【3/3 北海道紋別、トラウト時間に】平鱒渓❗️シリーズ。道北に入り実釣3日目。

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朝5時半、ホテルに《ホライゾン》有持和也船長が迎えに来てくれた。

この日お願いしたガイドは有持船長の後輩になる《Hi-toshi》君(以後、ヒトシ君)。ほぼ毎朝トラウトを求めて釣り歩いている方で対象魚に合わせたポイントも熟知していると聞いた。

しっかり挨拶をするテキパキとしたヒトシ君、有持船長お墨付きガイドさんです。有持船長もこの日は時化で海仕事が無くなり川に着いてきてくれるのだ。有難い。

セイコーマートでThe地方‼️な物を調達。朝食を車内移動中に軽く食べておく。

この日は幌加内町の方に向かうと聞いた。士別市内ホテルから2時間程走ると聞いた。もう自分がどこにいるのか、全くわからない…。

北海道は広い。とにかく広い。地名も慣れないので覚えにくい。カタカナ地名もいっぱい。だから地図を見ようとするが、ワイモバイル通信なのですぐに電波が入らなくなる…。

こうなったらガイドさんを信用し、ひたすら甘えて釣りに連れて行ってもらうのが正解だと思った。

朝一番はセイコーマートのメロンパンを食べ、ガラナジュースで目を覚ました。ナビも設定されていないので、目的地までの距離や時間などは大まかでしか、わからない。これも楽しいのだ。

最初のポイントに入った。ヒトシ君には望月さん、老沼さんが付いてくれた。私は有持船長とペア。2組に分かれてのゲームになる。

微かな声が聞こえる距離で釣りをする。熊が怖いからね。そこだけは徹底した。万が一があったら洒落にならない。

微妙な距離感での釣りは、釣れた時の歓声で何となくわかる。ポイント移動で合流した時に、2人共イトウをキャッチされた事を聞いた。

羨ましいのだが、私は今回右足が痛くて動き回れない。それを分かっているので仕方がないのだ。

私は休憩を取りながら釣りをする。時には座り込んで痛みが治まるのを待って…の繰り返し。痛止薬のロキソニンはじわっと効いていた。

雨はシトシト降っている…。止む気配はない。釣果が見られないので次のポイントに向かう事になった。

雨量が増えて来ると入るポイントも少なくなってしまう。増水は厄介だとヒトシ君が言った。あまりにも入るポイントがどこも増水しているので、悩んだ挙げ句に1時間半ほど更に大移動。

パタゴニア

到着した場所は、かなりの森であった。爆竹を鳴らし、警戒をして車を止め、そこから更に山深く入っていく。何だか不気味だ。

正直なところ熊がかなり気持ち悪い。そんな時こそ、爆竹を頻繁に鳴らす。何度も鳴らす。みんなで声を出しながら山道を進んでいった。

小さな沢伝いに下り、本命河川に立つ。片道40分の歩行はかなり辛かった。肉離れ箇所はバンテージとテーピングでガッツリ固めてあるが汗で濡れて痒い…。

川に立ったが、あまり離れて行動はしない様にする。熊さん出て来たら大変ですからね。ゆっくり釣り下っていく。

増水しているけど、濁りは無い様だ。山が豊かだからこそ、濁流になり難い。山が痩せていると、すぐに河川は濁って来る。勉強になる。

山奥の釣りを3時間楽しんだが、思った様な釣果に繋がらない。有持船長、ヒトシ君、地味に焦り出している。再び徒歩40分掛けて車に戻る事にした。

登っては降る山道。しっかりした雨。気持ちが萎えそうになった。引き摺る右足を庇いすぎて腰に痛みが来る。困ったものだ。

近くにあった食堂に雨を避ける様に逃げ込んだ。みんなで昼食時に、もう一度ポイントを考え直す。…とここでは書いているが、私らはガイド2人に任せるだけ。わからないですからね。

昼食を終え、士別方面に戻る事になった。雨が降り続いており、増水覚悟だと。

しかし、この判断は正解に繋がった。私に60cm近いサイズ、更にガイドのヒトシ君が70cm近いイトウとの出会いを作ってくれたのだ。

これで紋別に戻れる。

そんな時に電波の悪い私のiPhoneに驚く様な内容が飛び込んで来た…。

「急遽ロケをお願いしたい。」BS日テレ番組の出演依頼でした。

ここから頭の中は、一気に仕事モード。

番組依頼主からの提案と現地(紋別)との擦り合わせ、ホテル延泊手配にエアー手配、と。更に船仕事なので、有持和也船長との相談。

勢いだけでは成立しないのが、海船仕事。翌日はプロデューサーが6時間かけて紋別に向かって来る。プロデューサーの部屋も確保しなくてはならない。

私の神奈川での調整も必要になる…。

士別から紋別までの長いルートは、考える事が多過ぎて実にあっという間の距離に感じたのでした。翌日から、違う忙しさになりそうです…。

パタゴニア プロビジョンズ

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keitanhiramatsu