【5/9 北見エリアでGoldicトラウトツアー! 秋の北海道行脚スタートです】実釣初日はいかに。10/31
朝からお客さんである老沼さんを女満別空港へピックアップしに向かう。最高に晴れて暖かい朝です。
ホテルから女満別空港までは慣れたコース。いよいよナビも要らなくなり勝手知った道で問題なし。女満別空港で老沼さんを拾い、バックウォーターへ。

プロショップなだけに、タックルの預かりなどのケアもバッチリ。北見エリアのゲームで頼りきってるショップ様なのです。
老沼さんもタックル準備を済ませ、午前中から北見市内の河川に向かった。北海道は日の入が早くて15時を過ぎるとどんどん暗くなってくる。だから早めにフィールドに立って釣りを楽しんでもらいたいのです。
上流、下流と分かれてフィールドに入った。前日私がレクチャーを受けたポイントだったのでキャストの距離感も掴みやすかったから私は下流へと釣り降っていく。
シングルハンドとは違い、そもそもの釣りスタイルが全然違う。
昨日習った通りに【Cスペイ】って言うのかな?スカジットキャストをやっていく。
ダブルハンドでバックのスペースが取れない時に使うキャスト法で必ず身に付けておかなくては場面によって釣りが成立しなくなる。だから習った事を徹底反復したかったのです。
左に降って流れる川に立ち、右キャストの私はまずラインを整えるために右側へラインに水抵抗を与える。
次にロッドで水に馴染んだラインを持ち上げる様にして次に「逆のC文字」を描く様にして、重いフライを自分の右手前に置く様にする。「逆のC文字」動作を私は「剣で斬る」と覚えた。
切ったロッドのティップを再び自分の前位置まで持って来る事で重い大きなフライは私の前にある。
理由はその流れでキャストをするのだけど、自分の後ろから大きなフライをキャストした時にミスでもしたら怪我になる。魚を釣る前に自分を釣ってしまったら、もともこもない。
フライが飛び出す位置が自分より前なら怪我に繋がらないですからね、と教えてもらった。
振り切るロッドは右腕の脇を締め、左手はロッドエンドを自分に当てる様にして引く。
この動作が《スカジットキャスト》法だと学び、意図的にここで習った事を書き上げてみた。言語化する事って、学んだ内容を復習できる。
思い出しては書き、書いたものを読み返して足らない文字を追加する。その際、教えてもらった動作をずっと思い出しているからイメージが忘れにくい。だから書いてみたのです。
上手くラインが飛んでくれる回数は、10投に1回。これを徹底して繰り返して10投に2回を目指していく。
流したマラブーをリトリーブし、再びスカジットキャスト。こうしてツアー初日の釣りは終了となったのでした。
老沼さん、ノーバイト。晩秋の難しい状況は理解してくれているとはいえ、翌日からを期待せざるを得なかったのでした。
しかし…。その夜、爆弾低気圧が北海道全道を襲ったのでした。




