【お節料理もいいけど…】そんなキャッチフレーズ、うなずけます(笑)
お正月料理、毎年それなりに我が家にもあるわけで、派手ではなくても人並みに食べるようにしています。
重箱までは作らなくても、荷物焚き物、焼き物に練り物…とまあ、お酒のアテになる様なバリエーションがして元旦あたりは正月気分で嬉しく季節時期瞬間を楽しんでいるのですが、二日目、三日目ともなるとなかなか飽きもきて食欲が他方に向いてしまうのだ。
「オセチもいいけど。カレーもね」今はあるかわからないけど、私が子供の頃に流れていたコマーシャル。
何ともドンピシャなんだよね、とは40を過ぎてから感じるようになったのだが、50を過ぎた私の現在はカレーでも牛丼でも、天津飯でも‼️そんな気分なのである。
1/3は長男の母校柔道部鏡開きがあり出稽古させてもらったのだが、なかなか派手なお年賀もいただきました(笑)
ガッツリ「乱取り」と言う名のお年賀。さっすがにヘトヘト、クタクタになり気力低迷、休みたい、と正月から思うほど。
しかし休むことなど出来ず、午後から仕事場にひとり出勤し、事務仕事を終え帰宅。
あまりにも脂質が干している。身体はエネルギーを欲している。
さあ、どうしよう…と悩んだ挙句、そうだ‼️餃子を大量に食べて元気を出そう、と言う事になった。
自宅から少し離れた場所に学生時代から愛し続けた「餃子の王将」実店舗がある。そこで生餃子を購入し、自宅で焼いて餃子パーティーにしよう。と言う事になったのだ。
餃子を焼くのは私。うまく焼けるか、は何とも言えないのだが「餃子を食べたい」という思いが焼き手からフライパンに並べた餃子に伝わったのだろう。
四人前の餃子は見事にミスなく焼けたのである。
餃子のお供は、発泡酒のレッドアイと黒。この二つ、なかなか美味い安物酒であり、それでも贅沢な場面でしか飲まない(出さない)様にしている。
贅沢は禁物。だから、お正月はタマだから良いのだ(笑)最初はレッドアイから。
トマトジュースと発泡酒を割ったものだが、居酒屋さんで飲む濃厚さとはまた違い、ライトな感覚が美味さに感じる。
喉越しで飲む発泡酒なのだが、レッドアイはトマトの酸味を味わってニヤニヤしながら飲んだのでした。
続いて、発泡酒の黒。黒ビールって高級感あふれて味自体も重みがありコクが楽しめれる。グビグビと飲むスタイルよりも、小さなグラスでひと口を舌に馴染ませて飲む発泡酒だと私は飲み分けている。
地方の貴重な地元焼酎をロックで味わうのとはまた違い、黒発泡酒を口に含んで鼻と喉を通過する前にほっぺで楽しみながら飲む。
たかがひと缶120円そこらであるが、自宅でビール類を飲まなくなり、どんなビールや発泡酒でも嬉しく飲めるのだ。
だから、レッドアイや黒発泡酒など、特殊な発泡酒が喜びを感じ、味わいを表現したくなる。
「餃子の王将」で購入した生餃子を焼きながら、ひと缶ずつ楽しませてもらいました。年に一度の「お正月」であります。
さて、焼き上がった「餃子の王将」ですが、味は京都亀岡にあった大学の柔道部寮の味。
先輩がパチンコで勝てば買って来て下さり、たまのオフで寮当番がない日の最高の贅沢な味が「餃子の王将」の焼き餃子。
今でも京都亀岡に帰省した時は王将の餃子を好んで義母にお願いしたりするが、やはり私にとっては学生時代であり、柔道部の味なのである。
この日の午前、長男の母校柔道部鏡開きで乱取りさせてもらいました。
こんな日こそ、私の学生柔道時代の味に浸りたいと思い、選択は間違っていませんでした。
美味かった、王将の餃子。お正月のひととき。至福の時でした。