【タイ王国・バンコク市街】夜世界は異種格闘技。紅いネオンやピンク色が輝く街。

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【タイ王国・バンコク市街】夜世界は異種格闘技。紅いネオンやピンク色がそこら中で輝く様な街、バンコク。


バンコク市街での打ち合わせが終わり、夕刻になる前に一度ホテルでシャワーを浴びに戻る。ビジネスで出張しているだろう
サラリーマン風の日本人を含む諸外国人が予想以上にホテルにはいた。

お昼前に入国しチェックインだけ済ました時点ではそれほど感じなかったのだが、これから晩御飯になろうとする時間帯は
やはり滞在客でホテル内もごった返す。

それほど高級なホテルではなく、どちらかと言えば、セキュリティーがそこそこ出来た安宿、というのがわかりやすいかなっ。

海外のホテル宿泊値段の基準は「セキュリティーの高さ」だと私は思っている。そのホテルの水準はセキュリティー。
雑な管理のホテルはそれこそ買春宿にもなりかねず、それっぽい人達が大きな顔をしてエレベーターの中でいちゃつき出す。

本物のカップルなら仕方がない。でも明らかに先ほどまで裏の角で「シャチョ!サン。シャチョ!サン」「アソボ!アソボ!」と甘い視線とエロい声をかけてくれていた厚化粧のオバケ女が相場だ。
売春エリアにもしっかりしたホテルはあり、そこだけ値段が高い。それがセキュリティーとなるのだ。
そう、これまでの安宿旅を続けてきている私のバロメーターなのである。

今回宿泊したバンコク市街地にあるホテルは中級クラス。悪くなく、特別良くもなく、でも居心地は悪くない。そんなホテルだ。

とにかくエアコンが効いた空間と蒸し風呂の様な街中とを出たり入ったりして、また車での移動もエアコンMAXで工場に入れば汗が滝の様に流れ出す…。
ホコリ臭い身体がいやで急いでシャワーを浴びたかったのだ。アメニティーグッズもしっかりとホテルの揃っており、予想以上に宿泊しているホテルのグレードは高いのだろうか、そう感じてしまう。

シャワーを浴びてスッキリした。フロントロビーに1時間後という約束だったので、少しゆっくりしたかったがそれほど時間はない。
晩御飯はタイ料理にいく事になっている。いわゆる接待で、美味しい料理が頂ける。これは楽しみであった。

私は基本「辛いもの」は苦手で酸味のキツイものや驚くほどの香辛料は体が受け付けない。

トムヤムクンも激辛は嫌なので毎回タイに来た時は香辛料を減らしてもらう様にしている。今回は通訳もいるのでその辺りは
完璧だろう。安心だ。

Tシャツに短パンというラフな服装に着替え、ロビーに降りると迎えの車がきてくれていた。早速街中に向かうことになった。

タイ料理は蒸したものが私は好き。30代は炭水化物の摂取を極力控えていたので、フォーの様なものも我慢して蒸し鶏などを中心にいただいた。

ただビールは大好きなのでそこだけは減らさない。ビールが飲みたいから、炭水化物を減らしている、と言っておいいかなっ。野菜中心の食事にビールでがっつり酔いたい方なのだ。

食事が終わり、カラオケへと向かう。東南アジアでの「KARAOKE」は100%女付き、だと思って間違いない。

ひな壇で女性を選ぶ、もしくは部屋にママさんみたいな女子ボスが女の子達を連れてきて一人ずつ選ばせられる。
そしてその女性と楽しくなっちゃえば、お持ち帰り出来るスタイルもあれば、交渉したり、連れだしが出来る女の子とチェンジしたりして、というスタイルでピンクネオン街の由緒ある遊び方の時間に突入となったのだ。

今回、「KARAOKE」で個室を借りていたのだが、そこにはプールもあり、当然トイレやベッドもある。部屋が「普通」ではなく「豪華」なのだ。
日本人、タイ人、シンガポール人と我々「野郎チーム」は6~7人だったがその人数分の美女さんらがVIPルームに終結となった。
ものすごい破廉恥な時間が始まる…。

「KARAOKE」という時間空間で要するに男女が体とお金に欲望をからめ、お互いいやらしくフルーツを食べさせ合う様なムードがずっと続く。
私にも若いお姉ちゃんがついてくれて、太ももをさすりながらスイカを口に運んでくれ、ビールを次々と注いでくれるのだ。

これをして、翌日からの撮影はどうなるのだろうか…正直、私は思ったのだが、翌日は車で6時間の移動日。
撮影の打ち合わせも終わり、現地でサポートして下さる大金持ちさんらがものすごくきっと大金を使ってこうして私をもてなして下さっているのだろうが、これは2時間で十分だ。

女性が嫌いなのではない。好きだ。でもスポンサーさんとなる人達の前でそこまで遊んじゃいけないぞ。

2時間ガッツリ付き合って「その次もっ」となったので私はホテルに帰ることにした。その代わりにマッサージがしたいから、と上手なマッサージさんを呼んでもらい、部屋で休むことにしたのだ。

23時。まだまだみんなは盛り上がっているはず。私はその時間にモミモミマッサージが何よりも贅沢だと思えた。

タイ式マッサージ、大好きなのだ。期待していた。部屋で待っていると案の定、ごっついおばさん(太り気味)が登場した。
お代は全て現地スポンサーの方がお支払いして下さっているので、と早速グイグイ揉んでもらう。

日本なら1時間が限度なのだが、23時から3時間だという。マジか。嬉しい。しかし寝てしまう前にセーフティーBOXに現金等は仕舞っておき、チップ程度しか準備はしておかなかった。

時折起きたりしたが、見事に2時間位は寝ていただろうなっ。

気持ちよかった、有難かった、が本音。太ったおばちゃんはち●こを最後に触りだしたが「オバハン、やめろっ」で終了(笑)
そのままおばさんを部屋から見送り、爆睡したかったのだ。いやぁ、よく寝た。マジで寝た。
マッサージをガッツリとやってもらい、そのまま眠れる贅沢さ。翌日は移動日だったので、6時間も7時間も車だと聞いていた。

ホテルロビーに11時と聞いていたので、私は11時少し前に部屋を出てコーヒーが飲みたかったから早めに部屋を出た。

私の左横は日本人撮影関係者、右横は通訳さん。この並びで部屋は手配されていた。それを私は気にしておらず、徐にロビーへと向かおうとドアを開ける。
すると偶然にも3人が同じタイミングで部屋を出たのには笑え「おはようございます」と私がいう。

その日本人撮影関係者の後ろから「あれっ?昨夜のVIPルームに居た女の子じゃん」となり、その女性も「わっ!!!」という顔を私にする。
左横の通訳さんまで女性を連れ込んでいるではないかっ。もちろん昨夜のKARAOKEでのVIPルームで見た女の子だっ。

おいおい、マジかよっ。流石に口にしてしまった私であったが「平松さんも持ち帰ったら良かったのに…」と。

あのなっ。あなた達は見られても「2ち●んねる」等に書かれないだろうけど、俺はそんな事で書かれるのはイヤだから。

「平★慶が●●してた」だなんて書かれたらシャレにならないよ。…怒

その日の撮影現場までの車中6時間はもんの凄く険悪な雰囲気だったのは言うまでもない。

紅いネオンやピンク色がそこら中で輝く様な街、バンコク。もう少し健全でスポーティーにいきたいものだっ。

東南アジアは大好きだけど、これにハマるとこればっかりになるからなぁ…。「これ」って?アレですよっ、アレ。
ほんと、…トホホなスタートでありました。

●タイ渡航回数 10数回
●国内通貨:バーツ

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keitanhiramatsu