【ルアーマガジンSALT〜もっとウマくなる!!38号】平成21年8月21日発行

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【ルアーマガジンSALT〜もっとウマくなる‼️vol.38】平成21年8月21日発行

通称「ルアマガソルト」は釣行内容よりもギア説明や小売店での仕事場面をよく取り上げていただいた記憶が強い。細かくギア類が解説され、新製品の仕入をする際の目安や参考に毎度させてもらっていました。

大型ストアから独立してすぐ。新製品チェックは正直店舗サイズが小さかったので大変でした。またソルトゲームの製品も近隣ショップではなかなか陳列されておらず、本当に仕入する強い参考書であったのは今だから言えるネタ(笑)

今回掲載されているのは、ヒラマサのジギングゲーム解説。

パタゴニア

この仕事の当初説明を受けたのは「内外(内外出版社)でオフショアのMOOKを計画していて、ヒラマサを釣って欲しい…」と。当時お付き合いのあった編集部の中川さん、それにプロカメラマンの奥井さんを連れて九州に飛んで欲しい、と言う運びになり、実のところ相当気合いを入れてのロケでした。

《編集部が同行してくれる=原稿の入稿はなし。》《編集部とは別にカメラマン同行。それも奥井カメラマン。》そりゃニヤけるっしょ。

私はアングリングやソルトワールドで奥井さんに撮影していただく写真が特に好きで、よくカメラマンに奥井さんをリクエストした。しかし編集部からは「奥井さん高いんで…」と予算が合わない理由で他社出版社で遠回しに断られていたから、この時の嬉しさはまだ記憶にしっかりと残っています。

つり人社の仕事依頼は『いつかは、津留崎健さん』と自分の中であった。廣済堂出版なら中丸さん(旧いなぁ〜)なんてのも、リクエストをしては自分の目標値を上げていたのであった。その中に奥井カメラマンに撮っていただくのも常に意識していたのだ。

撮影当時、福岡には今の対馬遠征の数倍通っていて、対馬遠征がある時は100%福岡でひとり残り釣りをして帰る。また羽田から福岡までのエアーチケットは安いのがよく出るので、シーズンに入ると福岡でお世話になっていた海楽隊 東野船長宅に泊めて頂き、タックルも船長宅に置きっぱなしでカメラと着替えだけを持ち歩く生活をやっていた。

あの頃は…まあ今もそうなんですが、同じタックルセット(バッカン内の小物まで)を3セットは常に持っていた。1セットでジギングロッド4セット、キャスティング2セット。だからリールだけで1組で6台。これを3セット。それが旅先から仕事場に返ってくると釣具だらけの仕事場になってたなぁ。

リールのオーバーホールも一回にステラ5台とか6台とか、当たり前。更に釣行が重ならない様に予備のリールを取り寄せて、の準備だったからもう大変でした。

今はホント釣具タックルの手持ちが少ない。歳をとり、キャリアも少しだけ増えたのかなっ。そんな気もするが。(笑)

福岡から狙うフィールドは糸島半島周りから七里が曽根、壱岐島へと。近場でも十分にヒラマサは狙えて面白味のあるポイントが点在していたが、やはり醍醐味は七里が曽根じゃないかな。

今回のロケも七里が曽根。通常時の乗合船に入れてもらい、出港。予想以上に釣果が厳しく、撮影で満足してもらえる魚を出すのが必死だった。

パタゴニア

ロケのこの日、ラストのラストで船中最大を出せたのでホッとした。その夜に編集部の中川さんと奥井カメラマンとトビッキリ美味しい海鮮料理を船長が当時営業していた居酒屋さんでいただいたのも懐かしい思い出ですね。

またANA派の私が内外さんの仕事時はJALがほぼ。ちなみに廣済堂出版はJALの株主だったから、毎月のロケはJALの株主優待券を使って取材に行ってたし…。マイルを貯めていなかったのがもったいなかったかな…。

JALが会社民事再生法?か何かをしたか、しないか?の頃だったので前持ちのマイルを移行出来なくなるってウワサがまわり、そのタイミングで全ての釣りをANA便に変えたのだ。

JASをJALが吸収し、JASの発行したラウンジ券がJALで使用出来る…なんて時代からJALはよく使用していたから、内外さんの仕事時をきっかけにマイルやっとけば良かった…(笑)これも昔話だね。今からさくらラウンジ狙って貯めようとは、思わないけどね。

とにかく30代後半、ヒラマサを狙い続けていた頃。必死にフィールドに通い、常に新たなチャレンジをしたり、開発していたものをカタチにしていたなぁ。

今も当時の熱い想いは抱いていますが、この頃は仕事も独立したてで夢を常に大きく持ち努力していたなっ。

新型ウイルスの影響で気持ちが滅入っている今、あの頃の熱い自分をこうして見直し、元気をもらえた気になりました。笑顔、自分で言うのも変ですが作り顔がない素直な顔ですねっ。やっぱり毎日この笑顔がないとねっ。

【データ】
誌名:ルアーマガジンSALT vol.38
出版社:株式会社 内外出版社
編集人:水口謙二
毎月21日発行
2009年(平成21年8月21日発行)

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