【秋の北海道行脚3/5 】ラフティングボートで湧別川へニジマスを求めて。2024/11/3

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【秋の北海道行脚3/5 】ラフティングボートで湧別川へニジマスを求めて。2024/11/3

6時過ぎにホテルロビーで集合し、この日は2班に分かれて湧別川へ向かった。スタイルは私のYouTubeチャンネルでもあげているゴムボートで上流から釣り下りながらの贅沢フィッシング。

ひとが入りにくいエリアを贅沢に釣り下る。中洲にゴムボートを留めルアーを通し、また下る。この北海道の大自然をまるで独り占め出来るかの錯覚までしてしまう程。そんな釣りスタイルを湧別川で楽しむのだ。

2班に分かれての釣り。老沼さん、石井さん、舘野さんはプロガイドの小笠原さんにお願いした。流す位置はお互いに被らないエリアにする。こんなスケジュールでこの日は動いたのでした。

6時過ぎにホテルへ加藤達也さんが私を迎えに来てくれた。私のタックルを積み替えて加藤さんの車に乗車。

2班の仲間たちが使うレンタカーのナビに位置情報を入れてもらい、それぞれが分かれて目的地に向かったのでした。私達は訓子府町でゴムボートを積んでくれた西森さん車と合流。遠軽方面に車を走らせた。

スタートフィッシングを8時頃と決めており、予定通りに事は進む。ポイントに到着し、ゴムボート2艇を降ろし空気をMAXにしている間に2車で下流に1車を回しておく。

ひとり山の中でポツンと作業していると、熊が怖くなる。歌を唄いながらゴムボートにエアーを入れ、存在をアピールして作業を進めた。

1台が戻って来て、いよいよエントリー。夏場は草の丈が高かったが晩秋ともなると枯れて視界も良くなる。これ、ほんと助かるのです。視界が悪いと熊との遭遇率も高くなる。だから怖いのだ。

本流にエントリー出来、身支度を完璧にした。これまでオフショア用のライフジャケットを着けて(持って)きましたが、今回はカヌー用のライフジャケットに。パタゴニアのスタッフが古いモデルを送って下さった。

《カトケイ丸》に常備のライジャケも揃った。もう完璧だ。カトケイ丸に私と加藤達也さんが乗船し、西森さんは今回も隊長としてポイントをリードして行ってくれる。

3人はいつも通りの釣りスタイルで湧別川中流域のニジマスゲームを楽しんだのでした。今回は晩秋デカニジ一発勝負。水温も下がり、そう簡単にはプラグに反応しなくなる季節。

でもプラグを食ってくるニジは良型だと最初から聞かされていたので、タフな釣りは承知していた。

パタゴニア

午前中、1バイトを得たがヒットには成らず。5kmのコースで3km地点で昼メシ。ただ…熊の気配が毎回あるエリアなだけに、出来るだけ匂いの出る食事は避け、おにぎり程度で空腹を満たす。ここからが本番。

ロンズ9cmをボトムで転がす様なタイトな狙い方で深場を探っていた。夏場のような頻繁な反応はない。「無」の時間だけがひたすら続くのだ。

そんな時「グッ‼️」待望のヒット。よしっ、フッキングからの強いファーストランを耐えていた時に猛烈なジャンプ。

その次の瞬間、ジャンプしたニジマスの口元に掛かっていたロンズ9cmは宙で舞い、外されてしまったのでした。超貴重なヒット。見てわかる良型のニジマス…。やってもーた…。

一発あるかないか、の貴重なヒットをジャンプで外されて落ち込む平松慶。これ、正直立ち直れないほど。暖かい太陽光が差したタイミングのバイトでした。

落胆を隠せず、しばし途方に暮れる。後半2kmはやっぱりあのジャンプがずっと付いてまわり、引きずってしまう。3時終了を決めており、残り1時間を集中したのですが薄曇りの空の下、2度と魚からの反応は感じずに終了となったのでした。

私達はボートを撤収し、小笠原プロガイドと遠軽エリアで合流。本州仲間達は「始めて生の鮭をみた、とかアメマスキャッチ」とか喜んでいました。

小笠原プロガイドにお礼を伝え、私は本州チームのレンタカーに荷物を積み替えて今回のダイナミックな川下りゲームを終了したのでした。

パタゴニア

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