動画必見!【北海道でラーメンざんまい】平松慶、地方ラーメン食べて旅の糧にする。
旅の楽しさと言えば、やはり誰もが最初に思い浮かべるのが「食事の時間」ではないだろうか。
人間3大欲として「食欲、性欲、睡眠欲」なのだが、性欲は衰えていく半面で睡眠欲と食欲は若い頃よりも増してきているように感じる。
旅で訪れた場所で失敗を覚悟して挑む食欲は「ラーメン」。
例えば九州なら「トンコツ」だろうと思うし、関東なら醤油。横浜ならそれこそ「家系ラーメン」だなんて言われている位で濃いドロッとしたラーメンが好まれているようだ。
私は「家系ラーメン」は見事に無理に近年なってしまい、学生時代から大好きであった「天下一品」いわゆる「天一」のこってり、はもう全く無理。
そんな体の衰えを感じ始めてしまっている50歳なのである。
それでもラーメンに対しては意欲果敢にチャレンジしてみたいという「欲」を持っており、こうして新鮮なエリアに招いていただいた時こそ、その土地のソウルフードに着眼したい。
「北見らーめん ななしぐれ」
北見駅周辺に宿泊し、そして晩御飯のエリアとしても呑み屋さんが集結している駅前で何度も何度も食べたことのある「北見らーめん ななしぐれ」。
ここは毎夜酔った後のシメに通うラーメン屋であり、この日もその流れで入店。
私は塩らーめんをいただき、パンチを期待しながらも、旨み優先のサッパリした味に感動したのでありました。
前は大体ここに来ると「味噌らーめん」にしていましたが、塩の旨さを追求したい年頃となってきたので、アッサリに執着。美味しく完食させていただきました。
「海皇ハイファン「HAI HUANG」北見店」
翌日の午前中実釣講習会が終わり、常呂漁港から北見市内に抜ける先に辿り着いたのが、この「海皇ハイファン「HAI HUANG」北見店」。
それほど大きくない店舗であるが、常に人が並んで待っている状態であった。
土曜日のお昼過ぎ午後だったからだろうか。それにしてもナイスなタイミングでカウンター席に座れた。
ここの売り味は「霧色ラーメン」と言われているようで、トンコツなのだが、くど過ぎず、それでいてトッピング具材が豊富、と教えてもらった。
私は「霧色ラーメンの全部のせ」と替え玉でお願いした。
「全部のせ」ってトッピングをどれも載せるという、若者受けがきっとハンパないんじゃないのって言う位なコース。
出来上がってきた際に驚くほどのトッピング。当たり前なのであろうが、やはり「全部載せ」には根性がいるなっ。
それでもトッピングをまずは完食し、そしてタイミング良く「替え玉」がドスンと飛んで来る。
食べられるよんっ、とタカを括っていたのだが予想に反して量は多く、後半はキツくなってしまった。
でも「完食は当たり前の行事だ」と子供の頃から言われ続けてきたので、何くそ、コンチクショッ、とばかりに後半ラストに差し掛かる場面で気合いチャージャーを入れ、完食。終わってみれば、満足感に浸り、美味しかったのでした。
「麺屋 かなもり」
「麺屋 かなもり」は日曜日の13時過ぎに入店。船で釣りをしながら主催者であるノリさんとラーメンの話になり、
その瞬間から今日は「トンコツ味噌味」にしよう決めていた。
なぜだろうか、それはノリさんがこの店の豚骨についてアレやコレやを語り始めたのだ。
空腹で船で集中している私の気持ちは、あまりにもラーメンが食べたいんだよっと言う欲求に包まれてしまい、思考回路はぶっ壊れていつまでもブツブツと「トンコツ味噌味」「トンコツ味噌味」とうなされるように唱え続けての入店となってしまったのでした。
そうなると冷静さを見失った平松慶はそのほかを見ることが出来ない。
流れに任せて「トンコツ味噌味」を注文していた…。「注文していた…」のであった。
運ばれて来ること15分。私とノリさんはトンコツベースなのだ。私は味噌、ノリさんは醤油。お互いにいただきますをして食べ始める。
横に座り醤油ラーメンをすするノリさん。醤油の香ばしい香りが私の鼻を擽ぐる。しかし私はトンコツ味噌味をお願いしており、そちらに集中して食べ続ける。
麺は黄色の縮れ麺。大好きな麺。これに濃い目の味噌スープがよく絡み合い、いくらでも麺を噛まずに喉を通り抜けていく。
ムシャムシャと会話もなく食べ続ける。そして完食。ノリさんも醤油トンコツラーメンを完食しており、少し食べ残したスープをいただくことに。
濁りのない醤油トンコツスープをいただく。
「んっ???」「んあっ???」言葉では表現できない醤油のまろやかな味と遠くから伝わる醤油なのだが甘さも感じさせてくれる深い味。
「やっ、やられたっ」言葉に出してしまった。
そして黙る私に「ほらっ、平松さん言ったでしょっ」とアナタニハ ショウユ ガ ヨイト ツタエマシタヨ…と言わんばかりにニヤケながら私の顔を覗き込む。完敗。完全なる負け。
出来ることなら、もう一度食べ直したかった程。それほど強烈に味の雰囲気が違う代物であったのだっ。
こうして完敗してしまった「麺屋 かねもり」であったが、次のオホーツク入りをした際には絶対の絶対に醤油トンコツにすることを誓った平松慶でありました。
今回こうしていくつものラーメン屋を賞味することが出来ました。どこも個性的であり、気持ちがワクワクしてしまうほどの舌で感じた喜びと美味しさでした。
次のオホーツク、またも課題を残しての食レポしたいと思っております。
《ラーメン屋データ》
1)北見らーめん「ななしぐれ」https://s.tabelog.com/hokkaido/A0110/A011003/1050341/top_amp/
2)海皇「HAI HUANG」北見店https://s.tabelog.com/hokkaido/A0110/A011003/1002355/top_amp/
3)麺屋 かねもりhttps://s.tabelog.com/hokkaido/A0110/A011003/1057787/top_amp/