【春季北海道道東行脚‼️4/6】セミを流して三千里。2025年6月7日
本気フィッシングの土曜日。この日は昨年梅雨にセミルアーゲームでみんな爆釣したエリアを攻めるスタイルから始めました。
北見のホテルからゆっくり走っても2時間の範囲内。いくつか入るポイントもわかっていたので、どんどん車を進めまていきます。
最初のポイントに入ると既に先行者があり、すぐにポイント移動。次のお気に入りポイントから釣りのスタートです。
私はフライタックル。もう迷いはない…(は、嘘。まだ実は苦しんでいました)と仲間には偉そうに言いながらも、やはり初日同様にキャスティングで苦しめられるスタートとなったのでした。
投げても投げても、フライラインが飛んでいかない。練習、練習、と口に出しながら自分を慰めて、それでも飛ばないフライラインに悔しくてと、ストレスとで川原に座り込む。
途方に暮れていると、ネットに魚を入れた望月孝之さんが嬉しそうに寄ってきた。良型のニジマスだ。見事にキャッチ。
セミ(ルアー)に全然反応しなかったから、ミノー投げたら一撃でした‼️、と。
ナイスなニジマスを撮影しながら、なんかわからないのですが、いつもより羨ましさや悔しさがない。これ、ホント。望月孝之さんの魚を素直に喜んでる自分がいた。
全く「いいなぁ」と思わなくて、何だろう、勝手に自分のジャンルじゃないし、と本来なら想像でもしてはいけない事を思っている自分がいたから、悔しさとか羨ましさが湧かなかったのかもしれません。これ、ホント。
だから、釣った方への敬意はもちろんありますが、じゃあ次は俺も‼️とはならない自分にびっくりしたのでした。
老沼さんもミノーで小型サイズを飽きない程度で釣っていましたが、セミが鳴かないところか、小雨まで降ってきた。
離れた町のお蕎麦屋さんでランチタイムです。昨年と同じお店でお蕎麦のセットをいただいた。推し歌手の自宅をみてから午後の後半戦。
岩盤が男らしい川筋からのスタートです。2人のルアーマンは、ちゃっちゃと先行していってくれます。私はオッチラコ、ドッチラコとフライキャスティングの練習に励みました。
やっぱり流れの中での練習と言うか、実釣は猛烈にスキルが上がる。スキル?じゃないな、課題が増える。
風が吹いてフライラインの方向を考えたり、当然バックスペースも考えなくてはならないし、流れでフライラインが持っていかれるからメンディングなんかも練習しなくちゃならない。※昨夜「メンディング」習いました。
夕方まで、ずっとずっと川に立ち、時には途方に暮れながら、を繰り返してフライロッドを振ったのでした。
夕方、北見に戻ります。ますます口数が少なくなる私に対し、助手席の望月孝之さんが違った話などで気を使ってくれ、この日の釣りも終了となりました。
ホテルに戻り、あまりにキャスティングで悔し過ぎたので部屋で「でんじろう先生」のYouTubeを晩飯までの時間で観直した。
理論的にわかりやすくでんじろう先生がフライキャスティングの「なぜ」を解いてくれています。これは勉強になりました。
前に軽く観て終わっていましたが、自分がわからない局面に陥った時、救いのヒントが感じられたのです。こうして人は成長するのだろうなぁ…なんて考えちゃったりしました。
夜は恒例の焼肉屋へ突入だったのでした。