【パタゴニアプロビジョンズのマフィア・ミニ・トート】マグチをホックでアレンジ。

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【パタゴニアプロビジョンズのマフィア・ミニ・トート】マグチをホックでアレンジ。

1年前に女房へ誕生日のタイミングで《パタゴニアプロビジョンズ マフィア・ミニ・トート》をプレゼントしました。

小さなトートで花柄も付いていて可愛かったし、彼女も喜んでくれていました。ただ、最初の頃はよく使っていたのですが、あるタイミングから使用するのが無くなった…。

どうして?と聞いてみたら、こんな意見が返ってきたのです。

「トートとしては、深さが無くて、中身の財布やiPhoneが全開に見えちゃうんだよね」と。

使用しているタイミングで中身をみると、確かに長財布やらハンカチやらiPhoneやらが豪快に見えていた。さすがに財布がこれだけ見えたら保安上良くないなぁと思い、それならば、と少し手を加えてみる事にした。

女房からしばらく〈マフィア・ミニ・トート〉を預かり、考えてみる。トートの生地はかなりしっかりしていて硬い。深さが無い。どうしようかと考えた結果、内側に張られているロープ生地にホックを縫い付けて簡単な『止め』を付けてやる事にした。

まずは手芸屋さんに行く。おじさんには入りにくい雰囲気だ…。店内は釣具屋さんの様にネット面にボタンやファスナーのパーツなどがたくさんの種類、カラーが揃い陳列されていた。ほんと釣具屋さんそっくり。

その中からボタンホックを見つけ出し購入。裁縫道具は揃っている。さあ、裁縫おじさんスタートです。

最初にボタンホックを付ける位置を確認した。左右2箇所で留めるか、センター1箇所にするか。トートの生地が硬いので1箇所だとチカラの負担が大きいと感じて左右2箇所に決めた。

更に、ボタンホックの噛むチカラがわからなかったので左右で凹凸の向きを交互にし、出来るだけチカラのバランスを取れる様に考えた。

さあ、縫うよ。

縫い糸は色々カラーを持っていたので、縫う生地に合わせて色を選んだ。簡単に縫えるだろう…と高を括ったのが、最初に失敗した。

ボタンホックを4点穴で縫うのですが、これの凹凸合わせて16箇所の穴をやっつけなくてはならない。

先に書いた通り、ロープ生地が豪快に硬いので、針のひと通しだけでも大変。チカラを入れると、縫い針が簡単に折れてしまう…。

ひと針毎に気持ちを込めて縫わないとボタンホックの固定にもならない。

「大変だぞ、これは…」素直に感じたのはひとつ目の凹からです。「これをあと3つ付けないと完成しないんだ…」かなり半泣きになりながら縫い付けていく。

私の指先は他の方よりかなり固いと言うか、強いと思うのですが、どんどん指先が痛くなってくる。かと言って、ボタンホックの固定を妥協しても直ぐに縫い糸が取れてきたら情けないし。

だからひと穴毎にガッツリ気持ちと気合いを入れて縫い続けていくしかない。

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「痛っ‼️」激痛に指先を押さえた。親指の爪と皮膚の間に針が刺さってしまい、ドバドバと血が吹き出してきた。

慌ててティッシュで拭き取り、カットバンで指先を保護。白くキレイなトートが血で染まってしまうのはアカン…。しばらく止血し再び縫い始める。

あと凸ひとつで終わりだ。最後まで集中して2時間掛かってやっと完了。裏返しにしていたトートを元に戻し、ボタンホックを付けてみた。

縫い位置はバッチリ。次は水筒に水を入れてボタンホックの強度をチェック。よし、開かない。開閉も簡単に出来るし、中身もガッツリ見え無くなったよ。これで女房に喜んでもらえるかな。

女房が帰宅し、トートを渡して反応をみた。「可愛い!有難う!」喜んでくれた。これで良かったのだ。

翌日、ふたりで外食に出かけた時。あら、トート使わないのかなぁ?と思いながら身に付けていたのは、サコッシュ。

「母さん、(トート)使わないの?」と聞いた返答は「あれは、夏のシーズンに使おうと思ってるんだ」と。おいおい、季節と言うか、服装に合わせてバッグを選ぶんかい。と言いかけて、それを飲み込む。

右手の親指の付根はまだジンジンと痛むのだが、その痛さが忘れた頃に使ってくれたら嬉しいなぁなんて考えながら、外食先に向かったのでした。

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