【インディアンって呼ばないの‼️スパゲティーにカレー混ぜたら…⁉️】おそるべし、名古屋めし。
「今日のお昼は、スパゲティーにしようか?」次男とふたりで昼飯を食べようと準備にかかる。
次男、あまり昼飯には関心無く私が作るものを作業的に食べるだけ。だからそれほど私が聞いた事に関心がなかった様だ。
私は乾麺スパゲティーを茹でる。生パスタより私は乾麺の方が好き。
コストコで購入したおフランス産パスタをル・クルーゼ鍋でグツグツ茹でる。その間に、ルーとなるレトルトの食材を温めます。
ちょっと気になったのでググったのですが「レトルト食品」と「インスタント食品」の違い。
私は正直、あれっ、?と考えてしまった。
ググってみて出てきたのは「インスタント食品」は、直接お湯を注いで食べる、に対し「レトルト食品」はお湯やレンジで中身を温めて食べる…と出ていました。
「レトルトのルー」を温める。パスタも茹だってきた。9分茹でると所要時間が書いてある。
硬さ味見をしたら、見事に出来上がったので、パスタを湯鍋からザルに上げ、湯を切り、フライパンにオリーブオイルをたくさん入れて、その茹でたスパゲティーを炒める。
これ、私は乾麺スパゲティーをする際、必ずやる様にする。ひと手間が美味さを倍増すると信じているのだ。
乾麺にオリーブオイルがいい具合に混ざり、炒め終わったので、2枚の皿に麺を分ける。
そして次男には「ボロゼーネ」のレトルトルー。私はカレールーをかけて出来上がり。テーブルに運んでiPhoneを触っていた次男呼び、「いただきます」をする。
「おっ…お父さん、何それっ?」食品保管場所に、ボロゼーネが一つしかなかったので、カレールーを同じ様に温めてスパゲティーに掛けたのだが。
「なんか、キショイよ。だって、ご飯じゃ無いじゃん」と超不思議そうに私のお皿に盛られたスパゲティーを見つめている。
「これ、インディアンっていうんだよっ」普通に次男に伝える。カルボナーラやナポリタン、和風パスタ、と横並びしているかの様に、それは当然ですよ、と偉そうに言ってパスタはお互いに完食して「ごちそうさま」となったのだ。
…その夜。
仕事から帰り晩ご飯を食べようとテーブルに付くと女房が私に顰めっ面で言う。「インディアンって、名古屋めしでしょっ。天、困ってたよっ(怒)」…と。
何を言うのよ、おっかさん、と言いたいくらいなのはこっちの方だ。
「パスタにカレー掛けて食べるのは、インディアンって言うんだよっ(怒)」と強く嗾けてやる。すると次男がiPhoneでググってカレールーにパスタは名古屋めしなのだ、と言う証拠を見せてきた。
「えっ…まじ⁉️」
俺、51年間ずっとカレーパスタ、カレースパゲティーは全日本共通選手(全日本強化選手をもじってみた)なのだ。と思っていたのだが、O.wa.ri.名古屋の強化選手クラス、日本ではThe B級グルメにも届かないご当地不気味(笑)食、として掲載されているではないかっ。
「えっ…まじ⁉️」を連発してしまった。
女房は「天に変な事(モノ)教えないで(食べさせないで)‼️」とでも言わんばかりに「ほぉ〜ら、名古屋やん。あかんなぁ〜」と。
実に悔しいが、私は完全にカレーパスタは全日本共通選手だと信じていた。普通に考えても、カレーライス、カレーうどん、北海道ならカレーらーめん、カレーチャーハンだってある。カレールーを使った鍋だってある。カレー南蛮そばもあるし、ね。
だったらパスタにだってカレールーをかけたっていいじゃないかって声を大にして言いたい。
しかし、これを主張する事自体が「名古屋を愛するクソジジイ」と陰で言われても嫌なのでググって見せられたことの事実を認める事にした。
次男坊、確かにカレールーをかけたスパゲティー、相当不気味そうに見てたもんなぁ。
「食べる?」って聞いたけど「いや、オレ、いいや」と瞬間に拒否ったもんな。それほど不気味な食べ物だったのか、カレースパゲティー。
でも本当に子供の頃は、近所の喫茶店でこのカレースパゲティーか、あんかけスパが好物だったもんなぁ。
近所にたくさんあった喫茶店。それ自体が不思議でしょうがないらしいが、今の名古屋はどうなんだろう。
我が家でコーヒー飲もうよ、と意見を聞いたらスターバックスか、コメダ(コメダもニャゴヤ〜だよ)かマクド、ドトールくらいかな、となった。もしくはコンビニの美味しいコーヒー、と長男まで参加してきた。
確かに近所に喫茶店などない。コンビニに行くと、めっちゃ美味いコーヒーが飲めるもんね。アイスもホットも。
マクドだって安いし、ね。あぁ〜気になる、名古屋の喫茶店事情。今もあるのかなぁ???
中京高校柔道部の監督退任式の翌朝、先輩ら数人とキャッスルホテルの近所の喫茶店に入ったのを思い出した。普通に、そう住宅街の中に普通に喫茶店はあるし、そこに普通に入って、そこで普通にモーニングを食べた。
今から数年前だと思うけど。
もしかして、猛烈な近代都市計画があり、街中はコンビニがそこら中に出来て、町内にあった喫茶店は全てコンビニ化したりしてるかも(笑)
喫茶店って、コーヒーを飲むところと思うでしょ。しかし私が育った頃の時代は相当なる食品メニューがあった。喫茶店、と言うよりも、定食屋みたいなノリだった。
この緊急事態宣言時の自粛協力金6万円って喫茶店でも対象になるのかな?ってちょっと考えちゃった。だって、名古屋はビールだって置いてある喫茶店があるし、インディアン・スパだけでなく、ハンバーグ定食や焼肉定食なんかもあるからね。
時短協力する必要があるから、それならば政府からの協力金もしっかりもらわないと、ね。…なんてちょっと昔住んだ土地のことを考えたりしたのでした。
《インディアン・スパゲティー》は堂々たる、ご当地グルメだとあらためて知り、神奈川の仲間の前で大きな表現発言をしなくてよかった…(汗)
でも、美味しいよ(笑)
参考資料: 【社会人の教科書】https://business-textbooks.com/retoruto-insutanto/