柔道が出来る環境に【感謝】今年最後の稽古納めに行ってきました。
昨日、光明学園相模原高等学校へ、今年最後の柔道稽古に出かけた。内村直也先生(中京大中京柔道部のひとつ後輩)が光明学園で行われている冬期合宿へ、「背負い投げ」の講習会で来てくれたので、それも含めての参加。
私は、次男と道場の小学生を連れてお邪魔したが、14校の高校生の中での乱取りは強烈な盛り上がり。乱取り稽古は、大変な人数で、私は「ブーメラン化」していた(笑)まあ、それには理由がある。
本来なら、最初から最後まで、赤帯を絞めてのモト立ちを毎回しているのだが、2週間前に長男と寝技の稽古をしている際、頸椎を痛めてしまい、それの流れで「寝違い」まで引き起こして、強烈に首が痛くて仕方が無い身体だったので、先週一週間はしっかりと首を治す事に専念し、やっと激痛が落ち着いたので、昨日今年最後の練習、として柔道衣を着る事が出来たのだ。
これだけ首が痛かったので、20歳の手術後初めてかも。もう、寝ていても、起き上がれないし、立っていても、首がツラくてたまらなかった。だから、各所呼んで頂いていた忘年会などの呑み会にも参加せず、ひたすら首を安静にしていたのだ。
昨日は最初女子、小学生とだけ、乱取りをやって、受け身で首の負担があるかどうか、確認。重量級の女子とやった際は、ツラかったが、受けるだけなら、と慣す様に乱取りをして、気心の知れた光明学園の高校生と3本ほどやり、終了。
本当は、【ウッチー】こと内村君や、【仏の宮本】功ちゃん、【ヤマーキー】こと八巻先生ともやりたかったが、あの激痛を食らった後なだけに、今回はおとなしくしておいて正解であった。
【生涯柔道】を目標にした小生、やっぱり頸椎に爆弾を抱えている以上絶対に無理はしない様にしなくては。
もし、頸椎損傷をまたして、家族や乱取り相手に迷惑をかけてしまう様では、私が目標にした【生涯柔道】の考えから離れてしまう。長く柔道を続けて行きたい為にも、勢いだけでの柔道は禁物だし、慎む様にしておかないと。
今年の稽古は、これで終了。
一年を振り返ると、今年は昨年以上に稽古が多かった。自分で言うのもなんだが、本当によく稽古したと思う。
国際大会にも出場させてもらい、その出場を理由に家族も犠牲にして練習に打ち込んで来た。黙って見守ってくれた、柔道経験者の女房、長男、次男に感謝したい。さらに会社のスタッフも「また柔道ですかぁ〜!」と言われながらも、練習に行かせてくれた事に感謝。
「今週は、ここ。来週は、ここで出稽古だから」と次々と練習の場を用意してくれた宮本功三君にも、大きく感謝している。「いつでも、来て下さい!」と道場を開放してくれた八巻祐監督、須貝先生にも感謝。
座間市のスポーツ協会などから、海外での大会出場の助成金を募って下さった、吉原道場の館長にも感謝。
道場の父兄からもたくさん激励金を戴け、感謝。
沖縄の有志からも、たくさんの激励金が届き、感謝。
まだまだたくさんの感謝に尽きない。首を怪我し、一度は離れた柔道であったが、こうして柔道に戻る事で、新しい仲間も増え、柔道に戻って本当に良かったと思う。来年は、競技者としてだけでなく、指導者としても、道場でこのたくさんの方々からの恩返しを少年達に指導で伝えて行きたい。それが、私の与えられた任務だと感じている。今年一年、本当に柔道を続けて楽しかった。素晴らしい仲間とたくさんの汗を流し、時には炭酸風呂に浸かりながら、柔道談義をした。来年も変わらない柔道への姿勢。今年一年の柔道に感謝したい。ありがとうございました。 2016年は1月3日の光明学園での鏡開きからスタート。頸椎の痛みが残っていない事を願いたい(笑)