Q&A【フィールドにベイトが少ない状況でブリ狙う】狙う層でシャープな線を描く。

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【フィールドにベイトが少ない状況でブリを狙う】ガミージグではホバーリング、ケイジグではシャープな線を描く。

お客様からこんな質問がありました。今日の【いいぶさ日記】はその質問に対しての返答です。

【Q&A】平松さん、はじめまして。今、ブリ狙いで沖に出ていますが、ブリが捕食しているベイトの数が少なく、メタルジグでどの様に探って良いのかわかりません。教えて下さい。 51歳男性

この様な質問がありました。
正直、「どう応えたら良いだろうか。」と思ったのが本音です。フィールドもわからないし、狙っているのはブリ。ジギングで狙っている、という情報だけです。

ただ、これはこの質問で小生なりの返答をしてみようと思いましたので、いくつかこちらで架空な状況を作り上げて、解説して見ようと思います。
51歳の男性アングラー様が納得して下さるかは分かりませんが、過去の経験と状況をすり合わせての解説となります。

【Q&A】
ブリが回遊するエリアで、水深は70~80mであると想像します。どうやら回遊型のブリだと文章的に思うので、今の状況で例えたら失礼になってしまうかもしれませんが(非常識で申し訳ございません)オホーツク海が最初に思い浮かびました。
これは今年の7月末、オホーツク海に行った際、ベイトも居ない、ブリも居ない状況でのジギングをしてきたからです。
その状況でブリが回遊してきた、という設定で話しを進めていきます。

ベイトはまず、何なのだろうか…。ブリは回遊しているのは間違いない。しかし、ベイトが少ないから「纏まらない」のだろうと判断する。
このエリアでのベイトはオオナゴが中心で後はフグ、マスやシャコみたいな虫も捕食していることは知っている。だから、ボトムからあまり立ち上がらないベイトでの層回りを広く探るスタイルが良いのではなかろうか。

使うメタルジグは大きく分けて2種類。


ひとつは「ホバーリング」させて補食しやすいポジションを作り上げるガミージグ。定番のメタルジグ。このガミージグをボトムから丁寧な「ホバーリング」を入れながら、誘う際「食いやすさ」をブリに伝えて操作することが重要となってくる。
中層まで無意識にワンピッチでしゃくるのではなく、ロッドティップを上手く使い、ジグを弾く様に水中で持ち上げて、「スゥーっ」とヘッドから落ちていく動きを優しく作る様にする。そうする事で、砂からはい出したオオナゴの動きやボトム中心に群れるフグ、根魚などの動きに似せるイメージが出来上がると思う。

これが全く効果がなければ、今度は徹底的に「線の動作」で探る様にする。


これはガミージグでも良いのだが、やはり「ベイトのシルエットを小さくし、補食しやすい形状のジグ」をチョイスして「線の動作」で広く探る事が絶対に効果的であると言い切れる。

「ケイジグ150g」斜めにジグを遠投する。この際、オホーツク海という空想であるので、どちらかというとマイボート的なサイズの船での釣りをイメージしてみた。
大型の遊漁船というイメージよりも、小型ボートでと想像する。

「ケイジグ150g」をキャストし、着底させたらワンピッチのアクションを基本に自身の目の前から扇状で打ち続けて探る様にしていく。
同じトレースゾーンで攻めるのではなくて、扇状で広く探る方が、探るエリアも拡大するのでブリとジグが遭遇する確率もあがるのだ。

そうして探る事が重要と思えるし、ベイトが少ない分だけブリはじっとしているのではなく、動き回っていると思う。

だからそれらしき掛け上がり周辺で狙ってみたり、潮目に沿って流していくスタイルがきっとブリを手にするキッカケになるのではないだろうかと思いたい。

今回、小生の方でフィールドを勝手に空想し、そして船のスタイルなども適当に当てはめた。それなりに狙い方は間違っていないと思うのだが、いかがなものだろう…。

【質問を下さる方へ】

こうして「質問」を投げかけて下さる方へ、是非、より詳しい状況等を書き添えて下さり、聞いて下さると、もっとリアルな返答が出来ると思います。

今日は、51歳男性様より質問があった返答を纏めてみました。

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keitanhiramatsu