【8/9 玄界灘 春のヒラマサを求めて】3/29最終日の沖は…。
Goldic春の対馬釣行最終日。この日は西沖に再び賭ける事にした。東沖は酷く成績を残すのが難しい。西沖ならまだ一級ポイントと、その周辺にある魚礁を回ってひろい釣りが出来る。
無数にある西沖魚礁でワンチャンを狙いたい。最終日は樽が浜港からではなく、仁田からの出港。ポイントまで近いのが嬉しい。
東横インで朝食を速やかに済ませ、今日戻りの人はチェックアウトを済ませて準備完了。車で移動し沖に向かったのでした。
私は7日目の沖。ホンネ言うと身体はもう限界を超えていた。一日中沖に居て、夜は酒時間。これを毎日同じペースで過ごしており、集中力も判断力も欠けてくる。
釣りが雑になってきてると自分でも分かるだけに意識して丁寧な釣りを心掛けているのでしたが、ほんとシンドかった。
荒れてる時も凪の時もミヨシに立つ。船に人が居なくても「ミヨシ」に立つのは、釣り座の把握と自身のコントロールが出来るから。
デカい魚を掛けた時に、どの様に動いたら良いのか。どうやり取りをこなしたら良いのか、を身体で慣れておきたい。ミヨシだから釣れる、なんて私は一度も思った事はない。
ただ、ミヨシでの釣りでデカいのを掛けた経験が一番多いし、こうしたチャンスのあるフィールドで釣りを展開する時こそ「デカい魚を掛けた時」の対応を常に頭に描いているので、自然と私はミヨシに立つ。
今回、対馬入りをしたお客さん数名がひと流し毎に釣り座を変えてシャくる姿があった。
たった3日間しか釣り時間はない。ならば、あっち、こっち、と移動して釣り座のコントロールが自身で出来ない状況よりも、その釣り座に慣れてゲーム展開をしていく方が良いよ、とアドバイスをさせてもらった。
賛否両論あると思うけど、今回3日間を通してミヨシ側よりもトモや胴の間の方が良型が実際にキャッチされている。
口にはしなかったが、今回の潮は完全にトモから船はポイントに入っており、ミヨシ側はみんながジグを通し終えてからポイントに入っている。
だから私はジグを大遠投し、魚探から見る反応とは違う魚を探して釣りを展開してきたが、そんな説明をしてお客さんの組み立てを混乱させても良くない。
「釣り座」に拘りたいならば、自分が入った「釣り座」でどの様なアプローチをしていくか、潮と船との関係はどうなのか、を出来るだけ早く把握しその日の釣りを自分のモノにした方がデカい魚と巡り合いも増えるし、キャッチ率も上がる、タックルの選択も組み立てられる、と思っている。
キャスティングゲームなら、やはりミヨシ側の方が有利になるのは分かるが、ジギングでのスタイルは「釣り座を知る」事を重要視してからのゲーム展開が大切だと私は思っています。
「ジギングでミヨシが釣れる?」そんな事は絶対にない。時としてミヨシ側からポイントに入る場合もありますが、そんな時は当然誰よりも先にポイントにジグが入る様な位置へジグをコントロールして投入し、ひとり勝ちをさせてもらう場合もあります。
これも「釣り座を把握してるから」と言う事をわかってもらいたい。
私は自分が自信を持って釣りが出来る釣り座で勝負する。
船がトモから入ってるからその場合後ろに移動する、なんて絶対にしないし、その状況での釣り座の分析をして魚に巡り合いたい、と考えているんだよ、と若船長と昼飲みした時に解説した。
爆荒のひとりロケ時に「ケイさん、よくあの状況でミヨシに立っていましたね」と感心してくれたが、そう言う意味なんだよね、とも伝えたのでした。
最終日も良型ヒラマサはほんの数本。かなり厳しい『魔の2週間』後半戦だったのですが、みんな夢を持ってシャクってくれました。
最終日の釣りネタはほぼ無かったので私の「釣り座論」を書かせてもらいました。日に日に変わる、その日の乗合船でのスタイルではなく、3日間チャーターして大型の魚を狙ってもらう釣行会。
慣れていない方が大半だったので、その辺りは読んでくださっている方へもメッセージとして少し真面目に書かせていただきました。
「釣れる対馬」はもちろん間違いではないのですが、私が対馬に通う理由は「魚のストック量が半端ない対馬」で釣りを学びたいから。
対馬でも船や潮が読めない船長の船流しは全く釣りにならない事も十分わかっており、無意味な流しをしている他船長も乗船した事があります。
交通事故程度で釣れたのは、魚のストック量が豊かだから。釣れないタイミングでいかに釣らせてくれるのは、80%が船長の技量、20%がアングラーの技量だと思っています。
「釣り座を読む事」はアングラーの技量。これを常に私は考えながらメタルジグを落としています。
最終日もほんと厳しかった今回の対馬ヒラマサ釣行。しかし、必ず来年もまた同じペースで対馬にヒラマサを狙いに入ります。
なぜなら「対馬はヒラマサのストック量が多い」し「わかっている船で釣りが出来るから」。
ツアー参加して下さった皆さん、お疲れ様でした。来年もデカマサを求めて狙いに行きましょうね。今回は「平松慶、釣り座論」を書かせていただきました。







