【サーフパンツは夏定番アイテム】はき過ぎて、縫い目が解けて穴開きパンツ。
パタゴニアのサーフパンツは小生にとって夏の必需品であり、寝ても起きても、丘でも沖でも常にこいつをはいてウロウロしているのだ。言ってみれば、夏時期は身体の一部。
必ずと言って良い程「ノーパン」でこいつを着用し、遠征先などでも晩御飯や飲み屋まで当然こいつをはいて出没する。
そのままホテルに戻りベッドに滑り込み、朝は沖へそのまま直行。パンツを履かないので本当に楽。また潮で汚れたり汗をかいた後などはシャワー時に一緒に洗濯出来、ユニットバスで乾燥させれば翌朝にはキッチリ乾いている。
インドネシアなど東南アジア諸国に旅しても多湿高温でありながら絶対的必要不可欠存在なのである。
今季も当たり前のように「ノーパン」で着用していたのだが、女房が『お父さん!お尻部分に穴が開いてるよ‼️』と教えてくれる。これには慌てた…。
自宅での出来事でホッと胸を撫で下ろしたのも束の間…さあ、どうしよう。大切なサーフパンツ、縫い目をチェックすると縫糸が解ける様に磨り減って穴が開きだしたのだ。
ミシンが必要か?いや、この場合、手縫いでしっかりと解けた部分を補強した方が良さげだな、と思いさっそく縫い仕事を開始する。
それにしても、縫い針に縫糸がなかなか通らない。老眼なのだろうが、とにかく見えないからいつまでたっても縫い仕事が開始されない。
次男に助けてもらい、どうにか縫い針に糸も通り縫う事は出来そうだ。
ひと針ひと針丁寧に縫う。重ねて縫う事で強度も増すだろう、と思い何度も何度も重ねる様に縫う。正直、かなり下手くそであるが、小生の『尻(ケツ)圧』にしっかり耐えられる様に縫わないといけないので見た目よりも針を刺す数を優先した。
だんだんと出来てくる。
お尻の穴部分も重ね合わせて縫い付けて縫糸自体は目立つかもしれないが、強度が出たからヨシとしたい。完成。
手縫いで仕上げたサーフパンツの綻び。
ひと針ひと針丁寧に縫う楽しさを感じ、まだまだ今年も現役で頑張ってもらいたいパンツなだけに、愛着のある宝物。
色褪せで型も伸びきっているパンツであるが、小生にとってはどんな場面でもコイツをはく事で落ち着きやリラックスを与えてくれるもの。きっと明日もはいてるんだろうなっ(笑)