【船上試食。10ミニッツフード】船で食べるには、香辛料風味がキツ過ぎるかも?

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【船上試食。10ミニッツフード】船で食べるには、香辛料風味がキツ過ぎるかも?

対馬《春漁丸》キャビンにはポットがあり寒い日でも温かいスープやラーメンを食べる事が出来る。お湯の確保は大丈夫だ、と分かっていたので以前からトライしてみたかった『フィールドでの実食レポート』
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私のフィールドと言えば船中、洋上。お湯を使いパタゴニアプロビジョンズのフード「10ミニッツスープ」にトライしたかったのだ。食べる前の予想は「激しく揺れた寒い冬の海上に温まりながら更に胃に負担がさほど掛からないビーンズで満腹感を得たい。」であった。


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冷えて防腐剤たっぷりのコンビニ弁当よりも有機栽培で作った穀物と野菜をお湯で戻し食べる。胃に負担も少なく、翌朝の排便も楽なんじゃないかな?が私の狙い目であり、身体で体験してみよう、となったのだ。

4泊5日のツアーでなか日の実釣2日目。海は予想通り快晴、べた凪だ。ポットにお水を入れ沸騰を待つ。その後にミアーフードキャスター(自宅から持参)に開封し乾燥した10ミチッツフードを入れておく。カップラーメンを食べる前の雰囲気だ(笑)10分待つのだ。そうなのだ、と思いながらポットのお湯が沸くのを待っていた。そこに春田船長がキャビンから出てきた。

「すまん、ポットが壊れた…」と。私の方をみて、言う。まぢか…。お湯が無ければ、食べられないじゃん…。と落胆したのだが、すぐに違う案が浮かぶ。
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朝、寒い沖で暖まろうと熱湯紅茶を用意して来た。紅茶味がmixされちゃうけど、食べてみよう、となりミアーグラウラー(約2L)作ってきた紅茶をフードキャスターに入れる。フードキャスターの蓋をして10分以上待ってみた。


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蓋を開けてみる。ジンジャーの香りがした。他にもスパイシーな匂いのものが入っている。水分は緑レンズ豆がほぼ吸い込んで足らないくらいであったが、いかんせんお湯ではなく紅茶だったからあまり紅茶をいれたくなかったのだ。

実食。用意してきたスプーンでフードキャスター内をかき混ぜるようにして掬い、口に運ぶ。ひと口入れると口内に香辛料に近い香りがふわっと広がる。スパイスが効いて食欲自体は湧くのだが、船の上なだけにそれ以上の何かが感じられなければ、モリモリとは行かない。

食物繊維や鉄分を多く摂取できる食べ物なだけに体には良いのがわかっているのだが、船の上では…仲間に試食してもらった。宮崎野菜農家アングラー。彼はお米と野菜への味には特にうるさく、その彼がこの10ミニッツフードスープを食べてどう反応するのだろうか…。
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スプーンで10ミニッツフードスープ「グリーン・レンティル・スープ」を口に運ぶ。匂いを嗅ぎ、口の中のものを確認しながら食べている。まるで私が初めて作った料理を味見してもらっている気分。お湯(紅茶)を入れて10分待っただけの食べ物なのだが…。

「これ、美味いですね。美味い。有機農家が作ったんですか、ヘェ〜、アメリカですか、ヘェ〜、パタゴニアですか、ヘェ〜」私が期待していた反応とは違い、褒める言葉が帰ってきたのには驚いた。

紅茶の風味はそれほど感じなく、どちらかと言えばスパイシーな香辛料の方が強調されている。だから実食した日のような晴れた冬のポカポカした日差しがあるベタ凪であれば良いだろうが、船酔い気分になりそうなラフコンディション時にはもしかしたら匂いでやられちゃう人もいるかも。

エスニックな辛さの味付けタイプも出ているけど今回私が試食用に持参したのは「グリーン・レンティル・スープ」だから穀物とお豆が中心。それに香りが付いているので私はちょい予想とは違っていたのだ。そのかわりに宮崎野菜農家アングラーさんからは予想以上の好評をいただいたので、ヨシとしよう(笑)

次回は違う味でチャレンジしてみたい。楽しみにしてみようと思っている。

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