美味いっ!私が長崎県対馬へツアーに行っている時に、今季2度目のジャガイモを頂きました。
長男、次男坊がお世話になっている高校柔道部の鏡開きに参加した際、柔道仲間の駒木勝先生が朝畑に行ってジャガイモを収穫してきて持ってきてくれたのだ。
私は不在でしたが、次男坊がお預かりをし、自宅に持ち帰ってくれた。それはヒトの拳ほどある、美しいジャガイモ。
芋の種類はわからないのですが、前回いただいた時に、すぐに食べて芋の甘さやきめ細かさに驚きながら食べたのが忘れられなかった。
本当に美味しい。
夏場は葉しょうがを頂きましたが、それとはまた違う野菜であり、ものすごく愛情がこもったお野菜の美味しさ。
食べてみて「丁寧に育て上げてるなぁ」とお野菜から伝わる。瑞々しさと生き生きさ、それ以上ない糖分や野菜独自の味がしっかりと出ている。
スーパーで買うお野菜を悪く言う訳ではないが、なんだろう、作った人から直接いただく事で、その人が育てている時の様子すらお野菜を口に運ぶと思い描く事ができる。
収穫したての時は「表面を乾かしてください。そのままビニールに入れたままだと、腐りますから」と。これも私たち一般家庭ではわからない事。アドバイスをいただいた。
丁寧に育ててきたから、野菜の扱いもよくわかっているんだ、そう思えたのだ。
九州長旅で疲れ気味の私。新年早々にお正月時間はほぼ無くて九州に発ち、現地では釣り三昧の時間であった。旅先での食事は、お酒がメインとなり、家庭の味はしばらくお預けの毎日であった。
もちろん対馬〜福岡で食べた食事時間が嫌だったのでは無く、それは贅沢な時間であり感謝で美味しかったのですが、なんだろう、こう…素朴な味にゆっくり舌鼓をしたいよなぁ…と思うところもあり。
出発前はおせち料理だったし、コマーシャルじゃないけど「おせちもいいけど、カレーもね」の心って理解出来、ホッコリした食事で身体を整えたかった。
女房が肉じゃがも作ってくれたけど、それは撮影するのを忘れ、大好きな「ジャガバター」に焦点を合わす。
特別な調理法では無く、電子レンジでジャガイモを加熱し、柔らかくなったところで包丁で切り目を入れ、そこにバターを挟み、醤油とマヨネーズをしただけのこと。
でも、これが一番美味しい食べ方。素朴さに最高。
素材の味が引き立ち、それでいて醤油の塩分とマヨネーズの油分に香り付けが贅沢なバター。北海道ならこの上に塩辛を載せて食べるのがスマートなのだろうが我が家に塩辛はなく、シンプルな食べ方で良いのだ。
柔道衣を着ると、凶暴(笑)になる駒木勝先生がたくさんの愛情を込め、優しく丁寧に作ったジャガイモに大興奮の晩酌時間となったのでした。
畑仕事は、草抜き位しか出来ませんが、いつかお手伝いにいきたいと思っています。土仕事、嫌いじゃないですし、ね。
昨夜は次男坊と取り合いになりながら食べた「ジャガバター」ネタで「いいぶさ日記」に綴ったのでありました。感謝です。