【炎の乱取り祭り】今年も元気に、真冬から大汗流しています。
2017年も日本工学院八王子専門学校で繰り広げられている【炎の乱取り祭り】がスタートになりました。
宮本功三先生主幹の元、老若男女、柔道をこよなく愛する連中が集まり、柔道を通じて乱取りで交流を深める場所。
月に1度の楽しみなだけに、回数が重なる度に愛好家が増えてくる、素敵な柔道時間。今年最初の乱取り祭りには大阪から内村直也先生も参加となり、激しく楽しい稽古道場内温度26度で暖房MAXの中スタートとなりました。
今回は宮本功三先生のお兄さんも参加されており、兄先生とも乱取りを。ヤマーキー監督率いる、光明学園柔道部員も参加。またフランス人の柔道留学生3人も参加となり、国際色豊かな環境で稽古は開始となりました。
4分×23本。
各自アップから始まり、柔道ブザーと共に乱取りがスタートされた。小生は、まずは雅子先生とアップ。
2本ほどやり、身体の動きを確認し本命のヒロヤへ。
彼とは、長男が大阪へ行く前からここで稽古相手として小生に付き合ってくれ、汗を共に流した仲。
一昨年前のオランダ世界大会に出場を決めた時、重量級との稽古を集中したくて、ヒロヤに頼んで付き合ってもらったりした。
小生と彼、共通点がありそこも彼と絡むべく部分。
柔道を同じ怪我から断念し、辛い学生時代を過ごしたところ、また長男の先輩にもあたり、そういった関係に共感し、胸を借りて小生は稽古されてもらってきた。
彼から仕事関係で関西に戻ります、と年明けすぐに連絡をもらい、この【炎の乱取り祭り】が関東で稽古出来るのはラストだと知らされてから、この日を待ち望んで楽しみにして来た。
毎月こうして稽古相手で楽しんで来た息子の様な彼と稽古が出来なくなることは寂しいが、しっかり関東から送り出してあげたい。そんな思いで彼との乱取りを楽しみにして来たのだ。
ヒロヤとの乱取り。
お互い、左組み。相四つ組み手。まだ20代そこそこのヒロヤ、強烈なパワーでおっさんを変形姿勢で引きつける。真直ぐな姿勢すら保てない小生。グイグイ、と大外刈り、払い腰、大内刈りなどが飛んで来る。
受けるのに、必死。そんな4分を何本続けただろうか。
2本続けて、2本他のひととやり、そして、また2本続ける…そんな流れで、この日の乱取りは18本する事が出来た。
ヒロヤとの回数が一番多かったのだが、ラストに宮本兄先生に稽古をつけて頂きました。
【宮本兄先生との乱取り動画】はこちら。
相四つ組み手で、ガバッと奥襟を持たれ、何も出来ない…。兄先生にバンバン投げられました。
兄先生は、神奈川県柔道連盟の審判実技試験で試験官でもあり、小生の『迷審判』を最初に指摘して下さった先生。功三先生に連れられ、夜の湘南台「サイゼリア」やホルモン「外野席」などなど、お酒もたくさんごちそうになり、可愛がって頂いて下さっている、最も尊敬する先生。
こんな経験、本当に嬉しい限り。兄先生にラストで稽古付けて頂き、今年最初の【炎の乱取り祭り】は終了となりました。
内村先生(ウッチー)とも乱取りをやりたかったけど、ヤマーキー監督や宮本功三先生とガッチリやっており、小生の出番なし(笑)
功三先生とも乱取りが出来たし、ヒロヤともガッチリ出来た。フランスの子(まだかなり若く、21歳)とも出来た、楽しい【炎の乱取り祭り】でした。
稽古後の体重は、お帰り〜の80kg。最近、この体重で維持出来ているけど、筋力がとにかく足らないと痛感。
昨年はあまり稽古が出来なかったこともあり、今年はもう少し筋力UPも意識して、自主練する様にしたいなっ。
毎月こんな素晴らしい場を作って下さる宮本功三先生、日本工学院専門学校のOBの皆さんに【感謝】です。
前夜祭で、宮本家、内村家、平松家で呑んだお酒は、もちろん全てこの稽古でぶっ飛びました(笑)
この繋がりをこれからも大切にしていきたい。