【2019年日本ベテランズ国際柔道大会3度目の出場。福井県立武道館にて。
まさか「一回戦で負ける」とは思っていなかった。開始から直ぐに相四つ組手からの、最初に小内巻きを打った私は相手にタイミングよく足を抜かれ、下半身タッチによる「指導」をもらってしまった。
その後、背負投を二発ほど連続して掛け、相手に「指導」。ここまでは予定通りであった。しかし…。
勝負は決して油断してはならない事は分かっていた。しかし試合中、たくさんの欲に制覇され何をしているのか分からなくった後半1分。
右足をズラし受けに回って大外刈りを誘発した。これは計画的であった。しかし、自分がイメージしたカタチで有りながら、その勢いを殺す事は出来ず宙に舞い『一本。それまで』。
福井県立武道館の天井をみた。呆気ない負け。柔道を中学1年から試合に出て、日本国内では初めての一回戦負け。
(オランダ世界ベテランズで人生初の一回戦負けを食らった)
言葉なし。気力を使い果たし、まだ立ち直れない。
明楽先輩には最大なる【感謝】です。感謝の意でヒラマサ2本食べてもらいたい。水温が下がった時期に食べてもらいたい…。
人生時間を巻き戻すことなど出来ないけれど、願いが叶うなら、あの3分、もう一度やり直し出来ればなっと悔やむ。
もう少し、今回の試合を見つめ直したい。悔しい。