【北海道へ大移動⑦】『常呂沖に満喫❗️第八 勇信丸』でブリ狙い。
朝2時半起床。ホテルの窓ガラスから外を覗くと、すでに薄明るくなっている。
急いで歯磨きなどを済ませホテルロビーに3時集合。ヤケに早い。これがオホーツク海側釣行のスタイルとなる。
近所のコンビニエンスストアーで朝食と飲料水を購入し、その足で常呂漁港へ。北見市内から港までは約50km。常呂漁港へ到着した時には周りは既に明るいのだ。
今回お世話になるのは遊漁船と漁業を共にしている櫻井船長。
若く見えるが聞くと38歳。ガッチリした身体付きが荒れた冬海でキッチリ鍛えられとるのかなっと思ってしまうほど。
櫻井船長の舵で第八勇信丸は常呂漁港より朝4時15分出船。乗船して感じたのは後部が広くフラットデッキでとても釣りやすい船でした。漁業もされているとの事だが、蛸漁などもする為、デッキに広いスペースが必要なのだなっと1人で納得する。
常呂漁港から能登湖方面へ走る。網走方面は潮がかなり早く釣りにならないという情報がある様で、この日はかなり船を走らせた様子。
最初のポイントには直ぐに到着した。小生スタートから『線の動作』にてブリを捜す。周辺を見渡すと纏まらないのだがナブラがよく出るのが確認出来る。
どうやらベイトが細かく、ブリが落ち着かない様子だ。今回の常呂沖での課題は、回遊ブリをどう攻略するか。根や瀬に付くスタイルではなく、ベイトと潮に付くブリの行動を読み、どのスタイルを当てはめていくかが、勉強であり、練習となる。
ガミージグをホバーリングさせ『点の動作』での食わせは積丹半島で徹底的に練習してきたので、魚影濃いこのエリアでは『線の動作』をしっかり練習。
ベイトが動く方向を見て、その先にジグが到達する様なジグポジションを考える。そこへジグをうまく流し込めれば、次は「食わせ」になる。「食わせ」もリーリングのピッチの強弱でジグをコントロールし、しゃくり幅やしゃくるインパクトなどは強く考えない様にした。
これが見事にあたり、自身が納得する「食わせ」を引き出すことが出来たのだ。
この日もたくさんのスキルを掴む事が出来ました。まだまだ練習あるのみ。ナブラで動き回る状況時に『線の動作』のピッチコントロールやブリの泳層を瞬時に見つけ出すテクニックは今後の北海道ブリゲームに間違いなく必要であると感じている。(たくさんタグ&リリースをさせていただきました)
たくさん頭を使った、素敵な1日でした。櫻井船長、ありがとうございました。またフィッシュランド北見店スタッフ様、ありがとうございました。地元のアングラーの方々ともたくさんの新しい交流が出来ました。ご縁と出会いに【感謝】です。
(毎回、勉強になる北海道のブリ。今は北海道のブリの回遊ルートが知りたくてたまりません)
まだ続きます。