4/5【The 名古屋めし】黒いテーマに身震い…熱田イオンで赤味噌に乾杯‼️

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4/5【The 名古屋メシ】黒いテーマに家族は身震い…熱田イオンで赤味噌に乾杯‼️

「もうお父さん、クタクタ…」そうだろうなっ。
熱田神宮で動き回り、栄地下でモグラ大作戦の様に歩き回った次男。さすがに疲れているだろうね。

ホテルに戻り、持参した体重計で測定すると、やった!規定体重まで1kg余裕が出来た。これで心配なく晩ご飯が食べられる。

そう体重計を見て決定し、どこかに食べに行くのではなく食品を買い込み、ホテルの部屋で食べながら測定して安心しながらの家族3人晩ご飯をすることにした。

これ、実は昨年も同じ様にしており、意外と楽しい晩ご飯となる。
近所に大きなスーパー「熱田イオン」があるのでそこまで車で買い出しに行き、小生は大好きなアルコールを急いで入手予定、女房は「尾張名古屋の黒メシにギャー」で真っ黒い食材を見るのがどうやら楽しみな様子。次男は「手羽先。手羽先。手羽先、手羽先っ!」と興奮気味に訴えている。

はやく「熱田イオン」に向かわねばっ、と車を走らせる。
それにしても1kgも余裕があると好きなものを食べさせられるから日中しっかりと動いてよかった。

「ひのまるキッズ東海大会」前日練習会に出たかったが予約出来ていなかったのでどうなることやら、と正直焦っていた。地方からの移動なだけに交通事情も読まずで参加したくても出来ない、これがツラいのだ。

実は次男が2年生の時に前日練習会に参加したのだが、高速道路の渋滞でヒヤヒヤしたことを覚えている。
翌年は金曜日の夕方に出て名古屋で2泊するカタチで出身道場の妹尾道場へ顔を出したりもした。

試合前に最後の調整が出来ないというストレスは地方への試合は大変だと小生だけではない思いがきっとあるのではないだろうか。

さて。
「熱田イオン」に到着。ここは昨年も使っているので勝手が分かっている。
女房はすぐにお惣菜売場へとカートを押しながら向かう。

「ここのイオンは、お惣菜が凄いよねっ。座間(座間イオン)でもこうあって欲しいよ」完全に主婦目線の会話に主夫としての返答はこの場合、出来ない(笑)
「なんちゃって主夫」なだけに、女房の食材選びから値段チェックなどは学ぶ事が多い(笑)

「お父さん、これ真黒だけどっ」大きな海老フライなのだが、こん棒の様に真直ぐ揚げられており、それに恐ろしい位に真黒な「赤味噌」が付けられている。

子供の頃、日本画家の父親に「黒(黒インク)は使うな!」とスッパく言われ続けた思い出がある。黒に勝てる色は、ない。黒をぼかすなら、ほかの色を足していけ。子供心にその様なことを夏休みの絵画宿題時に言われたはず。

その「黒」を惜しみも無く海老という貴重な食材にべったりと塗られている。

さらに、だ。
豚肉、鶏肉、牛肉問わす、揚げたお肉に全て「黒く統一しやがる紅い味噌」の徹底的存在感が物凄くローカルフードで笑えて仕方がない。

それを老若男女問わす、惜しげも無くカートに乗せられた買い物かごに鷲掴みする勢いで投入して、猫が居るかの様ににゃあ、にゃあ語尾の後ろに付けている。

恐ろしい地域だ。
そうひとり感じながら耳を傍立て名古屋人から発する名古屋弁にニヤリとする小生。

だが寂しい事に小生のDNAは「Made in NAGOYA」なのだ。
史上最強にど田舎な「ニャゴや」な血がドクドクと流れている。父親は名古屋市北区育ち。母親は常滑市出身。赤味噌の風呂に浸かり、ういろうでバレンタインデーを過ごしても変ではない(それは大げさか)環境の小生は2世なのだ(笑)

名古屋クオーターとなる次男は手羽先にやたらと反応し、「黒(赤味噌)と白(塩コショウ)の両方食べたい」と言いやがる。
次男が食べたいものをこの夜は優先し、薄塩京都人のおいでやす女房はただただ黙って次男の買い物をサポートするだけとなったのだ。

さあ、ホテルに戻ってお風呂に入る。湯船にお湯を溜めて、一日の疲れを取り、やっと次男の前で小生らもご飯が食べられる(実はさすがにコントロールしている次男の前でご飯は親として控えていた)ぞ。

熱田神宮横のホテルで家族3人「名古屋めし」。ヘルスメーターに何度も乗りながら、異国の食材「名古屋めし」を満喫したのでありました。

久々に食べて、ほんと美味しかった(笑)やっぱり小生、名古屋人なのだなっ、と女房からチクリ、チクリと言われた夜であったのでした。5/5に続きます。

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keitanhiramatsu