【オホーツク 塩ラーメン】こりゃ、美味いぞ。乾麺の弾力も抜群だしね。
昨年の夏場に札幌滞在した際、政府発行のGo to事業を利用し現地クーポン券を頂けたのでそちらを使用しお土産に。
その時に購入したラーメンがあったのを思い出し、お昼ごはん時に食べてみたのだ。
作るのはありきたりな乾麺だから、簡単。お湯を沸かし、そこで麺を戻してラーメン鉢にお汁を作り…と、あっという間の作業。
手慣れた分、トッピングをどうしようか、と悩んではみるモノの、オホーツクを代表するカニの手も無ければ、甘くて美味しいホタテも無かった。あるのは、細ネギのみ…。仕方がない。
ネギを細かく刻んでおき、ラーメン作成を急ぐ。
醤油ベースのあっさりしたラーメンなのだが、ついオホーツク海を思い出すと、丘から巨大なカニ爪が生え、海水面に流れ着いた氷をガリガリと割りながら進む船、また乗船場で食べる濃い豚骨味噌ラーメンの味が忘れられない。
あっさりしたラーメンは札幌滞在中や、北見市の名店では頂いた事があるが、ヨイチクレ状態で最後の閉めは‼️なんて時は高血圧最悪尿酸値MAX、悪玉菌の塊みたいな私はこれでもか、と酔いに任せてニンニクを入れ、翌朝なぜこんなに臭いのだ‼️と自問自答が毎回のパターン。
学習能力のない私が見事なまでに定番化した食夜のオイタ…。寒いエリアだから、と無理矢理理由を付けて身体に悪い方に寄っている自分がなぜ、醤油ベースであっさりイメージのラーメンを選択したのか。
プリンスホテルで宿泊し、ホテル内のお土産屋さんで朝購入したが、前夜がヨイチクレのまさに、それであったからだ。
だから味噌ベースをやめて、塩イメージの醤油ベースを選んだと言う事なのである。
相当ないい加減な野郎だ、と「オホーツクの塩ラーメン」を作りながら思い出す。
二日酔いで頭が痛いまま、1Fのお土産売場で買ってたな…。早く再びGo to事業が復活しないかなって考えながら作っていたら、完成。
次男は冷凍物の焼きおにぎりで良い、と。女房はラーメンひと口くれたら、もう十分と。
休日昼の時間に食欲旺盛なのは51のオヤジだけなのか‼️ブツブツ言いながら、ラーメンをいただく。薄い醤油色のスープを口に含む。
ふわっと優しい醤油の香りが口内に広がり、そして舌で塩を感じる。
割り箸で麺を挟み、口に運ぶ。
ズルッと音を立てて麺をラーメン鉢から口までの間に幾分でも冷ますかの様に、あえて外気に触れさせる様に音を立てて食べる。まずびっくりしたのが、乾麺なのに、麺に腰を感じた。硬いだけ、じゃないんだよな。
しっかり火を通し麺を戻したのに、乾麺に腰が残っている。こりゃ驚いた。簡単に『美味いぞ』と言いたくない程のおいしさ。ドラッグストアで特価になる大手乾麺メーカーなどのそれらではなく、乾麺自体に誇りを持っている感じがした。
これにふんわり醤油ベースの塩イメージ力が付いているスープとベストマッチなのだ。次男、女房、ひと口ずつ食べてもらう。ふたり共に「麺が違うね‼️」と。それほどハッキリした旨味高い乾麺であったのでした。
乾麺を包むパッケージ内に店主の思いが書き綴られておりました。それを読みながら、またひと口スープを。
あまり飲み過ぎると血圧が上がるから…と心配しながらも、今回食べた『オホーツク塩ラーメン』の旨さに余韻いっぱいであったのと同時に早く北海道へ行きたいなっと思ってしまったのでした。