【patagonia×Danner】“一生涯つづくものって?”2019年リリース。履き心地、最高。
今年2018年秋からダナーとパタゴニアとのコラボレーションブーツを一般公表せずにフィールドで履き続けてきました。
それも、小生のテストフィールドはオフショア。船の上で履く、という任務。
初めてこのブーツをみた時に、「これはウェーディングシューズですか?」と担当の方に聞いてしまった程。
「パタゴニア=ウェーディング」というイメージが小生自体からも離れておらずで、いきなり失礼な質問をしてしまった恥さがある。
小生が使っているモデルは「リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ」という名称で河川で夏場、濡れた状態での立ち込みや沢を上がるフィッシング、またリーフ際で海面を自由に動き回れる様な足下を重視したモデル。
メインとしてはオカッパリのイメージが主体となるのが一般的であるのだが、小生はこうしたカカトがしっかりとしたブーツをデッキ(船の上)で着用することを古くから行なっており、それを知ってか、使わせていただくことになったのだ。
それからというもの、様々な場面でこのリバー・ソルト・ウェーディング・ブーツを履いては船の上で動き回ってきた。
波により横揺れが激しい船の先端(みよし)で身体を安定させるための踏ん張りチェック、ジギングで静止している状態から大型魚をランディング時への動きの俊敏さと足下の軽さ、安定さ。
またキャスティングゲームで100gを超えるプラグを投げ続け、揺れた船上でのプラグ操作のし易さ、ヒットしてからの魚とのファイティング、というテストを行い続けての今に至る。
「可能なかぎり最も優れた耐久性と機能性を備えたウェーディング用ブーツを作るために、フライフィッシングと製品革新に関する私たちの専門知識に、ダナー社が誇る品質と職人技の伝統を組み合わせました。
最も過酷なウェーディングを想定して技術を駆使したこれらのブーツは、オレゴン州ポートランドで手作業で製造されています。
フルグレインレザーとステッチダウン製法を採用し、より長い期間使用しつづけられるよう、使い古しても修理可能なデザイン。
パタゴニアの製造史上最高のブーツとなりました。これが購入されるべき最後のブーツとなることを、私たちは願っています。」
※フィッシング・マーケティング・ストーリー:ダナー・ブーツページより抜粋
パタゴニアのカタログが「リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ」を紹介するページにはこの様に記載され、これから長く使い対付け、もちろんメンテナンスをし続けること、そしてフィールドでの安心感を発表してくれている。
小生も過去、こうしたフィッシングブーツを何足も履き潰してきた。特に海水と強烈な紫外線が重なりあう真夏に塩害から起きるナイロン素材の劣化、そして合皮の消耗劣化、グリップ力効果が重視しなくてはならない本来のソール底、そういったデッキシューズでの必要不可欠なところを全てクリアーし信頼して使い続けることが出来るものとなるでしょう。
《リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ #79310》
「ウェット・ウェーディング、フラット・フィッシング、長いアプローチなどに適した軽さで、淡水でも海水でも優れた機能性と耐久性を発揮するブーツです。
ビブラム・メガグリップのソールが、さまざまな種類の表面でしっかりとした足場を提供します。」
※フィッシング・マーケティング・ストーリー:ダナー・ブーツページより抜粋
2019年、リリース時期が確実に決定したらこの《いいぶさ日記》でも当然リリース告知を致します。
また履き心地の細かな感想もこれからも随時報告していきます。
小生の足のサイズは30cm。今回履かせてもらっている「リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ」のサイズは11#USサイズ。
夏〜秋の時期は薄手のくるぶしが隠れる位のソックス、秋〜晩秋、初冬はニットのハイソックス、真冬は雪山用で一番保温力の高いソックスを着用してのフィールドトライでしたが、全てにおいて密閉に近い保温力で足先を守り、極寒のデッキでもゲームを成立。
夏場〜秋はショートパンツに「リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ」というアクティブな雰囲気を出してのスタイルで強烈な日差しが照りつける船上のデッキ部分でもソール(靴底)がデッキに削られる(溶ける)様な消耗もなく、グレーカラーのソウルなだけにデッキに付着するソールの汚れも目立たなかったのは嬉しく感じたところ。何よりも滑りにくいのがお気に入りなのだ。
リリース間近な「リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ」。
小生の履いた所感を含めた内容でしたが、どうぞお楽しみにして下さいね。