【Goldicキャスティング大会】相模湾でマグロ、カツオ、シイラ狙っての大会。
毎年夏に行なって来ている【Goldicシイラ大会】も昨年で10回を終え、今年からはシイラだけでなく対象魚を増やして【Goldicキャスティング大会】として開催することになった。
対象魚はマグロ、カツオ、シイラ。
この3魚種をキャスティングで狙って大会を楽しむというスタイル。参加者は毎年恒例の仲間、また今年初参加のアングラーも居たが皆、スタートから気合いの入った状態で受付を済ませる。
お世話になる船宿は湘南平塚港の「浅八丸」さん。浅八丸さんとは古くからお世話になっており、Goldicオープン時もお祝いに駆けつけて下さったり、様々な大会やイベントに協力してもらっている船宿さん。
よって非常に「ホーム的」な船宿さんだからとても居心地がよいのだ。
さて大会の結果や入賞者はお店のブログで告知済みなので、小生が参加して感じた事や、目についた内容を書いてみたいと思います。
朝6時、平塚新港を出港。
真沖に向かうが、他船からの無線が入り、西に舵を切る。真沖で流れものや潮目、鳥山などを探し続けたのだが、フラツキのシイラすら見つからない状況。
8月から始まったカツオマグロのコマセ釣りポイントはかなり沖に走らないといけないらしく、そこを外すと他のポイントがないのでゲーム展開が難しいのだ。だからゴミや流れものなどが少しでも浮く西のエリアでひとつずつ叩いていった方が効率が良い。
こうして始まったキャスティング大会。
ひとり、またひとり、とシイラのエントリーが続くがどうしてもサイズが伸びない。単発でも良型が出れば、ゲームが面白くなるのだが、60cm前後の細かいサイズばかりに皆苦戦。
ここで大きくポイントを移動する。
真鶴方面まで走ると、見事なサイズのキハダの群れに遭遇。ミヨシに立つアングラーはナブラまでルアーを入れる事が出来ているが、全てのキハダは「無視…」ルアーに見向きもしない。
それもそのはず。
キハダが捕食しているのは、シラスであり、ベイトが小さ過ぎるのだ。これではどのプラグで誘っても口を使わないわけだ。
困った。
でもそのナブラに職漁船がイワシを撒き、散水してくれ始めたので、カツオも同時に沸き始めた。見える雰囲気は、実は最高。でもアングラーのキャストするプラグにはこれでも無反応なのだ。
他船がイワシの泳がせ釣りで何本かマグロをあげている様子を目にした。やはり生き餌でしか、反応をしてくれないのか。落胆気味な空気が船内に漂う。
でもノブ船長は船を回し続け、大会を盛り上げて下さったのだ。マグロ、カツオのキャッチは結局ゼロ。シイラのみで競うカタチになったが、最後まで怪我無く無事に終了する事が出来た。
大会運営の協賛をして下さったメーカー様、また結果発表からの閉会式では「ぜんざいの富士家」の氷ぜんざいが毎年恒例で頂け、暑い湘南で沖縄を感じさせて頂くサービスに皆喜んでいただけました。
ひとり熱中症で頭がツラいとおっしゃっていた方が居たので心配でしたが、2017年も夏の恒例となった【Goldicキャスティング大会】を成功させ、ホッとする小生、スタッフでした。