【パタゴニア11月カタログ】冬カタログを読みながら、環境問題と冬フィールドへ。

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【パタゴニア11月カタログ】冬カタログを読みながら、気分は環境問題と冬フィールドへ。

「読み物」として数ヶ月に一度送られてくるパタゴニアのカタログ。
本来の「製品カタログ」以上に「読み物としての強いメッセージ」として私は捉えているが、本当に読み応えのあるカタログだ。

製品解説が書かれているので凝縮することは出来ないだろうが、でも本当に一年分とかを一冊にまとめて、実際に分厚い文庫本位のサイズで持ち歩きながら読みたいと思ってしまう。これが理想。

前にも書いたのですが、パタゴニアのカタログを旅先に持参してはプールサイドで読んでみたり、ホテルの一室にあるTV番組のどのチャンネルも海外モノの番組に飽きてしまう時などエアコンを目一杯効かせてホテルの部屋で読んだり、ディレイだらけのインドネシアのドメスティックで読んだりしたいのだ。

毎度飽きない程度の薄さ、が季節分けで送られてくるサイズになる。これを一年分、いや出来るなら2年分で纏めてくれ、ぶ厚くなったのを何度も何度も読み返したいと思うのだ。

iPadでパタゴニアアプリから読めるwebカタログが嫌なわけじゃない。先日も福岡へ行った際にiPad miniを持参していたので飛行機内で電子書籍の様にカタログをめくって読んでいたのだが、どうしても私は紙を捲る行為が好きであり、ページ数はすぐにわかるけど、残りを腕の中で感じ取れない読み物は読んでる気がしないのだ。

紙の表紙を握り、そして1ページずつを読んでは、次へと読んだ内容をつなげていく。短編モノでも長編モノでも、だ。

前回も同じ様なメッセージを綴ったのだが、これが届いてくれるだろうか…。なかなか厳しいだろうね、と思いながらも次のカタログが届いた際も懲りずにメッセージを地味に発信しておきたい。

iPadなどで読めるWeb電子カタログなら無駄な紙も必要ないしカタログを作る際の水の使用や二酸化炭素の放出もないだろう…だからヤンないだろうなっ。でも外国の文庫本見たく柔らかいわら半紙みたいな紙で厚く作ったカタログなんかを旅先で読みたいのが理想だよ。最近の様なメッセージ性の強い内容であれば、特に。

さて、今回読んだ内容で関心が深かったのをいくつか紹介します。

コンテンツをチェックしてページを捲る。「農家が知っていること」これは見出しで興味が湧いたので速攻で読ませてもらいました。

小規模有機農家であることは彼らにとって、急進的な活動家となる方法である。…と。

その次の内容は「痛いほど美味」。唐辛子がってなレベルじゃないのはすぐにわかったが、韓国で食したぶっ飛ぶ辛さを思い出しながら読んで、いつしか口内は唾がいっぱい服出ていたのだ(笑)

Q&A?対談?方式の進みでレシピまで記載されており、これはいつか「いいぶさ日記」でも真似て構成してみようと思った。

いや、以前やっていたが、ここまで具体的じゃなかったので、読者的目線を入れて「いいぶさ日記」を作ってみようと思った。

読んでいてスラスラと内容が頭に入ってきたので、書き物の勉強にもなった。シュイナード製のアイススクリューやピオレ、使い方はわからないけどクランポン、といった44年前と同じ、旧いギアを使っての物語が綴られていた。
パタゴニア

旧いモノが全て良いってわけじゃないけど、私は旧いモノが好き。新しいモノと旧いモノとを同時に使い、便利さだけじゃない時代の良さなんかも感じ取りながらギアを大切にすることはとても好きなことだし、旧いモノを現役で使っていることへのこだわりは誇りすら感じる。

釣具でもそうだし、タックルを運搬する様なバッグ類なども旧いモノをつい選んでしまう。国産の最高峰最先端のリールの良さも大切だけど、アメリカナイズな丈夫で無機物が露骨に現れている様なモノもこの歳になってだからなのだろうか、愛着すら感じてしまう。

嗜好品なだけに、愛着を感じなくては使い続けられないと思いたい。良いものは、いつまでも良いものなのだ。そんな思いを感じながら読ませてもらった。

いつまでこうした紙のカタログが続くのだろうか。楽しみが失われることの寂しさを先に考えたくないが、もしかして無くなってしまう将来があるとしたならば、それは理解しなくてはならないが、いつか纏めてぶ厚い読み物としてリリースしてもらいたいなっ。

《NOVEMBER 2019 VOLUME SIX》読み応え十分でありますよ。

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keitanhiramatsu