【沖仕事がオフな日は、大阪へ】パタゴニア梅田ストア&中之島アウトレットへ。
低気圧の影響で沖に出られなかったこの日、義弟と二人で大阪のパタゴニアに行こうという事が朝、急遽決まった。
弟も本来なら日本海で一緒に釣りをする予定だったので、二人共に一日フリーだったのです。京都亀岡から京都循環道で名神に入れば、1時間かからずに大阪に入れる。これは便利、と朝食を済ませて午前中から動いたのです。
大阪のパタゴニアにはこれまで何度か心斎橋ストアには行った事があり、私は心斎橋ストアが推し。2Fフロアへの階段や、2Fフロアから見える下のフロアが雰囲気良くて気に入っていました。
今年?(なのかな?)梅田に大きなストアが出来たのはネット情報で得ていて、いつかタイミングが有れば…位で思っていました。
まさか釣り仕事が中止になり、こんなタイミングで行けるだなんて。嬉しい日曜日になったのです。
●パタゴニア梅田ストアへ。
弟とふたり、9時過ぎに京都亀岡実家を出発。渋滞もなくスムーズにストアまで向かう事が出来ました。
ストア開店は11時。全面ガラス張りのストアはワンフロアでとても広い。びっくりの広さにまず圧巻。
私はフィッシング製品を見たくて店内を探し回る。広いフロアの隅から隅まで歩いて、見慣れたフィッシング製品を探してみる。
一周し「あれ?どこだろう?」もう一周して見回った。無いなぁ…なぜだろう、webではフィッシング取扱ストアになってたはずなのだが。野良犬の様に隅から隅まで製品を見ていたら「何かお探しですか?」と聞かれ、ドキドキしてしまう。
「あっ、いや、いいっす…」と最初はスタッフからの問いをお断りし、自力で探してやるぞ、と意気込んだ。が、しかし、やっぱりフィッシング製品はない…。
iPhoneをこそっと取り出して梅田ストアの情報を確認する。やっぱりフィッシング製品は取扱いストアだ。なぜ無いんだろう…。だんだん不安になってきた。
これだけ広いフロアだから、どこかに埋もれてしまったのだろうか…そんなはずはないだろう。明らかに不安そうな顔の私(きっと)。
スタッフも意味不明な私の動きを視線だけでチェックしているのがわかった。めっちゃ居にくい…。
見兼ねた別のスタッフが再び声を掛けてくれたので、小心者の私は勇気を振り絞り「フィッシング製品はどちらに陳列されていますか?」と聞いてみた。すると、予想外の言葉が返ってきたのだ。
「禁漁に合わせて、フィッシング製品は中(倉庫)にしまいました」と。えっ?まぢ?スタッフは「いつ釣りに行かれますか?」とも聞いてくる。これにはますます話し難い状況になってきたぞ。めっちゃ苦手な展開だ。
「いや、いつも釣りには出掛けているので」と大きな身体で小さな声で返答する。「トラウトですか?シーバスですか?」と。これには胸を張り「トラウトなんです」と答えた瞬間、そうだ禁漁のない北海道でしかトラウトをしなかったんだ、俺…。
もの凄く変な空気感が私とスタッフとの間に重く流れたのは言うまでも無い。しかし、細かく説明するのも面倒くさい…。
行き慣れた鎌倉ストアや北海道ストアならへっちゃらで話が出来るのですが、禁漁でフィッシング製品を仕舞っているタイミングというのも初めてだし、気になっていた製品名を伝えても、スタッフはあまりピンと来ていないみたい。
「居にくい」空気感満開…、さあどうしようか。スタッフの方にも申し訳なかったので、私を解放してもらいたく「適当に店内みますね」とさささっと後退りしながら会話を中断したのでした。
禁漁期間と共にフィッシング製品はクローズか…、初めて喰らったぞ。これもストアのルール。仕方ないよね…と気持ちを入れ替えてナノパフなんかをみる。
すると今季25のフィッシングロゴロンTがあるじゃないか?これ、今季製品だよなっ、と再び不信感を抱いてしまいながらもフィッシングロゴのロンTに手を伸ばしてみる。
これ、見たかったヤツじゃん。サイズもLサイズがある!ヤッホー。一瞬で曇った私の気持ちは晴れて製品に手を伸ばす。
そうだ、ベスト【ベターセーター・ベスト】のサイズが身体に密着するモノを寒気にアンダーとしてフィールドで着用したかった。
タウンとかで着るのではなくて、完全にインナーとして考えていたから、そちらも探して発見。真冬極寒時期にどうレイヤリングするかが今の課題というか、自分流を考えていたので、こちらも入手してフィールドで試したい。
緩いサイズはこの場合、必要ない。サーマルウエイトの上から密着させる様にキツいサイズで身体を保温し、その上からフリースジャケット+SSTジャケットでレイヤリングしたかったのだ。
これが満足出来る保温なら感想などをまた紹介したい。
こうして何となくモヤモヤした空気感を縮める事なくお会計を済ませてパタゴニア梅田ストアを後にしたのでした。
フィッシング製品がなかったのが、ショック。タウンベースの製品がたくさんみれたのがラッキー、そんなストアだったと私は感じています。
弟はよく行っている川沿いのパタゴニアアウトレットにも行こうよ、と動いてくれる。当然私は行った事がない。中之島アウトレット、そちらに向かう事になった。
●パタゴニア中之島アウトレットストアへ
都会の真ん中に流れる堂島川に沿う様な位置にあるパタゴニア中之島アウトレット。ここは弟が言うにはアウトレットがいっぱいあるよ、と説明してくれ、最初からウキウキ。
弟も行き慣れており、お互い見たい製品ジャンルは違っても楽しみは一緒なのだ。
川沿いを歩いていくと、パタゴニア中之島アウトレットストアが見えてきた。ロケーションはまるで海外の様。雰囲気からも一瞬で気に入ってしまった。
入り口では日本酒の試飲会が行われていて、まんまとハマってしまう私。
先週、鎌倉ストアで新製品の【繁土】1本を頂き、呑んで気に入ってしまったので、今回開催されているイベントにも興味は持っていた。
しかし釣行仕事が入っていたので、当然参加など出来ないと諦めていたからちょいと覗き込んでしまう。
今回開催イベントは【やまもり】と【繁土】の飲み比べ。今日は弟が運転してくれている。私は呑んでよい身体。夜も車の運転はない、飲めるじゃん。
スタッフに言われるまま、どちらをも飲み比べてみる事にした。
【繁土】を鎌倉ストアでいただいたので味はわかっていた。でも飲み比べると違いがわかるし、ね。共におちょこで2杯ずつ飲ませてもらい、結果【やまもり】をいただきました。
簡単に釣られてしまう平松慶。安易なヤロウです…。
ストア内は現行品とアウトレット製品とがびっしり詰まったストア。またサーフボードもたくさん置かれていて、オーシャンストアって雰囲気も居心地がよく、長居してしまう。
アウトレット製品も、気になっていたモノがありふむふむと。
財布との兼ね合いで入手は当然我慢したのですが、ゆっくり製品チェックが出来、アウトレットのフィッシング製品もたくさんあったので、つい梅田ストアと比べてしまいながらのストア訪問だったのでした。
今回はフィールドに出られなかったタイミングで大阪に行け、最新ストアと老舗ストアの両方をみる事が出来ました。
私的には、落ち着きある中之島アウトレットストアの方がゆったり製品チェックしやすく感じ、また行きたい!と強く感じたのでした。
長男夫婦からは梅田ストアはすごく良いよ、と聞かされていた分、フィッシング製品がなかったのがショックだったかもしれませんね。
次のタイミングが合った時は、禁漁期は外したいと思っています…。














