【再び、北の大地へ2020夏】積丹半島・レッドドラゴンでブリジギング。8/5
北海道行脚2も、残すところあと2日。ノリさんの配慮で札幌市内の高級ホテル《プリンスホテル札幌》に宿泊させていただき、贅沢な待遇を受けてます。
まず普段なら宿泊しないホテルなだけに、有難い事です。
プリンスホテルは立地的にもわかっているエリアなので、時間があるなら歩いて観光とかにも行ける場所。まあ札幌市内と言ってもテレビ塔や時計台あたりだろうな、とは思っちゃいますが(笑)
さて、昨夜も早く就眠したので予定よりも早く目が覚め、朝から温泉に浸かりその後にホテル最上階にて朝食。私は和食を頼んだのですがメニューをもっとしっかり見るべきだった。
北海道の高級和食と言えば、贅沢病とも呼ばれる痛風にアウトなプリン体大量含のアスパラガスやらブロッコリー、干し魚や魚卵等がこれでもか、と出されてくる。
2週間前なら然もなくば完食なストーリーだったのだろうが、今回はもう発病しちゃった後。だから食べ物には要注意なんだよね。アレもダメ、コレもダメ、が始まってしまい、何とも寂しい豪ジャスな朝食となってしまいました。
眺めの良い最上階ガラス張りのレストランで痛風を気にしながら魚卵等を避けながらの私の虚しさと言ったら…。これでへこたれていてはダメだろうが、やっぱりタマゴ先輩としては、食べたかったなぁ。
朝食も済ませ、部屋で1時間程ゆっくりし、約束時間にロビーに降りる。ノリさんと合流し次の港、積丹半島の《古平港》へ。
余市まで高速道路が繋がったのでホントに早い。札幌から小樽〜余市までとマヂッ早いのだ。余市に着いてコンビニに降りると少し風が出ているが釣りは出来そうだ。
この日の午前船釣果は悪くない。そこそこ全員安打に近い釣果だったから、午後も安心は出来なくも気合いは入る。魚は居るから後は食わすだけ。そんな状況にて午後船に乗船する準備をしたのでした。
今回お世話になったのは古平港をベースにした《レッドドラゴン》さん。岡田船長が舵を握り、電波塔周辺までのエリアを狙う。
午前中は小学生も乗船しブリをキャッチしていたので小学生には負けない様にしたい。そんな思いを胸に出港した。結論から言うとブリは無事キャッチ。
細かな様子は次号ソルトワールド内カラー連載【平松慶のヒラマサワールドvol.90】にてご購読いただきたいです。読んで下さいねっ。
ブリジギングのネタはそこそこに、札幌へと戻りノリさんは仕事の打ち合わせへ。私はあまりの疲労にマッサージを受けたくてまずはホテル内の温泉で身体を伸ばし、そのあとにタイ式マッサージへ。
1時間お願いし、さあ晩ご飯はどうしようかな、と。ラストナイトはひとりだったので、焼き鳥にでもとお店を探していたら、松山千春の「大空と大地の中で」が店先から流れていた焼き鳥屋があり、そのお店へ。
リーズナブルな2700円で2時間飲み放題にコースが付いての価格だったので決定。レモンサワーと焼き鳥、充分に酔えるなっとひとり酒。
北海道のひとり酒も最近増えてきた。ブラリと出ては狸小路あたりで安い酒を飲みながらの晩酌。そんなひとり時間も楽しく感じられる様になってきた。
この『いいぶさ日記』もお店であらすじは酒を飲みながら書いている。今回の北海道行脚2を振り返り、iPhoneの写真をスクロールしながら思い出したりする。
楽しい思い出、美味しい食事、難しかった川、驚いた遭遇してしまった熊、ワケわからないネットの件、はじめてのニジマス60、そしてラストナイト。思い出そうとすれば、アレもコレも書いてしまいたくなる。しかし、それ以上書くのはやめ、大切な事は心の中にしまっておく。それも大切な事なのだ。
北海道へ通い出して来年で9年。まだまだ北海道ひよっこ。だから、毎日を大切に過ごしていきたい。ブリジギングから始まった行脚であるが、初年度から比べれば明らかに海は変わってきている。もしかしたら、河川も変化があるのかな?
それはわからない今だろうが、10年後「川はこんな様子じゃなかったのに…」と語っている自分がいるかもしれない。その姿を想像しながらのレモンサワーは、また美味しいのでした。
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