【ヒラマサ。秋の御蔵島チャレンジ‼️】火曜定休日は御蔵島の日。
「今年は、近海に通う。伊豆諸島重視。」そう決めてスタートした2021年。
コロナ禍による釣りに行きにくい環境下でいかに迫力ある釣り場に向かうか。そんな事を考えていたら、「灯台下暗し」慣れ親しんできた御蔵島チャレンジしなきゃいけないじゃないか⁉️とさっそく森竜丸さんに予約。
「毎月以上」を目標にとにかく通い続けてやろう、そんな気持ちでトライが始まったのだ。
昨年度もコロナ禍になり御蔵島チャレンジをしたのだが、世の中が何となく「おめー、外出んなよっ」的雰囲気だったから、正直大っぴらには行きにくい状況であった。
だから回数がいけず、先細りな感じで昨年は終わってしまい、再び御蔵熱が出ての今年の様子なのであった。
御蔵島には、ご存知の通り、もんのすごく行くのにリスクがある。私は御蔵島に通い始めてそれこそ10年以上になり、御蔵ブームを築いてきたとさえ思っている。
ここ5〜6年前はご無沙汰だったけど、まあよく通ったものだ。雨の日も晴れの日も風の日も、出られる時は通い続けてきた。ただ、リスクがあるのは、天候による出船率。
網代港から御蔵島までは夜中走り5時間ほど。網代港から出港し初島、伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島を越えて、やっと御蔵島。
寝ていても船の揺れで「あっ、今神津越えたなぁ」とか「三宅島の島陰に入ったな」ってのがわかる。島と島との間には潮流があり、波高が変わるから、おおよそで「今、どの辺りだろ」ってのがわかる。
三宅島を過ぎて最後の波高を越えてから、風向きで御蔵島の島陰に差し掛かると、歯ブラシを咥えてキャビンから出る。
鳥の数は勝手な言い方だけど、その日の釣果に比例する。波高がさざ波程度で立ち、潮流がぶつかるのが見えると、まあその日はよく釣れる事が多い。
鳥が大群になって、水中に突っ込んでる時などは、海水面からも空からもベイトが狙われているから魚達の活性が高く、こりゃナイスな1日になるぞ‼️と歯磨きしながら思っちゃうのだ。
御蔵島チャレンジ、毎度同じスタンスで向き合い、いつかの様な夢の爆釣を再び願い通い続ける。
釣りってそんなモノ。
通わなければ、わからないし、前日にキハダマグロがドッカンドッカンやってても、それは翌日も続けて起きているなんて絶対に言い切れない。だから御蔵島チャレンジに日程決めたら、天気予報と潮流図ばかりをニラメッコ。
誰々が何キロの何たらを釣ってさ、なんてのは、あらそうなんだ、スゲェね。オイラも釣りたいなぁ位にしか考えず、潮流図と風向きなどの確認で胸が躍るのだ。
月曜日の夕方は、もう準備万端。現場に着いたら、ジグを付けるだけにしておき、翌朝キャビンから歯ブラシを咥えて海況をみて、水色と雰囲気でジグウエイトを決める。
狙う場所の水深がどれ位かは船長がポイントを定めるまでわからないけど、2本準備したタックルでまあどうにかなるだろう。ひとつは250g、ひとつは200gでセットし、100mまで水深がなければ、まずは軽い方に。
自分のジギングスタイルを組み立てるマスターウエイトが決まってるから、その200gからどうしよう、軽い方にかな❓もう少し重い方にかな❓と考えて。
この日は、水色と潮流と風を考えて軽い方がメインになった。それからの内容は、次号「ソルトワールド」に書く予定。結末までは、そちらをお楽しみ下さいね。
今年秋の御蔵島チャレンジ。前月は悪天候で中止になったけど、10月はこうして島に入れた。
最高に楽しい御蔵島チャレンジ。まだまだ狙いに通いたい。