、6月は猛暑日に】おじさん達は今日も汗を流しました。
毎月恒例化している、おじさん’s柔道時間。《福平塾》が今回も湘南宮本塾の柔道場をお借りして行われました。
このところ連日の猛暑。真夏を感じさせられる暑さが続き、いよいよ夏本番?あれ、梅雨はまだだ…と考えさせられる日々が続いています。
前日は神奈川県高体連柔道インターハイ団体県予選が行われました。私は審判勉強で参加させて頂きましたが、稽古をしているチームの気迫が感じ取れ素晴らしい試合を見せてもらいました。
その翌日に今月の《おじさん’s柔道時間 福平塾》が開催されます。休日の午前中を使い、おじさん達や教員、社会人、高校生、中学生らが集まり柔道稽古をします。
県個人インハイ決定の選手もふたり参加しており、意識の高いものばかりの集まり。いつも通りに湘南宮本塾道場に9時前後からポツリポツリと参加者が集まってくる。
この《おじさん’s柔道時間 福平塾》に参加資格などない。「柔道稽古をやりたい」そんな意識のある人なら誰でも参加出来る練習環境で、各々の都合に合わせて参加する事も出来る。
また、講師陣による技術講習会もなるべく取り入れ、所属団体の枠を越えた勉強会にもなっています。
日頃稽古慣れした相手への違うアプローチなどを学んだりスキルアップを目指した参加者も多い。これは意識の高いプレイヤーにとっては最高の環境だと思うし、実際にその積み重ねにより結果に繋がっていった選手らもいます。
こうした稽古場や環境を提供して下さっている宮本功三先生に感謝です。
稽古は9時半から開始されました。
回転運動等を済ませて、福井学先生によるアドバイスを含めた濃密な打ち込み。もうこの時点でみんな汗が吹き出していた。
「やらされている稽古」ではなく「意識を持って考えながら行う稽古」なだけに、全員が本当に真剣に打ち込みをしている。
実は先週金曜日に私は夜練乱取り中に右足指2本を脱臼。その場で宮本功三先生に骨を入れてもらったので大事には至らなかったのですが、功三先生からこの日の乱取りは禁止されていました。
…と言うか、時間が経つにつれ、やっぱり痛いし、ぱんぱんに足が腫れてしまったので、私は練習会管理者として参加し、激しく乱取りはやらない事にしていました。
打ち込みが終わり、織茂先生からの「立ち(立技)から寝姿勢への攻防」を講習していただく。
これは中学生から社会人まで実に大切な事で、何通りもパターンはあり、毎回ありがたい講習をお願いしては参加者が学んでいます。
今回も45分と時間は短かったのですが、わかりやすく実践に使える技術を学ばせていただきました。
この講習会の様子は後にYouTubeに更新しておきますので、興味のある方は是非参考にされてはいかがでしょうか。
10時40分から乱取り開始。今回も3分×25本設定にて正午12時終了を目安にスタートしました。
4組が道場内で激しく乱取りを繰り広げます。乱取り内で講習して頂いた技術を試している人も見られ、また高校生同士激しく乱取りしている組もあります。
「楽しく、気持ちよく」を意識しながらも「真剣さ」がある活気ある乱取り稽古。それぞれに目的と目標を据えた稽古時間になったと思います。
私は2本女子と受けるだけの乱取り、1本を組み手だけの乱取りをしてみました。怪我はやっぱり良くないね。今はしっかり休み、早く治して全快で乱取りが出来る様に努めます。
今回も《おじさん’s柔道時間 福平塾》無事終了。参加者でお借りした道場を清掃時間終了となりました。
7月は中体連の試合も重なってきます。福井学先生と日程を擦り合わせて来月も開催出来れば、と思っています。