【文庫本の実体験ネタは恐怖しかない】読書の秋なのに、ね。

よもやま話

【文庫本の実体験ネタは恐怖しかない】読書の秋なのに、ね。

横に並んでいるアングラーがマクドナルドのハンバーガーを食べ始めた。私はガイドからの指示で塩にぎりにしてきたのですが、そのアングラーは違っていた。美味しそうにビッグマックをかぶりついている。

更にチキンナゲットまで食べ始めた…。横に並ぶ私にも、その匂いは伝わって来たほどだ。

更に。551豚まんまで持っている。本流釣りでマクドナルドだけなら、まだしも蓬莱551豚まんまで…。新幹線の車内なら、間違いなくガン見されるぞ、と私は控え目に塩むすびを口にした。

そんな時だった。釣り位置後ろの笹が大きく揺れる音がして、巨大なフキが踏み潰される音もした。いきなりの事で私は塩むすびを川に投げ、その場から少しでも離れる様に逃げたのだ。

3メートル近いヒグマが551豚まんを持ったアングラーに飛び掛かった。アングラーは本流側に飛び込んで逃げるのだが、ヒグマは容赦しない。
避難した私の横に加藤達也さんが居て「あの熊は豚まんで寄ってきてしまったんだよ」と冷静に教えてくれた。

豚まんアングラーはヒグマに揉みくちゃにされ、そして本流に沿って顔を下にしたまま流れて行った…。

これで終わりではなかった。加藤達也さんもカレーライスを食べていて、今度はヒグマがこちらに向かって来たのだ。

ここで、目が覚めた。もの凄い汗をかいていた。首筋は汗びっしょりになっている。ベッドの上でしばし呆然となった。

私は現実を確認していた。今私はベッドで横になっている。手足を動かしてみるが、問題なく動きが伝わる。足元には、愛犬が寝ている。今日はもう12月だ、とiPhoneをみて…。

完全に夢を見ていたのでした。それもリアルな本流の場所まで記憶にある。そこで加藤達也さんとニジマスを狙って釣りをしていたんだ。

お腹が空いても、食料の匂いでクマが寄ってきたら大変だから、なるべく匂いの出ない食べ物にしよう、と朝コンビニで昼メシを買ったんだ。

ゴムボートで下り、素晴らしいポイントに入ってルアーを投げてたんだ。

なぜだかわからないが、そこに夢に出てきたアングラーが横に付いてルアーを投げ始めたんだ。

お昼の場面に突然なり、そのアングラーがマクドナルドと551豚まんを食べ始めて熊が出て、加藤達也さんが絶対にあり得ないカレーライスを食べ始めて熊に襲われる展開になったのだ。

怖かった、ほんと怖かった。

パタゴニア

幽霊なんかの夢は最近殆ど見なくなった。40代の頃まではもの凄く何度も様々な幽霊夢に脅かされていたが、今は見事に見なくなった。

恐怖な夢自体がほんと久しぶり。だから余計に怖くなり、記憶がしっかりあるうちに「いいぶさ日記」に残しておこう、と書き留めたのです。

いやぁ、ホント怖かった。これがもし現実になったら、洒落にならない。やめてくれよなぁ、とベッドの中でドキドキしている自分がいた。

なぜこんな夢を見たのだろうか…。布団をかぶり考えてみた。私はすぐにピンときた。

ここ数日、ニジマスの画像をSNSで探しては羨ましく眺めたりしていた。新しい冬用ウェーダーの新調を考えたりしていた。夢の中の本流はそこからであり、ニジマス釣りも理解出来たぞ。

※インスタでの拾い画像です。本文章とは関係ありません。イメージです。

あとは、やっぱりこの本を読んでたからだ。

熊との遭遇や事故、事件などが書かれた本。フィールドでの恐怖体験談。人食い熊の事件簿…。文庫本を読むのが好きで、つい読み直してしまったのが、夢に出て来たのだろう。

こんなリアルな体験は絶対に逢いたくないし、ね。

ただ、夢だなぁと今になって笑えるのは、なぜ本流釣りでマクドナルドなのか、更には551豚まんにカレーライスなのか。

もっと言えば、夢の中でいた横にいたアングラーの顔もしっかり覚えている。夢って無茶苦茶だし、なぜかリアルだし、不思議な空想なんだよね。

今日は昨夜見た夢のネタを書いてみました。

それにしても、ウェーダー穿いてカレー皿持って食べている加藤達也さんが笑えるなぁ。この前の本流釣りで加藤達也さん、高級ウェーディングシューズが壊れたのを目の当たりにしてるしなぁ。

夢はリアルな出来事をミックスにして出てくるモノですね。

あくまでも、全て私のみた夢を書いたものであり、実際の話ではありません。


パタゴニア

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