【ソルト&ストリーム別冊 船のルアーフィッシングvol.1】03年8月1日発行

著作・出版

【ソルト&ストリーム別冊 船のルアーフィッシングvol.1】2003年8月1日発行

17年前に出版された雑誌で《ソルト&ストリーム》の別冊。当時は『ソルスト』って略して呼んでいた雑誌は桃園書房さんから発行され、根強い読者が居たのを記憶しています。

当時私は廣済堂出版や学研、岳洋社さんらの仕事が多く正直最初にロケ依頼や後にインタビューなどをして頂くまではわかっていなかった事が多かったと思います。

パタゴニア

『いいぶさ日記』更新で毎日過去に掲載して頂いた書物1冊を紹介して行こう、と決めて本棚から選ばずに引き抜いたのが本誌で、中を開いてから当時を思い出した程。

そもそもなぜ『いいぶさ日記』に毎日1冊を目標にして更新しているか…。これは偶然があり、必然にならざるを得ない状況になったからです。
最初スタートした『いいぶさ日記』内の新カテゴリー《著作・出版》カテゴリーは、過去に掲載されてきた雑誌類の整理、紹介が目的。次男は過去を知らないから喜んで毎回更新する雑誌を開いては『若いねっ』だの『この魚は、何?』だの親子の会話が多く出来る今なだけに興味を強く持って接してくれる。

それと合わせて新型ウイルスの不要不急行動自粛により、外出する事を控える中、率直に言えば『いいぶさ日記』のネタがすぐに見つからない。例えばもっとリアルに言えば、もし外出しても『これをネタには今の風潮使う事出来ないなっ』と自分で抑えてしまう。

ランニングして気持ちの良い空、野花、川端…をたまには掲載も良いのだろうが、みんな自宅でジッとしている中『外はサイコーです』とも大声で言えない、いや言いにくい。そんな状況だから自宅で古い雑誌を撮影し、その当時を振り返り、文章にするのも良いな、と最近の連続更新になっているのです。

Facebook内ではプッシュアップバトンや古い釣果画像、ブックカバーバトンなどその趣味に合わせたバトン繋がりを目標にしたリレーが繰り広げられています。その様子をある種のチェーンメールでは、と解いたり論じたり、またバトンを回した相手とこの先に迷惑を掛けないような断り方をどうしようか、とかも問いたりしました。(これ、実際に私もバトンを回し互いで話し合いました)

ここで私が思うのは、この不要不急時に、いかに何かをやり時間を共有するか。楽しめるか。懐かしがり有効な時が過ごせれるか。じゃないのかなって思いました。しかしやり過ぎるとただでさえストレスが溜まり出している現状時に「ストレスの火種」へ火に油を注ぐ行為に近くなる様な気にもなっています。

パタゴニア

その判断が難しいし、過敏な時期になって来てるなって最近感じています。

私はプッシュアップバトンやブックカバー、古い釣果、などありましたが出来るだけ私の場所で止める様に心掛けよう、と思っています。釣果バトン時は流行りだして最初の頃だったので「その後」を予測する様な気持ちはなかった。しかし、Facebook内で毎日の様に様々なバトンが動き続ける様子が目につく度につらくみえてくる様になり、こうして文章に所感を残しました。

はやく新型ウイルスが終息する事だけを最優先に願うばかりです。

さて、今回は伊豆の利島で取材してもらった記事の紹介。船は森竜丸。場所が利島ですが今は釣行エリアでは無いので森竜丸さんでは行けません。

当時は現在の様にルアー船は多くなく、遊漁エリアもグレーゾーンでした。ですから開拓的意識で船長にお願いし、そのリクエストをこうして撮影させてもらえた、と言うクダリです。ご理解くださいね。

ロケをしたのは夏前かなぁ?写真をみるとカツオやらサワラなんかを釣っていて、更に笑えるのが釣った魚を持ち、ロッドを咥えてる…、あらまぁ、と17年ぶりに開いたカラーページをみて驚いたりしたのでした。

今年もそろそろ利島ではないですが伊豆南沖なんかも釣れるんじゃないかなぁって思っています。でもこうして自粛しなくちゃならない時期(そもそも船宿さんが自粛していて、沖には出られない笑)だからみんな我慢してる、俺も我慢だ、と言い聞かせながらの『いいぶさ日記』更新を書いています。

今日からGW突入です。50年生きてきて、こんな穏やかなGWは初めてなのは、これを読んで下さっている全員でしょうね。全員が意識ある自粛。来年は賑やかな雰囲気に戻っている事を願うばかりですね。

来年のGW初日は、釣竿は持たずきっと柔道衣持って、出稽古に行ってるんだろうなっ。

【データ】
誌名:ソルト&ストリーム8月号増刊
   船のルアーフィッシング vol.1
出版社:株式会社 登園書房
編集人:海藤 哲
2003年8月1日発行

パタゴニア

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