【伊豆網代港泊は、編集長と素泊り】話す時間は貴重な瞬間でした。
南沖取材依頼があった代理店からは、取材費を抑えて欲しいとの事で宿泊費をあまり掛けられなかった。また2日続けての乗船予定だったので、網代港から近い場所での宿泊が良かった。
大本編集長が港から一番近い安価な宿を見つけてくれおり、安心。宿は一軒家だと。そこで寝るだけのスタイル。港から5分の距離でバス、トイレにキッチン、Wi-Fi完備となっていたので編集長が手配してくれ、帰港してからもすぐ。
車が1台しか停められないのが辛いけど、港から直ぐなので私のボルボさんは網代港で停泊させてもらいました。
宿に入り編集長は1時間ほど仕事をするとの事で私は先にお風呂へ。湯槽にお湯を張り一般家庭よりも広い湯槽でゆっくり疲れを癒し、先に購入しておいたハイボールを楽しんだ。疲れた身体で風呂上がりの一杯は格別に美味い。
編集長も仕事を終え、風呂に入ってからお互いの近況を話しながらリビングでダラダラと飲む。このタイミングがたまらなく良いのだ。
晩ご飯は森竜丸女将さんの知り合いのお店へ。焼肉屋さんで地元ではかなり人気なお店。《肉処 純純》へと連れて行ってくれた。
網代に父のアトリエがあった頃はよくこの辺りをウロウロしていましたが、私は知らなかったお店。当時やっていたら、通ったかもしれない雰囲気の良いお店でした。
編集長と2人で焼肉。カウンターが予約してあった。着座。飲み物はハイボールと決めていた。直ぐに運んで下さり乾杯。今日の釣り内容をどの様に使うかをそこで話しながら飲む。少し真面目な時間…。
カウンターだから、注文したお肉もカウンターから渡される。ただ、焼くコンロは「ぼっちコンロ」。私、ぼっちコンロは初めてで少し驚く。編集長に聞いてみたら、都内ではぼっち焼肉はよく見ますよと教えてくれた。
めっきり飲み歩かなくなり、外に出なくなった私は完全にお上りさん感覚…。たまには飲みに出るのも良いかもなぁ。
カウンターから手渡しされるお肉を互いのコンロで焼きながら、釣りの話は尽きない。
「釣りの話」は釣り業界の話が中心で、誰々がどこ何処で何々を釣ったと言う話ではなくて、どこ何処の誰々が、何々を立ち上げた、とかどこ何処のメーカーの誰々はこんな動きをしてるよ、なんて話。
お互い雑誌社の編集長と連載を持ったライターの関係が相当長位ので話は尽きない。この先の原稿仕事なども依頼され、2時間はあっという間に過ぎたのでした。
昨夜は車中泊。そのまま沖にてロケ。良型の魚が獲れてホッとする気持ちも重なり55歳の身体はフラフラ状態。宿に戻り、リビングに置かれた簡易ベッドに傾れ込む様に寝に入ったのでした。
深夜1:15アラームが鳴る。再び網代港へ向かい、二日目の泳がせ釣りと同船させてもらい沖仕事。気合いを入れて編集長と私は部屋を後にしたのでした。