【春を感じる《桜餅》美味いよね】関東、関西での違い知ってました⁉️

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【春を感じる《桜餅》美味いよね】関東、関西での違い知ってました⁉️

ピンク色をした、塩味が効いてる桜の葉で包まれた和菓子。これをわざわざ次男坊は食べたいから、と検索し海老名まで買いに走ったのだ。

粒あんとこし餡なら、私ら親子はこし餡を好む。特に次男坊は和菓子なら粒あんよりも間違いなくこし餡派で、少々うるさい。

検索してまでお店を探し食べたいのかと思いつつ、付き合ってやる事に。

カーナビに所在地を入れる。予想より近いのがわかった。めっちゃ通い慣れた道脇にある和菓子屋さんだ。気付かなかった…。

それにしても、わざわざ和菓子を買いに行くと言う行動は始めて。

和菓子って、実家に帰った際にあったり、近所のスーパーで半値売りされているものを買ったり、頂き物を口にする位で「和菓子屋さん」に出向いてまでも購入する様な事はなかったのだ。だから何だか新鮮な行動なのだ。

自宅から15分でお店に到着。店内に入ると、水飴の優しい香りがする。

木枠のお盆に盛られた桜餅が直ぐに目に留まった。「桜餅を10個下さい」店員さんに伝える。

その時に店員さんから言われた言葉にびっくりする。

「関東と関西とがありますが、どちらにしましょうか?」と。次男坊は欲しい桜餅を指差しで伝えたのだが、私はちょっと気になり、店員さんに質問してみた。

「関東と関西って違いがあるのですか?」と。

私が知っている「桜餅」とは、もちもちした米粉を蒸したピンク色に染まった餅皮の中にこし餡が詰まったもの。桜葉の塩加減を舌で感じながら塩っぽさとこし餡の甘さを一緒に口内で楽しめるのが桜餅なのだが、どうやらそれだけでは無さそうなのだ。

私がイメージしているのは「関西風」で、その横に並べられているのが「関東風」桜餅なのだ。

小麦粉を薄く伸ばして焼いた桜色皮にこし餡をはさみ、桜の葉で包んだのが「関東風」で実は初めてみた。

完全に桜餅とは私の中では「関西風」が桜餅の認識になっており、小麦粉焼きベースのそれは、別物と思っていたのだ。

和菓子屋プロショップの店員さんは、更に関東と関西の桜餅の違いを話し始める。これがプロショップやな!と語り出した内容を聞いていたが、どうにも「関東風桜餅」には興味が持てない。

ただ、ひとつずつ食べてみようや、と次男坊と話がまとまり、「関西風桜餅」を8つ「関東風桜餅」を2つお願いし、購入させてもらった。

次男坊に予定外の「いちご大福」を3つも買わされ、次男坊の甘党には驚いたが、これにて無事に和菓子買出し作戦は終了。

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帰宅し、温かいお茶を用意して次男坊と向き合い「桜餅」をいただく。

最初に手を伸ばしたのは、やはり「関西風桜餅」。最初にかぶり付いた時の塩加減と、次に向かい入れた甘さが口の中でミックスされ「春なんだなぁ」と季節を楽しむ。

2つ目もやはり「関西風桜餅」。次男坊はiPhoneを触りながらモグモグタイム。私は遠慮気味に購入した「関東風桜餅」に手を伸ばした。次男坊も同じタイミングで食べてみる。

ふたりして目が合った。次男坊、めっちゃ私を見ている。私も次男坊を見ながら、口に運ぶ「関東風桜餅」の味を確認する。そして…二人共に出た意見が「コレはなしだなぁ」

子供の頃から慣れ親しんだ味って、なかなか覆す事って難しい。明らかに違う両物に優劣を付けるなら、やっぱり慣れた味に軍配が上るのは当然。

もちもち感の中から、ブワッとチカラ強くこし餡が制覇してくるのが慣れ親しんだ桜餅の味であり、パサパサと言うか、この薄いホットケーキっぽい、あまり強調感のない皮とこし餡を舌の上で感じても、混ざり合った時の到達点は完全に別物であり、素直さと言うか、単純さが強い平松親子には素直にその味が認められなかったのだ。

「無しだよなぁ」と再び次男坊は言い、お茶で口内を流して終了。やっぱりこっちだよ、と言って「関西風桜餅」をモグモグとやり、満足したのでした。

私は桜餅自体に地域差のある事すら知らず、その違いに嬉しくも感じたからこうして「いいぶさ日記」に残したのだが、皆さんの慣れ親しんだ「桜餅」ってどちらになりますか?

卒業シーズンに季節の食べ物をいただき、52歳で初に知った違いを楽しんでみました。

もうすぐ桜の満開が近づく時期。別れあり、出逢いある春の季節に平松親子は舌で感じた地域差の春に満喫したのでありました。

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keitanhiramatsu