【愛犬との癒しな時間。】苦しかったペットロスからの復帰と心境。

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【愛犬との癒しな時間。】苦しかったペットロスからの復帰と心境。

我が家には、2頭のペットがいた。犬種は2頭共にジャックラッセルテリア。

アパート生活から自宅を持ったタイミングでペット同居生活が始まり、いつしか2頭飼いの賑やかな生活を過ごして来た。

ペットとの生活は、必ずいつか別れがある。我々人間よりも基本的には先にペットが旅立っていく。それは理解していたつもりだし、それをわかって一緒に生活してきた。

しかし、別れとは突然来るもの。さっきまで元気いっぱいだったのに…となり、その現実を受け止める事も大変であった。

『ペットロス。』予想をこえた辛い状況であった。

朝はいつも私の横で寝ていた。私がアロハを起こす朝もあった。

妹犬のノアはアロハがいた頃は気ままな性格で、あまり私に寄り付こうとはしなかった。

ブロークンヘアーのアロハ。ノアはスムースヘアーで毛並みも綺麗だったけど、アロハは毛むくじゃら。ボサボサな毛を全身プルプルさせるのが可愛かった。

アロハは食欲旺盛。朝食から元気いっぱい。嬉しそうにドッグフードを綺麗に毎度食べてくれていた。

ノアは、アロハの目を盗んではアロハのご飯を毎回奪おうとしたりする、イタズラ好き。

私が仕事に出る時は、必ず玄関まで見送りに来てくれる。外出から戻ってきたら、私を玄関で迎えてくれていたアロハ。

そんな仲良しのパートナーで私にはなくてはならない癒やしでありました。

それが、突然の別れ…。

パタゴニア Photo: Jeff Johnson

最後に息をひき取るところまで見届けました。

戻ることのない伸びきった舌。乾燥した鼻先。温かさだけはまだ残っていたが、呼びかけても振り向いてくれない。何度呼んでも、私を見てはくれなかった。

哀しくて苦しくて悔しくて。可哀であり、無力になった私。

火葬してもらい、お骨になった時から、私の苦しさが始まった。

朝もいない。帰宅しても出迎えてくれない。遠征から戻って来ても玄関で待ってくれていない。無い。無い。何も無い…。

動物病院に恨む気持ちが出てきた。あの時、あの検査をさせなければ…。アロハは死ぬタイミングで死んだんじゃ無いのかも。

アロハはなぜ死んだのかわかっていないかも。アロハの気持ちを代弁出来るなら…そんな思いまで込み上げてきた。

無心感、無気力、放心状態。何にも集中が出来ず、誰かとの会話は、気付けば犬の話になっている。これではダメだ、誰の所為でもない。

我が家に来た時から家族となり、いつも笑顔と安らぎを与えて来てくれた。動物病院も、殺すつもりではなかったはずだし、アロハは苦しんで死んではいない。眠るような最後だったし。

タラレバの話はもうやめよう。

どれだけ悔やんでも、もうアロハは帰ってこない。残されたノアがいる。

アロハが居なくなってから、ノアの様子も変わってきた。

アロハと一緒の生活時には、ノアは完全にマイペース。自分ひとりで遊び、違う部屋で寝て自由気ままな生活を送ってきた。

アロハが居なくなってからは、一緒に寝る様になり、やたら甘えてくる。

私の臭い靴下をアピールするかの様に噛んだり、次男坊のパンツなどを浴室から咥えて持ってきたりしだした。

明らかにノアは興味をひこうとしているのがわかるし、誰も居ない何もない所に向かって吠えたりしている。

もしかしたら、アロハが遊びに来ているのかな、そんな様子が感じられる行動すら、する様になった。

アロハは13年を共にした。ノアは今12年。犬が居る生活。犬との時間。我が家にとって、犬は家族。

完全に気持ちは切り替えられていませんが、アロハを忘れずにノアと大切な時間を過ごす様にしています。

パタゴニア プロビジョンズ

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keitanhiramatsu