【2春の長崎県対馬へヒラマサを求めて2025】さあ、沖初日だ。ジギングで20kgオーバーヒラマサキャッチ!
今回は停泊港が春田船長の郷になる上対馬・御園港からの出港になっていた。このスタイル、とても効率が良く港から出て直ぐがポイントになる。
下対馬となる厳原周辺からの出港よりも効率的。東横インから1時間車で走るが、西沖を狙うには好都合なのだ。これが出来るのも対馬の良いところ。時間いっぱい釣りが出来るのだ。
対馬入り2便でツアー参加者の皆様が対馬入りをするのを待ち、午後前から出港となったのでした。
潮の交わしからのタイミングが今回の狙い時。10kgまでのヒラマサを狙うなら潮が動いているタイミングが良いのですが、潮MAXの前後(動き始め・潮止まり直前)がデカいヒラマサが口を使うのはわかっていた。
私はそのタイミングに集中するのでした。
御園港を出港し、直ぐにワラサ(6kgから8kgサイズ)は入れ食いになった。潮が動いている証拠である。ポロポロと5kgクラスのヒラマサは釣れていた。
今回のみんなで統一したルールは「4kg以下はリリースする」。時々釣れる8kgを超えたブリは真ん丸になり脂ものって食べて美味しい。だから持ち帰りたい。
そのサイズはみんな釣れると思うし、たくさん釣った人が分け合えば良い。だから小型のワラサやヒラゴにはタグを打ち、リリースする為にイケマ(生け簀)を分けて魚のコンディションにストレスを掛けない様に保護しておく。
14時30分から超一級ポイントへと入った。冬に入った対馬でタックルによるトラブルがあり、私は嫌な思いをした。
だから今回はリーダーを80ポンドにして挑んでいる。これが幸いになる事を願って。
ポイントは水深135m。ジグウエイトを220gにした。少し軽い位にしてラインワークで水深をカバーして潮の緩むタイミングを狙いたかった。
ミヨシに立つ私は潮上にジグを投入する。心臓が口から出そうな位に緊張する。ジグを投入して緊張するのは、私がこの状況を如何に気合い入れているか、がわかってもらえます。
ジグが着底した。ラインスラッグを取り、10回程しゃくり、再びジグをボトムへ。船とジグとの角度は抜群。次が勝負だ。
派手なファーストジャークを入れジグを魚に見せてからのホバーリング。
食い上げた。ジグが浮いた。そして…。
ここからのやり取りは【アングラーズタイム】vol.25へ詳しく書きますのでぜひ読んで下さいね。上がってきたのは20.17kgのヒラマサ。ジギング人生3本目となった今回のヒラマサに春田拓也若船長と喜びを分かち合ったのでした。
その後、ヒラゴにワラサやアカチビキ(アカサバ)は入れ食いが続き、初日の対馬ゲームは終了となったのでした。人生3本目のジギングでキャッチしたヒラマサはマヂで感動した。
実はこの日…一番の釣り仲間が天に向かう日、彼が台湾から釣らせてくれた大魚だと私は思っています。
釣りの大親友を失ったタイミングでのメモリアルフィッシュ。これは親友が刻んでくれた私との絆だと位置付け、一生忘れない様にしたい。
トウさん有難う。翌日からの釣りも見守ってくださいね。
【タックル】
ロッド:PENN スラマーSLJS-63M
リール:PENN オーソリティ6500
ライン:サンライン アメイザー4号
リーダー:サンライン ツナギート80ポンド
メタルジグ:K-FLAT Gummy 220g No.37(シルバーピンクライン/グロードット)
フック:カルティバ ブルーチェイサー11/0