【割ばし何膳必要ですか】少しでも樹木伐採を減らしたい。日本はどこへ向かうのか?

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【割ばしは何膳必要でしょうか】コンビニの言葉に頷く事で何本の樹木が無くなっていくのだろう。

コンビニでお弁当を購入する際、必ず聞かれる事が「お箸は何膳お入りでしょうか」である。

小生、大食いでありお弁当と太巻き、とか買ってしまう事がある。そんな時は親切に聞いてくれるのだが、それを言われるが侭に「ふむ、ふむふむ。」と頷きながらやって過ぎると、ビニール袋の中には割ばしだらけになってしまうのではないか、と思ってしまうのだ。

ある本を読んでいて、日本だけがこれほどの「割ばし必要必需諸国」であると読み、確かにそうだ、と感じる。

アジア圏はお箸の文化であるのでどの国でも箸で食事を取るのが一般的。

しかし中国や台湾はプラスティックのお箸であるし、韓国は鉄箸、東南アジアのシンガポールでも中華が中心なエリアはお箸であるしホーカーズも箸がテーブルに置かれている。

マレーシアでもベトナムだってカンボジア、タイもだ。


インドネシアだって気取らないお店であれば、ほぼプラスティックの太い掴み難い箸があり、それら全てが洗っては再度使えるお箸であるのだ。

先日、少し高級な日本料理店に行く機会があった。

そこで日本料理を頂いたのだが、われら庶民が自宅でマイ箸としてもおかしくない様な見るからに高級な「割ばし」が出されて来た。当たり前だが箸置きまで付いてだ。

「箸置き」は陶器で出来ておりこれはきちんと洗っては使うものであろう、とすぐに分かるのだが、なぜ「お箸」は再利用しないのだろうか。

割ばしをパシッと割り、二本を重ねて「ニキッニキッ」と擦り合わせてササクレを取る動作がどうやら下品な日本人の習慣の様であるが、そんな仕草など全く不必要なほど箸先まできれいに尖れ、掴み易くシャープに整えられているものも「ご馳走さま」という合図によって燃えるゴミへと移動させられてしまう。

これを考えていたら「今のままでよいの?」と本気で考えてしまったのであり、こうして文章に残していきたいと思ったのである。

二酸化炭素を減らそうと、東京都などはトラック乗り入れなど排ガス規制等まで起こし、少しでも日本の空気をきれいにしようぜ!的活動で動いているが、その動きのとっくの昔から割ばしや爪楊枝、マッチ棒(最近はマッチ棒自体が少ないが)といったものが乱雑に扱われており、樹木伐採を一生懸命行ない、空気を必死にきれいにしよう!と国を挙げている自体が何だかおかしなからくりに感じて仕方が無い。

口に運ぶものだから、使い捨てるのか?もしそうならば、ドンブリ飯やみそ汁のお椀も口に付けるぞ。

スプーンなんてカレー皿の角から隅まで必死に残さない様にルーをアノ手この手でスプーンで寄せ集め、最後のひと口まで
「ぺろん〜」とねぶるではないか。

それを「割ばし」だけはポイッ!ポイッ!と捨てる事が許せなくなって来たのだ。

鉄のスプーンを洗って再び使うのならば、お箸だって使おうよ。そうすれば、もしかしたらバッサ、バッサ、と切られる樹木もちょっとだけ切られるのが減るだろうし、木材の輸入も減るのではないだろうか。

最近のスーパーでは「エコ」だからと言って白いビニール袋を有料化するお店が増えて来た。

これっ、最高に嬉しいが今まで無料でへっちゃらに無制限に配っていたものを突然「有料化」にするならば、その場で「何円お引きします」なんて言葉があったら「ここ、なかなか嬉しいお店じゃん」と思えてしまうのだが。

無料をいきなり「有料化」にしちゃうから反感を買うのであり、ピアゴ(仕事場の前にあるスーパー)などはスタンプを押してくれ、溜ったら「いくらサービス」なんてことをしてくれる。

だからその時に「お箸も不必要なら、スタンプおしますよん。」的な事があれば、もっと尊敬するスーパーだったのになっ、と考えてしまったのだ。

コンビニで売られているお弁当の値段を少し安くして「お箸は5円掛かりますが、いかかしましょうか?」ともなれば、「マイ箸持ち」のひとも増えて来るのかもしれない。

(画像をクリックしてもらえれば、こちらからのご購入も可能です)
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そしてお弁当自体の値段が下がる事で小生らは嬉しくなってしまうのだ。

そしてそして、山で生息する動物や川に流れ込む水、海に流されて来るゴミといったいくつかの大きな問題にもちょっと位であるが貢献出来るのではなかろうか。

その「ちょっとの気持ち」がとても重要であろうし大切に持ち続けていきたいのだ。

最低限、割ばしは宜しくないと常日頃から思っており、山の樹木を無くさないで欲しい願いがそういった気持ちにさせるのであろう。今日はそんな事を伝えたくなる一日でありました。

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keitanhiramatsu