【オーストラリア・ケアンズ】ツアー終了後にカジノで燃え尽きた男達…
ケアンズ滞在ラストナイト。
達成感のあった旅であり、気持ちよくディナーはイタリアンレストランでオージーワインをふんだんに飲み、ピザやパスタ、魚貝類などで楽しんだ。
※写真はイメージです
『この後、どうする?』誰かが飲み足らないのか、遊びたい光線を強く小生に投げかけて来た。
Barに入るか、ビールを買い漁りホテルの部屋飲みにするか、と問いてみるが、どれもNG。『カジノに行ってみたい…』まだ20代後半だった小生、手持ちの余裕などほとんど無かったのだが若さの勢いもあり、それじゃあ、とカジノに繰り出す事になった。
会場は日本のパチンコ屋の様な造りではなく、もっとどっしりとした感じの建物であった。しかし、地味でありながらも夜の蛾や蝶がネオンに引きつけられるような甘い雰囲気は同じであり、まさに「電球チカチカ、ピカピカ」でヤラレ気味な日本人若者数名がゾロゾロと「夜の蛾が灯りに吸い寄せられるかの様」に我々は中へと入っていく。
会場に入り見渡すとカードゲームやら、ルーレットやら。結構なオージーかな?白人の年配が楽しそうにギャンブルをしている。しかしどれも私は情けない事に遊び方を知らない。
唯一出来そうだったのが『スロットマシーン』コインを3枚入れてスロットをガチャンと引き、中のドラムが回り7数字を揃える、それだ。
わからないなりにやってみる事にした。
日本のパチンコ屋でのソレとは違い、しっかりとスロットレバーを引くところに「やってる感」がつたわる。
ドラムがグルグルと回り…案の定、揃わない。まあギャンブルなんてそんなモノ。
私は「釣りという職業自体」が人生のギャンブルみたいなものだから賭け事遊びは全く興味がないのでわからないまま同じ動作をしている。
するとあれっ!【BAR】が揃い、PULLされているコインがどんどん増えていき、いつしか受け皿までいっぱいになって来た。
「もしかして$ドル儲かっちゃうの?」位に興奮して来た。仲間たちも集まって来た。
【BAR】は何度も揃う。こりゃ、もしかして『777』が揃ったら億万長者?なんて笑いながらも翌日の時間もあるし、他の連中は負けが嵩み出していたので適当に切り上げる事に。
※写真はイメージです
カードゲームなんかもやってみたが見事に負け。それでもケアンズ滞在中使った額の何倍もの『キャッシュ』が手に入り、ギャンブルの怖さを深々と感じた夜でした。
…これだから、夢見ちゃうんだろうな。
●オーストラリア渡航回数:20数回
●国内通貨:豪ドル