「軽くて暖かくて、仕舞いが小さくなり着やすい」。これ全て《ナノ・パフ》に当てはまる事。
冬場になると、なくてはならない1着として私も重宝しています。また、海外遠征先で飛行機の中など予想外の寒さに上着が必要な時などにも必ず機内に携行していく様にしています。
暑い国でも、ドメスティック線など、驚くほどエアコンが効いている事や機内乾燥を何度も経験しており、旅の必需品になっています。
ナノパフは本来インナーとして着用するウエアーとしてメーカーはリリースしています。ただ、国内本州の気候に合わせるとインナーとして以上にアウターでの着用に用途が多くなる傾向にあります。
私はインナーとしてのナノパフの素晴らしさ、アウターとしての便利さを感じています。
使い易さは人それぞれ。
用途に合わせて使うのがベストですが、今回はインナー着用としての感想、アウター着用としての感想、そのふたつの着方でのサイズ感などをお伝えしたいと思います。
《インナーでの着用》
主な使い用途として、野外活動で濡れる場面でもある、私にとっては「釣り」の場面。
海の釣りが中心になりますが、近年はトラウトゲームも盛んに楽しむ様になり、用途が多くなりました。
現在は廃番モデルになった、ナノパフとアウターが脱着式になるフィッシングウエアー【3インワン・リバーソルト・ジャケット】
※いいぶさ日記 2016年4月14日更新
【パタゴニア スリーインワン・リバー・ソルト・ジャケット】
こちらに紹介しましたが、オフショアゲームでもフレッシュウォーターでも現在も現役で使用しています。
このジャケットの特徴は、ナノパフがインナーとして装着されており、もちろん脱着するので各々で着分けする事も出来る。
ナノパフはインナーとして着るのですが、ボタンで外して旅先で軽く外出する様な時にも着れ、当然朝夕の気候が低いタイミングには保温力もしっかりしているナノパフは離せない。
沖で暖かくなってきたら、インナー(ナノパフ)を外したり、インナー(ナノパフ)だけで釣りをしたりする。
パタゴニア Patagonia メンズ・ナノ・パフ・ジャケット SEQR M
3インワンジャケットは防水力を備えレインウエアーとしても使えるので気密性も高い。ナノパフの温かさを外に出さない構造だから、とても便利なのだ。
身体に沿う様な身丈で作られているのも保温効果を高めている理由になる。レギュラーフィットよりもスリムフィット感が強い身丈になっている。
《アウターでの着用》
ダスパーカなどの様な、しっかりした防寒着ではないから、私はライトな感覚でアウター着用に使っている。
晩秋や初春など三寒四温時期に急な寒さを凌いだり、タウンでの脱着が多い場面で多様して防寒着にしています。
先にも告げた通り、軽さが驚くほど。そして着用しない時はコンパクトになる。これがとっても便利なのですよね。
キルトメッシュ構造になっており、フワフワ感もあるし見た目のデザインも持ち合わせている。スーツの上から羽織ったり出来るのも気に入ったところ。
しかし…。
インナー着用のサイズとアウター着用を目的とすると、サイズ感が大きく変わってくる。
当然の事なのだが、インナー着用時は身体の線に沿わせる様に密着した感の方が保温性が高くなり、実際サイズ感は小さくなる。もしくは小さめを選択する。
パタゴニア Patagonia メンズ・ナノ・パフ・ベスト BLK L
アウター着用としてだと、身体を包み込む様なイメージが優先され、いわゆる《ダスパーカ的着方》の、一般的なジャケット感覚のサイズの方が用途が高い。これが一番の悩みになってくる。
私はインナーでもアウターでも《ナノパフ》を着用したいがために、サイズを敢えて変えて使い分けている。
身長169cm.体重85kg.胸囲107cmのガッツリ体型でインナー着用ではMサイズ。アウター着用はXLサイズが丁度良い。
インナー着用のは、身体にピッタリしており、見た目に余裕がない。「釣り」で使うのだから仕方がないと言えばそれまでだが。
パタゴニア Patagonia メンズ・ナノ・パフ・フィッツロイ・トラウト・フーディ STGN XL
ナノパフを装着したスリーインワンジャケットの下はキャプリーンだけが冬場の定番。着膨れで動きにくさが出てしまうと本末転倒。レイヤードを上手く組み合わせて活動し易くしたいのでMサイズ。
アウター着用時はロンTシャツにフリースのベスト、その上からナノパフを羽織りたいからXLサイズにした。
Lサイズだとズバリ、どっちつかず。そもそもがインナーとしてベースレイヤーの上に着る仕様でありフィット感を大切にしている。だから「羽織る」感覚は持ち合わせていないからサイズ感を気持ち大きくして選択しないとアウター着用には向かないのだ。
まあこれはあくまでも私の体型での話になりますが。
トレーナーやフリースベストの上から気軽に羽織りたい理由でXLサイズに落ち着いたのでした。
ただ身丈は問題ないのですが、袖がどうしてもXLサイズだと余ってしまう。
規格180cm以上サイズ仕様だろうXLサイズなので、腕の長さも違ってくる。肩辺りのゆるさは有難いのだけど、袖辺りのダボ付きはどうにかしなくては…と昨年悩んだ。
パタゴニア直営店のスタッフに相談したところ、リペア修理としてオフシーズンに直す事は可能だと教えてもらった。
そうだよね。長ズボンの裾上げと長袖の袖詰め、考えてみたら意味は同じだもんね…と。
昨年にナイスな案を聞いておきながら、オフシーズン時にリペアに出す事を完全に忘れていて、寒くなってきた今に《ナノパフ》を引っ張り出して来て思い出してもね…。
今回は、これからの時期に多様なお気に入りのウエアー《ナノパフ》について、アレコレ書いてみました。
もっと寒くなったら、ナノパフじゃなくてアウターはダスパーカなどになると思いますが、リアルなアウター問題として取り上げてみました。
今シーズン終わったら、忘れずに『袖詰め』リペア出す様にしますね。その報告もまた行いますね。
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