【令和四年 全国柔道高段者大会】五段の部 講道館にて。

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【令和四年 全国柔道高段者大会】五段の部 講道館にて。

令和4年4月28日、今年も講道館にて開催された高段者柔道大会に参加してきました。

この試合は五段以上の柔道先生方が精進のために試合を行い、精神だけでなく身体も鍛錬を続けて修行を続ける、そんな意味もある試合。

またこの大会は柔道総師範《嘉納治五郎先生》の命日に行われており、毎年全国から先生方が柔道総本山の講道館に集まるのだ。

私も柔道を真剣に復活してから通う様になり、今年で9回目の試合参加。同期の宮本功三先生や高校時代のチームメンバー内村直也先生らからの勧めもあり毎年この全国柔道高段者大会にはエントリーする様になった。

しかし、コロナ禍に於いて本来この嘉納治五郎先生の命日の日に行われるはずの大会が延期となり、2年ぶりに本来の日程で開催された。

少しずつ、日本も元の姿に戻って行こうとする兆しが感じられ嬉しい。

大会は、以前の様なスタイルではなく、段位別での講道館入場規制の上、開始。

五段の年齢が若い順から始まり、8:00の開場と共に講道館へ入った。受付を済ませて対戦相手を確認。ドキドキ感が始まった。

対戦相手と何試合目かを知る事で更にドキドキ感は増す。無口になりつつ着替える。福井先生と二人、何となく始まっている緊張感を抑え、アップ道場へ。

知り合いの先生方にご挨拶をし、足にバンテージを巻き、指にテーピングをする。当たり前の行動にも何処となく気持ちが入る。

ガッツリ試合前のアップも終了。

パタゴニア

この日は講道館創立140周年の記念式典もあり、8階大道場で参列する。先生方々の挨拶を聞き、終了。

アップ会場に戻り電子ホワイトボードで試合の進行をみて待つ。試合前5試合になり、大道場へ。

講道館の階段ひと段毎にドキドキ感を抑えながら登っていく。第四試合場。貼られた自分の試合を確認した。さあ、いよいよ試合が始まるのだ。

53歳において、これだけ緊張する場面って、まず無い。早く試合がしたい、逃げ出したい、様々な思いが駆け回りながらの試合直前。

対戦相手も確認出来た。組手を頭に描き、こう攻めてあの技で…なんて頭でイメージを描く。

私の5試合後に福井先生も試合。私の試合が始まる直前に大道場に上がってきた。私の名前が呼ばれ、試合が始まった…。

今年で9回目の出場。9年前を思い出せば、風花ママがサプライズで応援に来てくれたり、試合前の乱取り祭りなどで盛り上がっていた時期もある。試合後に柔道を通じた仲間達と飲みに行き楽しんだ時もあった。

コロナ禍で行った3年目。大会と言うもの、どれもこれもが中止になった日本。その中で期日の延期などはあったが、講道館で開催される《全国柔道高段者大会》は一度も中止は無かった。

今年も福井先生とふたりで講道館に入り、試合を終えた後は町中華でアルコール無しの打ち上げ。

時代は常に動いており、五段戦の過去を思い出しながら、また来年のエントリーを誓ったのでした。

毎年思う。いよいよGWがここからスタートする…。

パタゴニア

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keitanhiramatsu