【アジア大会優勝のお祝いに】ヒラマサでお祝い。金メダリストに次男興奮‼️
「アラが食べたい」「ヒラマサのしゃぶしゃぶをやろう」色々なリクエストが対馬ロケ前に小生に与えられ、それなりに気合いの入った釣行で結果を出し、お魚を先生方に贈らせていただいた。
ふだん次男や長男もふるくはお世話になっており当然のこと。以前は「ヒラマサを送って、迷審判!」と言われたので17kgのヒラマサを送らせていただいたら「冷蔵庫に入らない。お前は冷蔵庫を壊す気か!」とふざけて怒られたほどであったので、今回はヒラマサのサイズは5kgクラスのものを数送っての贈呈であったのだ。
ある夜、小生のiPhoneが鳴った。着信は飯田先生からだ。
「あっ、迷審判先生、お魚が届きました。ありがとうございます。就きましては、健太郎(ご子息様)や学生を呼んで我が家で鍋刺身パーティーをしたいので、お魚を捌きに来て下さい」驚く電話であった。
柔道をされている方なら分かるはずですが、東京オリンピック−100kg以下級の有力候補選手で先日のアジア大会でも優勝した飯田健太郎選手のお祝いを兼ねてやろう、ということになったのだ。
そのお祝いには、宮本兄先生ご家族、加藤孝幸先生、宮本功三夫婦、そして国士舘大学からは磯村君(重量級チャンピオン)や山田君も一緒に集まる事となり、飯田家で大パーティーとなるのだ。
迷審判、真剣に迷う。また迷う。どうヒラマサを捌き、みんなが納得してもらえるか、を。
アジアチャンピオンの飯田健太郎選手を始め、国内での重量級チャンピオンの磯ちゃんや山田君のお腹を満たさなくてはならない。
当然、湘南宮本塾の加藤先生や宮本兄先生にも粗相があってはならない。飯田先生には「我が家で子供家族に食べてもらうスタイルでしか出来ないのですが…」とお伝えしてのであったが「それが良いんです。やって下さい」と大儀を任される事となり、相当迷いながらの下準備からの始まりであった。
まず、我が家にあるヒラマサを「ネバマサ」と「フライ」下準備として5kgのマサを2本捌き、作って飯田家に運ぶ。
次男の天は飯田選手が居るだけで緊張するぜ!と激しく興奮。
神奈川県の県強化指定選手に選ばれている次男であるが、その指導をして下さっているのが加藤孝幸先生であり、そちらは別口で緊張するぜ!と言っている。
女房と小生は生ものだから、出来るだけ火を通したいと思い、本当に安全面だけは注意しての晩ご飯パーティーを作成するのであった。
最初にアラを捌く。
「迷審判は言いにくいから料理長!にしよう」と飯田先生。小生は料理長と呼ばれ、緊張しながらもどんどんアラを捌き、そしてヒラマサを刺身としゃぶしゃぶ用に分けていく。
ハタチを超えた学生はビールで乾杯、そうでない学生はジュースで乾杯。各々楽しみながら食べ始めて下さる。
ヒラマサのフライは好評であった。嬉しい程、一瞬にして食べてもらえ、作り甲斐がある、と感じる。
我が家の定番「ネバマサ」も白米をモリモリ食べられる漁師料理なのでガッツリと食べてもらえ、嬉しい。お刺身は、アラは薄造りにしたが、学生さんらはきっと物足りなかったのではなかろうか。
ほんと一瞬でなくなり、宮本兄先生、加藤先生は「俺、食ってねえぞ!」とお怒り気味。もう、焦りまくり。
お鍋はアラの身をベースにして食べてもらい、そのお出汁でヒラマサをしゃぶしゃぶ。しかしエンジンが掛かるに連れてしゃぶしゃぶ用のヒラマサは鍋の具材でどぶん!と土鍋に入り、豪快に食べていただきました。
こうして「迷審判ならぬ、料理長」任務も無事終了し、ほっとしてアルコールを口に。飯田健太郎選手がビールを注いでくれ、それをグビッとさせていただいた。
学生さんは皆柔道部寮の門限があるので、お腹一杯になったところで寮へと戻ることに。
11月後半に行なわれるグランドスラムで優勝することを期待し、影からの熱い応援を約束した。本当に爽やかでかっこいい青年。
東京オリンピックに熱い期待を寄せたい。
そして学生が戻ってからのお酒は、小生緊張の糸が切れ、あまり記憶がなく…功三先生に「ケイチャン、ずっと緊張してて、返事もしっかりだったから全然酔ってなかっただろっ」と聞かれたが、いやいや、緊張の糸ってのは切れたらただの飲んべえに変身するんだよっと笑いながら伝えると、これまた驚いていたのであった。
家族付き合いで参加させて頂いた、今回の飯田健太郎選手のアジア大会祝勝会。
湘南宮本塾の先生方を始め、本当に楽しい一夜でありました。