【北海道発信‼️ニクソンロールに首っ丈】回転寿司トリトンで至福の時。
《好きになったものを徹底的に食べ続ける。そして「その味がなぜ好きになったのか?」を考える事》が私の食事思考なのです。
人気店を並んで食べたり、遠くまでそれを食べに行くというスタイルもあります。各々食べ物に対しての嗜好は違いがあるのが当然。
私は並ぶのが苦手、美味いと言われているものは、その土地に行けたタイミングで、というスタンス。これだけ動き回る仕事をしており、いつしかそんな考え方になったのでしょうね。
北海道。ここは年間何度も訪れる土地。家族の連中は「また北海道?今回は、どこ(エリア)?」と聞く程度。
20年前は沖縄本島だったし、九州だったし、と気になった土地にはトコトン通い続けるのが私のスタイル。
あっちも、こっちも、釣れてる、と動く様な事はせず、そのエリアの一年の流れを身体で感じ取る事で見えてくる何かを見つけるのが好きなのだ。これって釣りだけではないかも。
今回の題材になっている食べ物もそうだし、海外渡航地だったり、趣味だったり。日常生活でも同じスタイルになってる気がするんですよね。
さて、北海道《回転寿司 トリトン》のお話です。北海道産の海鮮をふんだんに使い、本州では考えられない美味しさに定評が高い回転寿司やさん。
春と秋の年2回は北海道ツアーをお店でやっているのですが、お客さんはみんな年間で私みたいに何度も北海道へ行く事は(たぶん)ない。
だから、楽しい思い出をひとつでも残してもらおうとお寿司時間を取り入れる様にしています。
カウンター席の高級寿司店ではなく、ファミリーも楽しくいただける雰囲気の《回転寿司 トリトン》。
お昼時や夕刻などはいつも満席なので、釣りのタイミングで入店時間をずらしてストレスなく入店できる様な配慮をして食を楽しむ様にしています。
一連の内容は、北海道行脚紀行にて書いておりますが、今回は私の拘り食にクローズアップしての更新です。
【恒例の番外編。春季北海道道東行脚‼️6/6】食時間は至福時間。人の繋がりに感謝。2025年6月22日更新
《回転寿司 トリトン》ここで超お気に入りのお寿司があります。それは【ニクソンロール】。どれだけ好きなのか、と言えば過去の《いいぶさ日記》を読んでいただければご理解いただけると思います。
【ニクソンロール、これ美味いやつ】 回転寿司 トリトンで満腹のひと時。2022年10月24日更新
●平松慶の所感
【ニクソンロール】私はこのいわゆる《鮨》とは違う、西洋でも感じられ、オリエンタル感まで漂うアレンジ寿司との出会いが衝撃過ぎたのだ。
使われている具材が平松慶の興味を刺激する。うなぎ蒲焼、甘だれ、きゅうり、クリームチーズ。これをひと巻きにしてあり、大口で一発で頬張り、口の中で噛み合わせながら味を確認して食べるのです。
気に入ったものは、トコトン徹底的に。これが私のスタイルです。今回はさっそく【ニクソンロール】をこれでもか、という量、食してきました。
最初に2皿を仲間達に紛れて注文。運ばれてきた皿を受け取り、黙って口に運ぶ。お供はノンアルビール。お茶でもよかったが、雰囲気的にノンアルを飲んでみた。
食べる前に巻かれているモノを確認。きゅうりとクリームチーズが少しグチャッとなっているのも、ニヤッとする。甘だれが効いたうなぎ蒲焼がクリームチーズと合う。
口に入れた時の食感は新鮮なきゅうりの歯応えに旨さが増す。しっかりとクリームチーズの味を感じ、うなぎ蒲焼の甘だれが血糖値を上げてくれるバランスに酔う。
美味い、これだ…間違いない旨さにひとりニンマリする。ここからが、私のスタイル。
【ニクソンロール】を4皿一気に注文した。みんなはホタテやらイカやら、北海道海鮮寿司ネタを満喫している中、私は【ニクソンロール】4皿。
ここから【ニクソンロール】を連続して食べ続けだした。無言で口に運ぶ。きゅうりのシャキシャキ感がたまらない。うなぎ蒲焼の脂とクリームチーズは別物でありながら、口の中でお互いを主張せず、調和すら感じる。
これ以上のアレンジ寿司は日本国内、いや世界中探しても絶対にないと言い切れるほど。
同じものを食べ続けて4皿めに突入しても、飽きないところが【ニクソンロール】の芸術性の高さだと、5★平松評価なのである。
どちらかと言えば、コッテリ方面が強いアレンジ寿司でありながらも、胃にもたれない素晴らしさ。4皿(16貫)をひとりで平らげ、茶碗蒸しとノンアルで楽しんだ至福の時。
仲間達は見て見ぬふりをしていたが、こんな私をどう見てたのだろうか。まあ、気にはしませんが。
こうして遅いランチタイム時の【ニクソンロール】時間は終了となったのでした。気に入ったものを徹底的に食べる。食べ続けて知る。食べ続けて気付き、その良さに感銘する。
今回は私の【ニクソンロール】への思いを書いてみました。ご馳走様でした。