【第44回 全国高等学校柔道選手権大会 神奈川県予選会】審判お手伝い。

柔道

【第44回 全国高等学校柔道選手権大会 神奈川県予選会】審判お手伝い。

春の高校柔道選手権大会は、高校生の柔道3大タイトルの一つで、私も高校時代はこの大会に向けて稽古を重ねていたものです。

コロナ禍で一瞬でも落ち着きを見せて、このタイミングなら、と審判の練習をさせてもらいに、この大会の個人県予選で審判させて頂きました。

神奈川県の高校生は、正直全国でも本当にレベルが高いと思っています。

柔道の審判は、目が付いていかないとミスジャッジにもなってしまうし、日々審判の練習は必要だと思っている。また私はこんな年齢でも試合に出たいと稽古を続けているので、ルールを体に染み込ませておくことも大切なんですよね。

だからプレーヤーであり、審判できる様な意識を常に持っていたいのです。高体連の先生方に連絡をすると、土曜日にきて、と。有難いです。久々に着用する審判ウエアー。神奈川県立武道館へと。

パタゴニア

他のスポーツってどうなんだろう。柔道は小学生、中学生、と少年ルール等があり違いもある。同じ競技でもこれまでルールの違いがあるのも、覚える方も大変。

キャリアがある方なら、その応用で大丈夫なのだろうが、昔柔道をやってはいたが、今再びやり始めるということで、学ばなくてはならないことの多さに戸惑う場面も。

でも学ぶことで自身のキャリアアップに繋がるので勉強を続けるつもりで審判もやる様にしているんです。

この日は、女子の全階級と男子の-60kg以下級。私は第4試合場での審判。3年生が抜け、2年生、1年生の試合。男子は日常で一緒に稽古をしている子もエントリーしているし、所属道場出身の子もいる。

がっつり応援したいのだが、今日会場に入っているのは、審判のため。だから自分の審判がない時にはチラ見するが、そうでない場合なら、自分の試合会場の審判に集中する。

全階級、準決勝まで出揃った。ここからは指名審判になるので私は試合を観る事が出来た。一緒にやってきた子、そして道場出身生、と準決勝で当たった。

道場生はここで負けてしまったが、もう一人は決勝で勝ち。見事、優勝してくれた。

1年生。彼は中3の年、県で新人戦優勝をしたのだが、その後の流れで全ての試合が中止になってしまった。感染症予防対策とはいえ、この年代の子たちは、ほとんど試合ができずに終わっている。

高校は県外に進学したが私も同じ歳の女子を指導しており、県で優勝して、夏の本戦に向き合うことなく中学を卒業…。この無念さを本人ではないから100%わかるとはいえないにしても、悔しさは生徒と同じ気持ちであった。

だから今回の優勝は、偶然見れたにしても、本当に見れて嬉しかったのだ。

翌日は男子の残された階級全て。週末の2日を潰すのは難しいので、土曜日だけで審判は終わったけど、また次の審判は勉強で参加したいと思っています。

ここ最近は、コロナ禍から少しずつですが仕事も忙しくなっていており、毎週末予定が入り始めてきた。柔道と仕事の両立。どちらも偏らない様に続けて行くためにも、日々の努力を忘れない様にしたい。

高体連の先生方、またプレーヤーの皆さん、審判勉強をさせてもらい、ありがとうございました。

パタゴニア

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