【9月末の北海道、道東trip】予報通り雨。ならば、大移動じゃ‼️

つり

【9月末の北海道、道東trip】予報通り雨。ならば、大移動じゃ‼️

※前夜の北見駅周辺の様子です。

宿泊地になる北見エリアは、朝からガッツリ雨が降り、まあ近隣河川はセイコーマートの北海道限定ミルクコーヒーになっていた。

さあ、どうしよう…。ドンピシャで土砂降り。

これは道東エリアから逃げるしかない。風も爆風、雨もガンガン。いわゆる「部屋でおとなしく」の天候に足掻いてみよう、と言う事になり、この日は2時間程北見から車で走ってのポイント選択となったのでした。

パタゴニア Photo: Barbara Rowell

北海道広しと言えど、2時間走った程度じゃ無理だろ、と思っていたが、車中2時間以上揺られて到着した河川は、雨は降っていても濁りは大丈夫。さっすが!と、感心してしまう程であった。

すぐに河川敷でウェーダーに着替える。誰かがいる訳でもないのに、やたらみんな急いで着替え、さあ「行くぞ。はやくしろ‼️」的面影をガンガンにみせている。笑える。

大人なんだけど、いつまでも子供で居られるのが、魚釣りの良さ。私にとってのトラウトゲームは、そんな楽しみに戻れる時間を秘めた対象魚なのだ。

開発やら、秘密やら、競争やら意地やら、何ひとつない釣りだから、豊かな気持ちでルアーが投げられる。こんな幸せは他にない。

時間が許す限り、釣りに没頭したい。

人からの指示、視線、結果、事実を常に追及されず、自分なりのスタンスでその1秒から楽しめれるのだ。だから、ゆっくりルアーをキャスト出来、他人の魚に喜べるのだろう。

もちろん、自身の釣果も「みて。みて。ほらっ」と言える。蟠りなく言えるのが、最高に嬉しく至福の時となるのだ。

その川は、なかなか川流れのチカラが強かった。流れで吹っ飛ばされそうにもなった。他の川にも入った。静寂が保ち目に見えるのは倒木に苔がのり、美しい風景を視界で楽しませてくれる。

小さなヤマメが毎回ヒットし、油断してるタイミングを見逃されない程度に良型のニジマスが遊びにきてくれる。ウグイもデカかった。

どれも、かしこも、楽しい時間ばかり。

夢中になる時間は、あっという間に過ぎていく。雨は笹曇りであり、いつ降り出すかもわからない重い空であったが、日没までトラウトルアーを投げ続けられたのでした。

この日、北海道行脚2の折り返し地点になります。まだ後半を楽しまなくちゃ、そう心に語ったのでありました。

パタゴニア

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