【さあ、秋の旅が始まるっ】現地との気温差に悩むんだよなぁ。

よもやま話

【さあ、秋の旅が始まるっ】現地との気温差に悩むんだよなぁ。

10月なのに今だ30度を超える日がある神奈川県の気温に困惑する私。それでも少しずつ秋に近付いて来ましたが。

私は自然相手に動く職業なだけに、その季節で動きも変わる。四季を通じて狙う魚も変わり、また行動するエリアも違ってくる。取材や撮影、テストにガイドと常に自然との接触で生業をしており、地球環境の変化にも敏感になる。

ここ10年の温暖化に対しては特に著しく変化し続けており、これまでの経験を大きく覆される事もフィールドで多く感じる様になってきた。

「この時期は、このエリアでこの魚を狙っていく」と言う予定が一年前からおおよそ決め、それに合わせて活動している。私が行動するのは、日本全国。コロナ禍前は海外へも年間30日平均で毎年動いて来ましたが、近年のレート問題もあり、今は国内重視の行動が中心となっています。

パタゴニア

秋を意識した行動が始まりました。

夏場は近場中心に動いてきましたが、秋からは本格的な予定がびっしり入っています。伊豆諸島に九州、北海道。特に北海道は道東エリアを予定しており、服装などが一番悩まされています。

今これを書いているのは半袖短パン。つい先日までエアコン付けて寝ていました。夏から何にも変わらない暑さであるし、今年は特に暑さが残ると天気予報でも言っています。

北海道、道東エリアの準備も少しずつですが始めました。ウェーダー(ゴム長)やフィッシングベストは現地の友人に預かってもらっており、それほど心配はないのですが、釣り場での《着る物》に頭を悩まされているのです。

11月初旬に道東エリアへ入る予定になっているのですが、これまでの経験だと11月の北海道釣りは相当寒い思い出しかありません。釣りの時にどんな服装にしようか…。

ウェーダーを穿いて湖や川に立ち込む釣りなだけに、指先の保温は必需。これを疎かにした時の釣りは地獄でした。水中でじっと魚からのコンタクトを待つ。足指先がジワジワと痺れ始め、集中力が欠けてくる。

血流を良くしようと片足ずつ動いてみては冷えから守るのだが、膝も辛くなって来て、いよいよ釣りどころでは無くなった。

こんな思いをするなら…と一旦釣り場から下がり、陸地でじっとしてみたが、次への釣り意欲が低下。当然ですよね…。せっかくの北海道で寒さにやられてしまうという、完全なる素人行動に泣くに泣けなかった経験。

天然の温泉が湧き出ている河川に入った時。やはり寒さで足元が辛くなり、温泉場で足を温めていて動きたくない状態になったのも記憶の中にあります。

それでも魅力的なフィールド北海道。今年も懲りずに向かうわけですが、私がウエアーを悩むのも理解してもらえるのでは。こんな中で、あの寒い環境を思い出しながらの準備も、まあ酷なんですよ。体感が違い過ぎるからね。

それでも荷物を多く持たない様に効果的な寒さ対策を楽しみながらやっていこうと思っています。こうして準備を始めた時からが、旅の始まり。

秋の釣行スケジュールはこれだけじゃないですが、一番たのしみで、悩ませられるエリアなだけにミスの無い様に準備を進めていきたいと思っています。

パタゴニア

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