【2018パタゴニア ディーラーショー】年に2回の製品勉強会に今季も参加。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

【2018パタゴニア ディーラーショー】年に2回の製品勉強会に今季も参加。

「ヨコハマ」に向かって「ローカル座間」から相模線に乗り相鉄へ乗り継ぎ、みなとみらい線で『赤レンガ倉庫』方面へ向かう。

馬車道辺りをブラブラとしたかったが今回の目的地は赤レンガ倉庫の並びにある『大さん橋ホール』

ここで年に二回パタゴニアのディーラーショー、わかりやすく言えば新製品発表会〜受注会が行われており、小生も朝から会場に向かったのだ。

今回発表された製品は来年度の冬〜春もの。
大きな会場に仕切る事なく各カテゴリー毎でアイテムが陳列され、カラーサンプルなどがしっかり並べられている。

サーフィンのコーナーではウェットスーツの試着も出来、つい小生も沖縄を意識して2mmフルスーツを試着。
冬場にBobやマンブー、よっちーらに連れて行ってもらいたいし、そろそろフルスーツを、と考えていたので(笑)

お店の仕入〜注文また製品の機能などの勉強を意識しての製品チェックなのだが、つい自身の嗜好を優先してしまう碧があり、これは直さなくてはならないな(笑)

反省であるが、フルスーツのサイズがわかったので、大きな収穫となったのだ。

さて、ディーラーショー会場の雰囲気はまだ未発表のものばかりだからお見せする事は当然ご法度だが、毎回美味しい軽食が出される。これがまた、美味しいのだ。

「patagonia provisons」パタゴニアの食品部門として「環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える」として食品の生産工程から全てを確認し、環境への配慮と安全を唱えた製品としてリリースされたのだ。

パタゴニアHP内にあるイヴォン・シュイナード氏が唱えた文章を抜粋してみた。

なぜ食が重要なのか

イヴォン・シュイナード

食の伝統と文化はパタゴニアで働く私たちにとってつねに大切なものです。ブリティッシュ・コロンビアのファースト・ネーションの友人たちと食べた米杉の板に載せられたサーモン、チベットでヤクの毛のテントの中で食べたツァンパ、パタゴニアのガウチョたちと食べたアサドとチミチュリなど、数々の旅で味わった食事は私たちの体験の必要不可欠な一部です。
私たちが食べるものはたんにお腹を一杯にして体に栄養を与えるだけではありません。
良い食品は私たちの魂を高揚させ、世界をより深く理解する手助けをしてくれます。

そういう私たちがお気に入りの食品のいくつかをお客様と分かち合いたいと思うのは自然なことです。しかしそれはほんのはじまりにすぎません。
それが食品産業により良い変革をもたらす機会であり、また緊急に必要とされていることだと私たちは信じています。

パタゴニア プロビジョンズの目標は、私たちが行うすべてのことと同じく、「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える」こと。
そして最も重要なことは、「ビジネスを手段として環境危機に警 鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」ことなのです。

そして食品業界ほどこの危機が緊急に感じられる分野はありません。現代のテクノロジーと化学と輸送が一緒になり、これまで以上に人びとと食のあいだに距離を作っています。

サーモンは無差別に捕獲されるか開水域の養殖場で育てられ、野生のサーモンを危機にさらしています。草原地帯は過放牧により荒らされ、家畜は抗生物質漬けにされ、古代の帯水層は持続不可能な農作物に吸い取られています。

生産高を上げるために化学薬品が最大限に使用され、遺伝子組み換え作物の未知の影響が産業全体に暗雲のごとく覆いかぶさっています。すなわち食物連鎖は壊れています。

パタゴニア プロビジョンズは食物連鎖を修復するための解決策を探る試みです。私たちはいつも通り、袖をまくり上げ、各製品の調達方法についてできるかぎり学ぶことからはじめます。

既存の最善策を利用することもあれば、新たな方法を模索することもあります。それはお気づきのように、昔ながらの方法である場合が少なくありません。

これから数か月そして数年間、私たちは環境問題に対処する食品の数々を提供し、同時に地元生産者の支援をつづけていきます。
お気に入りのシェフと協力しながら、トレイルや水辺や自宅で仲間と一緒に食べたくなる栄養価の高い美味しい食品を考案します。
成功すれば、新たな食物連鎖モデルの確立に役立つでしょう。禅師はそれを「振り向いて、一歩踏み出すこと」と呼ぶかもしれません。

【http://www.patagonia.jp/why-food.html パタゴニアHPより抜粋】

この様に綴られており、これからの食文化を考え直す新しい動きとしてパタゴニアは動き出しています。

その食品がランチとして振舞われ、実は毎回この食事がもうひとつの楽しみでもあったのだ。

13時から新製品の説明会となり、スノーウエアーモデルを小生は細かくチェックさせてもらった。

特に「パウダーボウルシリーズ」は春秋冬の防寒着を合わせたレインウエアーであり、オフショアゲームでの必需品なので、マイナーチェンジされた部分や新しいカラー、それに機能をきっちりと把握しておきたかった。

防寒レインウエアーはどうしてもワンシーズンで使い捨てになりがちなアイテム。
釣具メーカー以外の粗悪品も多く量販店には列び、値段だけでの選択を余儀なくされ、機能が乏しく充分な効果がないものが本当に多い。

小生も量販店に過去長く勤めて来たので現状を把握しているが、粗悪なビニールで出来た、ゴム臭い低価格なレインスーツを価格帯に負けて無理矢理着ていたアングラーを何度も毎年見て来た。

粗末な扱いになるのは当然で、船から降りたら「これ、もう着ないよ。最悪」と言ってゴミ箱に捨てた姿をまだしっかりと脳裏に焼き付いている。

現在販売されている量販店で安価なものが全てそうではないと思うが、それでも「モノに対する愛着度」をもっと深く強く持ってもらいたい。

破れたら直す。防水機能が低下したら、再コートする術もある。
そういった手順がきちんと踏めるのもパタゴニアの製品であり、小生が最も重要視していきたい部分なのだ。

食品の環境配慮から出来上がったもの、レインウエアーも何年も使い込み、その良さを一番自身が現場で感じ取れる様なアイテムをお店で紹介していきたいし、それが任務だとも思っている。

その為の勉強会だと思い、年に2度のこうした「パタゴニア ディーラーショー」に参加させて頂いている。
今年で8年目の使用となる「パウダーボウルジャケット」はまだまだ現役で最高な状態で小生の身体を寒くツラい船上で守ってくれる。こうした実体験をこれからも丁寧に伝え続けていきたいと強く思っています。

パタゴニア

ジャパンフィッシングショー2018 パタゴニアブースでお待ちしております

新製品説明会も終わり、パタゴニアスタッフの方々と雑談。

この時、2018年パシフィコ横浜で行なわれる「ジャパンフィッシングショー2018」のパタゴニアブースでのお手伝いを正式に依頼されました。

(画像は2017のパタゴニアブースの画像になります)
今回もフィッシングショー横浜でパタゴニアブースに2018年1月20日(土)21日(日)ほぼ終日平松慶が居ますので、遊びに来て下さいね。

例えばフィッシング時におけるウエアーの選択の仕方やウエアーとアンダーの組み合わせ、また防水加工の再コートをどう洗濯で行なうか、などなど是非聞いて下さいね。

遠征時のパッキン術なども小生なりの考えでいままで何もトラブル無く遠征をして来ており、結構「完成度が高い」パッキンになってきたと思っております。

そんな話しも出来たら嬉しいですし、新製品なども観に来て下されば、幸いです。
是非、ジャパンフィッシングショー2018はパタゴニアブースにお立ち寄り下さいね。

11時過ぎに「大さん橋ホール」に到着し、全ての任務が終了したのは17時前。

みなとみらいの街並と横浜の海風がやけに似合わない小生はおとなしく座間へと戻るのでありました。

スポンサーリンク
patagonia
パタゴニア
patagonia
パタゴニア

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

keitanhiramatsu