【PENN スラマー3 EVAハンドルノブ装着】あらためてエトセトラ。

つり

【PENN スラマー3 EVAハンドルノブ装着】あらためてエトセトラ。


スラマー3を利用して下さっているアングラーがジワジワと日本国内でも増えてきて、プロモーションをしている私としても非常に嬉しい事。
日本市場からほぼ完全に近い状態で姿を無くしたPENNリール(一部のマニアを省く)であったが、外房などで乗合船をみてもチラホラ使用しているアングラーが見えてきた。

また私にダイレクトで送られてくるSNS絡みからのメールやメッセージはスラマー3についての問合せが圧倒的。

その都度気になり今回の様に「いいぶさ日記」に掲載したり、動画配信サービスを利用し少しでもユーザー目線で丁寧に伝えていきたいのだ。

スラマー3が誇るドラグについては前回動画配信サービスでお伝えしました。

今回は最近多く問合せがある『EVAハンドルノブ』装着について。

こちらもいずれは動画配信サービスを使い(今、動画処理作成中にて配信が出来たらすぐに貼り付けます)動きを実際にみてもらって理解してもらおうと思いますが、まずは文章に残して理論を読んでもらいたい。

この「いいぶさ日記」があって、この内容を更に完結感銘にしてお伝えするのが動画配信サービス。だから動画作成優先の動きではなく、あくまでも「いいぶさ日記」からの発信で更にわかりやすくしたい、と思うのが私の中の動画配信サービスだとご理解頂きたいと思っています。

フック作成など、どの場面で締め込むチカラを伝えたいか。どの角度で締めこんだら良いのか。などは明らかにムービーで確認した方がわかりやすい。
「文字に残す大切さ」を最大においています。ただムービー確認も適切な対応だと思っていますのでご理解下さいね。

赤い色のハイギアタイプのハンドルノブ交換について。

ハイギアタイプ(以後、HSタイプ)はハンドルシャフトまでのハンドル一式がひと箱に2つ同包されています。
ひとつは最初から本体に付けられている重い黒/赤の「ジグノブ」。そしてもうひとつはシャフトから楕円形ノブまでが一式となったサブハンドル。

なぜ、アルミに包まれた『黒/赤ノブ』が重たいのか。
これは語ると「いいぶさ日記」ひとつのページになってしまうので、また次の機会に。

アルミノブ、楕円形ノブのふたつですが、楕円形ノブのノブだけを交換しようとしてノブ中を探ってみるのですが、製造過程で楕円形ノブが外れない様な打止め処理をなされており、手も足もドライバーも出ません(笑)

交換出来るのは、『黒/赤ノブ』です。

まず、アルミの蓋を優しく捻りながら外します。Oリングパッキンされていますが、簡単に開きます。

次に見えて来たのが真鍮製の六角ボルトと真鍮塊。これは単体で85gあり、ワザと重くしてあります。説明はまた後ほどアップします。

六角ボルトをまず弛めていき、抜き取るとその六角ボルトに止められていた真鍮塊が簡単に外れます。
これで『黒/赤ノブ』の軽量化は完了。

しかし、私は昔からアルミノブが手に馴染まないのでレギュラータイプに装備されている『EVAノブ』に交換します。

私の独自理論でリールが手に触れる部分は全て統一にしたい、という決め事があり、何が何でもハイギアタイプ、レギュラータイプ、と統一にしたいのです。だから金色タイプも赤色タイプもEVAハンドルノブに交換しています。

まず、ハンドルシャフトとアルミノブが固定するために止められているプラスネジを外します。すると、青色の粘度の高いグリスがたっぷり塗られた様に見える青色の蓋の様な加工がされたボールベアリングがふたつ現れます。
※実際にはボールベアリングにグリスは装着されていませんが、出荷時などで少しグリスがついたりする場合もあるかと思いますが、何ら支障はありません。

ひとつはノブネジのすぐに、ともうひとつはアルミノブの軸側です。ワッシャーがあるかな?と思いいくつか私が所有するハンドルを確認しましたが、ワッシャーはありませんでした。
★ピュアフィッシングさんが公開してくれているパーツ表をご確認ください。

そのふたつのボールベアリングを外し、EVAノブに付け替えます。
EVAノブの外蓋ネジを1円などでゆっくり外し、ハンドルシャフトにボールベアリングを入れ、次にEVAノブをそのシャフトに通す。この時点でしっかりEVAノブはハンドルシャフトにハマっているかをチェック。

次にEVAノブの大口側からボールベアリングを入れてやり、プラスの細ネジ締め軸に沿わせて固定する様に均一に押し込む。
私は細く硬さのあるもので軽くボールベアリングを突く様に押し込んであげて、しっかりハマればEVAノブがハンドルシャフトとガタが付かない様に安定する。

ここは丁寧に行って欲しい。

そしてボールベアリングがしっかりハマったのを確認して細ネジを締めこみ、ハンドルノブの固着完了。
最後に黒い大口ネジを1円などでゆっくり締めて終了。

この時点でハンドルノブがガタガタしていないか、を確認。ハンドルを指で回転させ、動作にストレスがないかをチェックして終了となります。

このEVAハンドルノブ装着で一番気を使いたいところは、ふたつ目のボールベアリングを入れて押込みながらハメる場面。
その後は細ネジで締めてあげれば、EVAハンドルノブはガタつかないので覚えておいて下さい。

今日はここ最近最も多くいただいた、EVAハンドルノブの装着方法について掲載しました。

出来れば、この後この内容に沿った動画配信サービスも合わせたいのですが、まだそこまで配信サービスが整っておらず、今は私一人がやっております。タイムラグをお許しください。

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