【ホルモン焼 秀】東北沢駅の新天地は優しい秀さんの顔が。
下北沢駅にあった釣り人や文化人らが日々賑わう《ホルモン焼き 秀》。
秀さんのお店がテナントビル改装工事により立ち退きとなり3年。自身がコロナも関係し、都内へ出る機会も激減した。
そんなタイミング中で秀さんのお店が東北沢駅周辺に出来たとウワサはもちろん聞いていましたが、今回新宿での撮影に合わせて顔を出せる事になったのです。
釣りビジョンの対談撮影が終わったのが18時。スタジオから秀さんのお店はそう離れていない。大本編集長と共にご挨拶に向かったのでした。
下北沢にあった頃、秀さんのお店はほんとよく通わせてもらった。
チャーマス(北村秀行さん)のお店《ソッカイ》にもよく行かせて頂いたが、ある時期辺りから秀さんのお店にも足を運ぶ様に。
スポーツザウルス絡みのヒトと飲む事が多く、2軒ハシゴした、なんてのもあった。ソッカイが閉まり、釣り人が集うお店が都内でひとつ無くなった…。
秀さんのお店は更に釣り人で溢れており、釣りにまつわる最先端の情報交流が毎日の様に繰り広げられていた。そんなお店だった。
ホルモンを焼く煙りに燻された古いルアー達。アングラーの写真などもたくさん貼られていた。それを見ながらワイワイと飲む。
小田急線最終ギリギリまで飲み、ホームまでダッシュなんてのもザラだった。それが秀さんの飲みパターン。
懐かしい大切な思い出をたくさん作ってくれたお店でした。
そんな秀さんの新しいお店。ビルの3階に《秀》の提灯が見える。あそこなんだ…。
少しわかりにくい入口階段から歩いて上がる。3階に大きな窓ガラスで店内はみえ、そこには《秀》とステッカーが貼られていた。
ドアを開けて店内へ。
リョウコママと息子さんがカウンターに立っていた。かなり私の顔を見て懐かしがるリョウコママ。秀さんを見つけてご挨拶。
「ケイちゃん、元気にしてた?」そんな言葉をかけてくれ、カウンターに導かれた。
いただくメニューも注文取りするスタイルも、全て同じ。違うのは広くなった店内と釣具の匂いがしない事くらい。
生ビールで大本編集長と乾杯し、下北沢時代の味に至福の笑みを浮かべたのでした。
お店は小田急線《東北沢駅》徒歩2分(くらい)。わかりやすい位置で、以前より広いお店ですが、予約はした方が良いよとリョウコママ。
ホルモン焼きと生ビール、これは1セットにしないと足が腫れるので気にしながら頂きましたが、やっぱり《秀》さんのお店は釣り人が居るんだなぁ…と。
帰りのお会計時に「平松さんのジグ使っています」一緒にいたお客さんにそう言われ、気分良く店内を出たのでした。
新しい《秀》。ほんとおすすめです。