【3/6 韓国済州島へ久々に釣行ロケ】4/4モスルポ港出港で馬羅島、加皮島へイザ‼️
朝の様子は、冷たくない生暖かい風が強く吹く。
スケジュールは今日、明日と沖仕事だったのですが、悪天候で1日延期。波浪注意報も出ているので仕方がない…街の撮影に急遽変更となったのです。
海外撮影で欠かす事の出来ない街ブラはやはり『市場』。土地の文化や食を真近に知ることが出来、人々との交流になる。
海外での撮影時には大体街や市場などの撮影が入る。今回も市場撮影からスタート。
以前よく食べたおでんやお餅、更にはキムチなんかも試食したりしながら市場を歩いた。午前中は街ブラ、午後から船長との対談、夕方まで高台からの全景撮影等が組まれていた。
刻まれたスケジュールの中、市場近くの釣具店に入り、そこで衝撃を受けたのです。
釣具屋さんには、重たい中国ブランドのメタルジグが中心に並び、ジギング熱を感じ取る事が出来た。私が開発したカルティバ の《SJ-43 ゴールド11/0》が売られていた。これ、素直に嬉しかった。
この地で20.5kgのヒラマサをロケでキャッチした時に開発したフックであり、その影響がこうして販売に繋がっているのだと知った喜び。嬉しい瞬間でした。
それとは違う衝撃の事実が。
なんと羅(ラ)船長は昨年秋にひとりで沖に出ている時に亡くなったそうで、ご遺体はまだ見つかっておらず、船だけが見つかったとの事。
海難事故として処理も終わり、独り身の船長との連絡が取れなかった理由がこれではっきりしました。
言葉にならない旨の痛み。羅船長のこれまでのご恩、ご冥福をお祈りします。
重たい気持ちでモスルポエリアから済州市内に向かう。
午後からは今回お世話になるアプドラ船長との対談撮影。ふたりで食事を取りながら海の様子や近況などを聞かせてもらいました。
「海のコンディションさえ良ければ、2日間の釣行でチャンスは3度ある」と。
根拠などは語学力のない私には分からなかったが、とにかく3度のチャンスを期待してみたい。
食事と対談撮影を経て街撮り。雨が降っており陽が足らないが、高台やら歴史的場所などを中心に動き回っての札幌でした。
晩ご飯はお昼が遅かったのであまり食べられず。焼酎を軽く飲んで消灯したのでした。